ゴーイン・ホームとは? わかりやすく解説

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ゴーイン・ホーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 00:47 UTC 版)

ゴーイン・ホーム
ローリング・ストーンズ楽曲
収録アルバム アフターマス
リリース 1966年4月15日 (1966-04-15)UK
1966年6月20日 (1966-06-20)US
規格 レコード
録音 1965年12月7日 – 10日 (1965-12-07 – 1965-12-10)
ジャンル ロック
ブルースロック
時間 11分13秒
レーベル デッカ・レコードアブコ・レコードUK
アブコ・レコード(US
作詞者 ジャガー/リチャーズ
作曲者 ジャガー/リチャーズ
プロデュース アンドリュー・ルーグ・オールダム
アフターマス収録順
邪魔をするなよ
(5)
ゴーイン・ホーム
(6)
フライト505
(7)

ゴーイン・ホーム」(Goin' Home)は、ローリング・ストーンズの楽曲。1966年発表のアルバム『アフターマス』収録曲。作詞・作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ

解説

11分超の演奏時間は、ストーンズのオリジナルアルバム収録曲の中では最も長い。曲のうち、テーマの部分は最初の3分程度で、残りは全てアドリブの演奏となっている。当初はここまで長くなる予定ではなかったが、ビル・ワイマンによれば誰も演奏を途中で止める合図をしなかったため、ここまで長くなったのだという[1]。このアドリブ部分がパワフルだったため、ノーカットで収録することで全員の意見が一致し、このような形での収録になったという[2]。『アフターマス』には、これまでにない革新的な作風が多く見られたアルバムだったが、この曲もアドリブの演奏をそのまま、さらに11分という長さで全く編集せず収録するという、当時ではある種の実験だった。途中でドラムスが中断する部分があるが、これはキース・リチャーズが着ていたコートチャーリー・ワッツに向かって投げつけたためである[1]

アメリカの一部の放送局では、歌詞に性的な表現があるとして放送禁止の措置をとった。フランスでは、曲をA、B両面に分けてシングル・カットしている[3]。ストーンズのステージにおいては1967年にしか披露されていないが[4]ミック・ジャガー1995年のインタビューで「すごくブルージーな曲」と、この曲について言及している[5]

レコーディング・メンバー

脚注

  1. ^ a b 『ストーン・アローン/下』(ビル・ワイマン/レイ・コールマン著、野間けい子訳、ソニー・マガジンズ刊、1992年、ISBN 4-7897-0781-4 )106頁
  2. ^ 『ストーン・アローン/下』(ビル・ワイマン/レイ・コールマン著、野間けい子訳、ソニー・マガジンズ刊、1992年、ISBN 4-7897-0781-4 )130頁
  3. ^ 『アフターマス』日本版リマスターCD(2002年)の越谷政義による解説より。
  4. ^ a b c d e f g h Going Home:” (英語). 2016年12月8日閲覧。
  5. ^ SIGHT VOL.14 特集「ロックの正義!!ストーンズ全100ページ」(株式会社ロッキング・オン2003年)49頁。



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