ファイヴ・バイ・ファイヴとは? わかりやすく解説

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ファイヴ・バイ・ファイヴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/02 07:45 UTC 版)

『ファイヴ・バイ・ファイヴ』
ザ・ローリング・ストーンズEP
リリース
録音
ジャンル ロック
時間
レーベル デッカ
プロデュース アンドリュー・ルーグ・オールダム
ザ・ローリング・ストーンズEP アルバム 年表
  • ファイヴ・バイ・ファイヴ
  • (1964年 (1964)
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ファイヴ・バイ・ファイヴ』(Five by Five) は、1964年にリリースされたローリング・ストーンズEPシカゴチェス・スタジオで6月に行われたセッションが収められ、イギリスではデビューアルバムがリリースされて間もなく、8月にリリースされた。

歴史

ミック・ジャガーキース・リチャーズの作詞作曲技能は発展途上で、「エンプティー・ハート」と「南ミシガン通り2120」の2曲が「ナンカー・フェルジ」(バンド作曲のペンネーム)名義で収録された。残りの曲は彼らお気に入りのR&Bカバーで構成される。アンドリュー・ルーグ・オールダムは本作のプロデュースとライナーノーツの執筆を担当し、そこではデビューアルバムが30週間1位であったと記したが、実際には12週間であった。

「南ミシガン通り2120」は2分ほどのショートバージョンで収録されているが、後にアルバム12×5』にフル・バージョンが収録された。

リリースとレセプション

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
Allmusic[1]

『ファイヴ・バイ・ファイヴ』はイギリスのEPチャートで1位を獲得した[2]。一方で本作は1964年後半にリリースされたアメリカでのセカンドアルバム『12×5』のアルバムタイトルと収録曲の基礎を形成した。

イギリス人音楽評論家のロイ・カーは著書「The Rolling Stones: An Illustrated History,」で「ビートルズの4曲収録のEP『ロング・トール・サリー』と並んで、「5 X 5」は疑いなく最初で最後の素晴らしいEPだ。」と記している[3]

『ファイヴ・バイ・ファイヴ』は2004年にアブコ・レコードによるボックスセット『シングルズ 1963-1965』で初めてCDとしてリリースされた。2010年11月には限定版ヴィニールボックスセット『ザ・ローリング・ストーンズ 1964-1969』に収められ、2011年には『60's UK EPコレクション』に収められた。

2013年4月20日には7インチヴィニール盤として再リリースされた。

日本ではロンドン・レコードから12インチ盤としてリリースされた。帯にはおまけとしてコンドームを模した小型のサックが添付された。

収録曲

Side one
#タイトル作詞・作曲時間
1.「イフ・ユー・ニード・ミー」
2.「エンプティー・ハート」ナンカー・フェルジ
3.「南ミシガン通り2120」ナンカー・フェルジ
合計時間:
Side two
#タイトル作詞・作曲時間
4.「コンフェッシン・ザ・ブルース」
5.「アラウンド・アンド・アラウンド」チャック・ベリー
合計時間:

パーソネル

ザ・ローリング・ストーンズ

カバー

「エンプティ・ハート」はMC5によってカバーされた[4]

脚注

注釈

出典




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