メイガとは? わかりやすく解説

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めい‐が〔‐グワ〕【名画】

読み方:めいが

すぐれた絵。名高い絵。

すぐれた映画


めい‐が【××蛾】

読み方:めいが

翅(りんし)目メイガ科昆虫総称。翅(はね)の開張1〜2センチくらい。体は細長く、翅は体のわりに大きく、足は細い。夜行性灯火によく集まる。種類が非常に多く幼虫さまざまな植物加害し、大害もあり、髄虫(ずいむし)(螟虫(めいちゅう))とよばれる。ニカメイガ・イッテンオオメイガ・ツトガなど。《 夏》


螟蛾

読み方:メイガ(meiga)

ずいむし羽化した


メイガ

食品害虫(1) メイガ
この群に属す害虫
特徴
 メイガ類はチョウ目メイガ科属す昆虫で、その多く野外性のガで、農業害虫知られているものも少なくありません。またメイガの仲間には、貯蔵穀類穀粉、その加工品などを食するものもおり、いくつかの種類世界的な食品害虫となってます。
 ノシメマダラメイガノシメコクガとも呼ばれ全世界分布し、最も著名な食品害虫として知られています。ヌカ小麦粉などの穀粉を最も好みますが、穀類乾燥果実、コーヒー豆調味料クッキーチョコレートなどの菓子類飼料ペットフードなど、極めて多く食品から発生します食害するのは幼虫のみで、成虫は餌をとらずに交尾産卵します。年に3~4回発生し幼虫越冬します。
 ほかにスジコナマダラメイガスジマダラメイガ世界中分布し同じく穀粉飼料などから発生します。カシノマダラメイガ、コメノシマメイガなども穀粉飼料などから発生しますが、これらは古くなって変質したものを好むようです
防除
 食品害虫共通して言えることですが、餌となりやすい穀粉乾麺乾燥食品などは密閉性の高い保管容器入れて保管します。こぼれ落ちた食品屑や穀粉の粉溜まり早めに掃除し発生源無くすことが基本となります。特に米びつ周辺米粉ヌカなどが溜まっていると発生源になりやすいので、日頃よく清掃しておきますまた、唐辛子などの調味料外蓋空いていると、ふりかけ穴から侵入して中で幼虫生育していることもありますので、注意が必要です。
 成虫に対してピレスロイド系殺虫剤噴霧すれば殺虫できます発生した食品にはエアゾール吹きかけてただちに廃棄し周辺清掃します室内多数飛び回っていたら、市販燻煙剤全量噴射エアゾール室内充満させます。これらは溜まった粉の中にいるまでは全滅させることはできませんので、よく清掃した後で使用する効果的です。
 これらのメイガ類は、ガの仲間であっても夜に光に誘引されません。したがってライトトラップではほとんど捕獲できません。しかしノシメマダラメイガ用のフェロモントラップ市販されており、雄成虫捕獲効果が非常に高いので、発生しているかどうかをすぐに知ることができます。また成虫早期捕獲することは、食品などへの混入異物を防ぐのにも役立ちます普段なかなか気付きませんが、ノシメマダラメイガ一般家屋周辺にも高頻度生息してます。なお、このフェロモントラップスジコナマダラメイガスジマダラメイガにも共通して使用できます


螟蛾

読み方:メイガ(meiga)

メイガ科昆虫総称


明河

読み方:メイガ(meiga)

無数の星の密集が銀光を帯びた川のように空を取りまいているもの

季節

分類 天文


螟蛾

読み方:メイガ(meiga)

種類一つ

季節

分類 動物


メイガ上科

(メイガ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/31 13:02 UTC 版)

メイガ上科 Pyraloidea
ノシメマダラメイガ Plodia interpunctella
(2009年2月5日)
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目(チョウ目) Lepidoptera
階級なし : 有吻類 Glossata
階級なし : 異脈類 Heteroneura
階級なし : 二門類 Ditrysia
上科 : メイガ上科 Pyraloidea
和名
メイガ上科

メイガ上科Pyraloidea)は、鱗翅目(チョウ目)に属する昆虫上科のひとつ。メイガ科とツトガ科を含み、害虫とされるさまざまな種が属する。

人との関係

ニカメイガ、サンカメイガ、アワノメイガなどの農業害虫や、養蜂に関する害虫であるハチノスツヅリガ、貯穀害虫として有名なノシメマダラメイガなど害虫として重要な種が多く含まれる。また、人工的に養殖されたものが釣り餌として用いられる場合もある。

下位分類

以下の分類は岸田(2011)[1]および神保(2020)[2]に拠る。

ノメイガ亜科およびミズメイガ亜科をツトガ科ではなくメイガ科に含めたり、セセリモドキガ科やマドガ科を本上科に含めたりする分類体系もあるため、分類に関する記述には注意が必要である[3]

脚注

  1. ^ 那須義次、岸田泰則、広渡俊哉 編『日本産蛾類標準図鑑4』学研プラス、2013年5月30日。ISBN 978-4-05-405110-2https://hon.gakken.jp/book/1340384600 
  2. ^ 神保宇嗣 (2020年). “List-MJ 日本産蛾類総目録 version 3”. 2020年12月23日閲覧。
  3. ^ 神保宇嗣 (2008年). “List-MJ 日本産蛾類総目録”. 2020年12月23日閲覧。

関連項目

外部リンク


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