ラスト・タイムとは? わかりやすく解説

last time

別表記:ラスト タイム

「last time」の意味・「last time」とは

「last time」とは、英語の表現で、直訳すると「最後時間」または「前回」を意味する。しかし、文脈によっては「以前」や「前に」などと解釈されることもある。例えば、「The last time I saw him was at the party.」という文では、「last time」は「前に」や「以前」と解釈され、「彼に最後に会ったのはパーティーの時だった。」となる。

「last time」の発音・読み方

「last time」の発音は、IPA表記では/lɑːst taɪm/となる。カタカナ表記にすると「ラースト タイム」が近い。日本人発音する際には「ラスト タイム」となることが多い。

「last time」の定義を英語で解説

「last time」は英語で"The most recent occasion or instance"と定義される。これは「最も最近機会瞬間」を意味し過去特定の瞬間出来事を指す。

「last time」の類語

「last time」の類語としては、「previous time」や「prior time」がある。これらも同様に過去特定の瞬間出来事を指す表現である。

「last time」に関連する用語・表現

「last time」に関連する用語表現としては、「next time」や「first time」がある。「next time」は「次回」、「first time」は「初めて」を意味し、「last time」同様に時間の流れ順序を示す表現である。

「last time」の例文

以下に、「last time」を使用した例文10個示す。 1. The last time I saw him was at the party.(彼に最後に会ったのはパーティーの時だった。)
2. I did better than the last time.(前回よりも良い結果出した。)
3. The last time we met, we talked about our future plans.(前回会った時、私たち将来の計画について話した。)
4. I hope to see you again, just like the last time.(前回のようにまたお会いできること願ってます。
5. The last time I visited this place was three years ago.(この場所を訪れたのは3年前だった。)
6. I remember the last time we had dinner together.私たち一緒に夕食食べた最後時間覚えている。)
7. The last time I checked, the document was still there.(最後に確認した時、その文書はまだそこにあった。)
8. The last time I went to the beach, I got sunburned.(最後にビーチ行った時、日焼けしてしまった。)
9. The last time I saw a movie in a theater was before the pandemic.(映画館映画見たのはパンデミック前だった。)
10. The last time I spoke to her, she seemed happy.(彼女と最後に話した時、彼女は幸せそうだった。)

ラスト・タイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 18:23 UTC 版)

ラスト・タイム
ローリング・ストーンズシングル
初出アルバム『アウト・オブ・アワ・ヘッズ
B面 プレイ・ウィズ・ファイア
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 1965年1月11日 (1965-01-11) - 12日、1月17日 - 18日
ジャンル ロック
時間
レーベル ロンドン (US)
デッカ (UK)
作詞・作曲 ジャガー/リチャーズ
プロデュース アンドリュー・ルーグ・オールダム
チャート最高順位
  • #1 (UK)、#9 (US)
ローリング・ストーンズ シングル 年表
ハート・オブ・ストーン
1964年
ラスト・タイム
(1965年)
サティスファクション
(1965年)
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ラスト・タイム」(The Last Time) は、1965年に発表されたローリング・ストーンズの楽曲。作詞・作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ

解説

イギリスアメリカ共に6枚目となるシングル。共にB面は「プレイ・ウィズ・ファイア」で、英米でAB面曲が同一となるのはこれで2枚目である。イギリスでは同じデッカ・レコードトム・ジョーンズの「よくあることさ」を蹴落としてグループ3度目のチャート1位を獲得、1965年3月18日付、25日付、4月1日付と3週間その地位を守った[1]。アメリカでは最高9位を記録。バンドにとって通算2度目、そして初のオリジナル曲による全米トップ10入りを果たした[2]

録音は1965年1月10日から11日にかけて、ロンドンのキングスウェイ・スタジオにて行われ、その後ハリウッドのRCAスタジオでボーカルの録り直しが行われている[3]ブライアン・ジョーンズがリードギターを、キース・リチャーズがバッキングのアコースティックギターと間奏のギターソロを担当。また、イアン・スチュワートピアノで、ジャック・ニッチェタンブリンで参加している[4]。曲はステイプル・シンガーズの「This May Be the Last Time」をヒントにしたといわれる[5]

本曲に対する批評筋の評価は「よく出来ているが少し長い」というものから「これまでで最高の作品」という賛辞までまちまちだった。それまでのストーンズの曲の中でもとりわけキャッチーな曲であり、当時の日本のファンクラブでは「コマーシャルすぎるのではないか」と物議にまでなったという[5]。B面曲の「プレイ・ウィズ・ファイア」も本曲に劣らない注目を集め[6]、アメリカのBillboard Hot 100で96位にランクインしている[2]

アメリカでは同年にリリースされた『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』に収録された。イギリスでは1966年のベストアルバム『ビッグ・ヒッツ (ハイ・タイド・アンド・グリーン・グラス)』でアルバム初収録となった。

コンサートパフォーマンス

1965年から1967年にかけてのコンサートで披露されたが、以降は1997年まで30年もの間、セットリストから外された。その後、2012年から2013年にかけてのツアーで披露されている[4]

公式のライブアルバムでは1966年の『ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!』、1998年の『ノー・セキュリティ』に収録されている。

カバー

下記の二者の他、多数のアーティストによってカバーされている。

アンドリュー・オールダム・オーケストラのカバー

ストーンズの初代マネージャーであり、この曲のプロデューサーでもあるアンドリュー・ルーグ・オールダムが、1960年代中盤に企画したプロジェクト「アンドリュー・オールダム・オーケストラ」として、1966年にアルバム『The Rolling Stones Songbook』の中でカバーした。テンポをかなり落とし、全体的にシンフォニックなアレンジが施されており、原曲とはかなりかけ離れた仕上がりとなっている。

1997年、イギリスのロックバンド、ザ・ヴァーヴが自作曲「Bitter Sweet Symphony」で、このアンドリュー・オールダム・オーケストラのバージョンをサンプラーとして使用。ヴァーヴは曲の使用許可を得ていたが、デッカ時代のストーンズの楽曲の著作権所有者であるアラン・クレインが「協定の範囲を超えて使用している」として訴訟を起こし、結局ヴァーブはこの曲の著作権料を放棄させられ、作者クレジットも変更させられた。

ザ・フーのカバー

ザ・フーは1967年6月にジャガーとリチャーズが大麻所持の容疑で起訴された事件を受けて、厳しすぎる処罰に対する抗議と彼等の救援を目的に、本曲と「アンダー・マイ・サム」を6月28日に急遽録音して本曲をA面に収録したシングルを6月30日にイギリスでリリースした[7][注釈 1][注釈 2]。録音時にはベーシストのジョン・エントウィッスル新婚旅行中で不在だったため、ギタリストのピート・タウンゼントベースを演奏した。全英44位[8]

ジャガーとリチャーズは、シングルがリリースされた6月30日には既に釈放されていた[9]

脚注

注釈

  1. ^ 同日にシングル発売元のトラック・レコードイブニング・スタンダード紙に掲載した有料広告によると、ザ・フーはジャガー達が釈放されて再び録音活動ができるようになるまで、彼等の作品を発表し続けることを計画していた。
  2. ^ 編集アルバム『ダイレクト・ヒッツ』(1968年)、CDThirty Years of Maximum R&B(1994年)に収録。

出典

  1. ^ ROLLING STONES | full Official Chart History | Official Charts Company:
  2. ^ a b The Rolling Stones - Chart history | Billboard:
  3. ^ 『ローリングストーンズ/グッド・タイムズ・バッド・タイムズ』 (テリー・ロウリングス/アンドリュー・ネイル/キース・バッドマン著、 筌尾正訳、シンコーミュージック刊、2000年ISBN 978-4401616541 p77、P79
  4. ^ a b The Last Time:” (英語). 2016年8月21日閲覧。
  5. ^ a b 2002年リマスターCD『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』日本版の越谷政義による解説より。
  6. ^ 『ストーン・アローン/下』(ビル・ワイマン/レイ・コールマン著、野間けい子訳、ソニー・マガジンズ刊、1992年、ISBN 4-7897-0781-4 )p22
  7. ^ thewho.com”. 2023年11月10日閲覧。
  8. ^ 『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』(アンディ・ニール/マット・ケント著、佐藤幸恵/白井裕美子訳、シンコー・ミュージック刊、2008年ISBN 978-4-401-63255-8)p325
  9. ^ 『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』(アンディ・ニール/マット・ケント著、佐藤幸恵/白井裕美子訳、シンコー・ミュージック刊、2008年ISBN 978-4-401-63255-8)p149

参考文献

先代
トム・ジョーンズ
よくあることさ
全英シングルチャート 第1位
1965年3月18日 - 4月1日 (3週)
次代
Unit 4 + 2
Concrete and Clay



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