ミステリー社の仲間たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:10 UTC 版)
「スクービー・ドゥー (フィクション作品)」の記事における「ミステリー社の仲間たち」の解説
クルッパー / スクービー・ドゥー(Scooby-Doo) 声優:熊倉一雄 → 楠見尚己 / ドン・メシック(英語版) → スコット・イネス(英語版) → フランク・ウェルカー 本作の主人公である、舌足らずな口調で喋るグレート・デーン 。一部作品での本名はスクーバート・"スクービー"・ドゥー。身体は大きいが臆病で常に腹を空かせている。だが、臆病ゆえの行動で事件解決への糸口を発見する。食べ物に関してはシャギーを出し抜き彼の分まで食べることが多く、モンスターが現れるとすぐに逃げるなど少々忠誠心に欠けるが仲は良い。また、逃げる際には変装をして相手の目を欺いたり、調子にのっておちょくったりすることも少なくない。事件解決後に「スクービー・ドゥービー・ドゥー!」と決め台詞を言うのがお約束。また自分が犬だと自覚していないのか、指摘される度に「犬、ろこ(どこ)?」と聞き返すことが多い。『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』にゲスト出演しており、相棒のシャギーを演じたマシュー・リラードを威嚇した。 名前の由来は子犬だったころにシャギーが食べていたお菓子からつけられた。 ボロピン / ノーヴィル・"シャギー"・ロジャース(Norville "Shaggy" Rogers) 声優:高松しげお → 桜井敏治 / ケイシー・ケイサム → ビリー・ウェスト → スコット・イネス → マシュー・リラード スクービーの飼い主であり親友。スクービーと同じく臆病な性格。痩躯の優男だが、「人の4倍は食べる」と自分でも豪語するほどの大飯食らい。桜井敏治が演じるシャギーは、一人称は「僕」で「えっと(like)」「どっひゃー!(Zoinks!)」が口癖で他のシリーズでもこれが定着している。スクービーの親戚と彼の親戚は彼ら同様、皆怖がりである。毎回スクービーに食べ物を横取りされるがそれで喧嘩になることはない。不幸体質でスクービーと二人っきりの時に限ってモンスター(犯人)に会うことが多くそれで囮役をされることが多い。『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』で実写版で自身を演じたマシュー・リラードと共演しており、(声も実写と同じ藤原啓治が演じている)自分を演じた彼の演技に不満を言った。一部の作品では一人称が「俺」になっている。 ハンサム / フレッド・ジョーンズ(Fred Jones) 声優:市川治 → 谷山紀章 / 高杉義充(モンスターズ・ハリウッド) / フランク・ウェルカー 4人組のイケメンのリーダー。少々キザでダフネと行動することが多い。首元にアスコット・タイ を巻いており、思い入れが強いゆえにスカーフ呼ばわりされると機嫌を損ねる。かわいい女の子には弱く、それが災いして酷い目に遭うこともある。また、愛車であるミステリー・マシーンやモンスターを捕獲するための罠に情熱をかける一方、そのやる気が空回りしてしまう間の抜けたところもあるが運動神経が良く勇敢な為、頼りにされている。実写では、やや自己中心な部分があり、ヴェルマと対立し解散したこともある。OVA「ゾンビ島」では引退後、ダフネのカメラマンとして働き、再結成をするきっかけを作る。 メガコ / ヴェルマ・ディンクレー(Velma Dinkley) 声優:丸山裕子 → 半場友恵 / 芽衣(モンスターズ・ハリウッド) / ニコール・ジャフェ → パット・スティーブンス → B.J. ウォード → ミンディ・コン → ケイト・ミクーチ メガネをかけた赤髪のおかっぱの女の子。冷静な判断力と頭脳を活かして、手がかりの分析や発明などで仲間を助けるまとめ役。彼女の推理が事件解決につながることが多い。一部の作品ではシャギーのことが気になるようで、何かあるたびにシャギーに対して「犬(スクービー)と私とどっちを選ぶ?」などと問いかけることがあるが彼にはいつも誤魔化されている。疑り深い面があり、怪しいと睨んだ人物相手には慎重な行動を取る。メガネを落としては「メガネがないと何も見えない!」とうろたえる羽目になるのがお約束。主に驚いたときに言う「ウソでしょ!?(Jinkies!)」が口癖。 ジェニー / ダフネ・ブレイク(Daphne Blake) 声優:丸山裕子 → 斎藤恵理 / 米本早希(モンスターズ・ハリウッド) / ステファニアンナ・クリストファーソン → ヘザー・ノース → ケリー・マーティン → メアリー・ケイ・バーグマン → グレイ・デリスル スクービー達と旅をしている美人の女の子。実家は裕福である。『スクービー&スクラッピー ドゥー』では、彼女のみ同行したシリーズがある。OVA「ゾンビ島」では、幽霊の正体がいつもトリックやインチキであるため、引退しTV局でリポーターをやっている。「囚われの乙女」としてモンスターに拐われることも多いが、実写版をはじめいざというときは相手に果敢に立ち向かう武闘派な一面も描写されるようになった。主に驚いたときに言う「ジーパーズ! (Jeepers!)」が口癖。
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