マイ・ウェポン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/20 00:03 UTC 版)
主人公らエクス・ガリバーの店員たちがケンジに作ってもらった各々専用の武器。非常に個性的なものが多く、一見武器とは思えないものもいくつかある。 スナイパー・ポーチ マーガスのマイ・ウェポン。マーガスお気に入りのウエストポーチをケンジが改造したもの。中に入っているカラクリゼンマイと投擲武器の後端にメタルワイヤーが結ばれており、武器を投げた後でもボタンを押せば自動的にポーチの中へと巻き戻ってくる。現在は吹雪のダーツと地獄の薔薇が組み込まれている。 アモスの剣 ジャンのマイ・ウェポン。アモスの水を売る際のデモンストレーションのために作られた。刀身が円錐状になっていて、刀身の下についているボタンを押すと水が出てくる。試作段階では、水の容量・水流の勢い共に大したことはなかったが、ミニィが燈の国から持ち帰った水龍石を組み込むことにより完成形となり、滝のような鉄砲水を発射できるようになった。その後、ケンジの半年以上の研究により、鉄砲水がまるで水竜のような形になる「アモスの剣・ブルードラゴンモデル」となった。 ビッグバン・ソード イッコのマイ・ウェポン。1メートル半はあるバスタード・ソードだが、完全に威力重視のために強度は無いに等しく、よくて2撃で粉砕する。その分威力は折り紙つきで、灼熱竜の鱗を砕き傷を負わせた。その後、ミニィが燈の国から持ち帰った重力石により、ビッグバン・ソード・グラビティとなって生まれ変わった。崩壊後もケンジの手により何度か作られている。ビッグバン・ソード・グラビティ イッコのマイ・ウェポン。「潔くない」とのイッコの意見により、強度はビッグバン・ソードよりさらに劣り、一度使えば必ず壊れるようになった。新たに組み込まれた重力石によって、斬った相手の重力をゼロにし、ものすごい距離まで吹き飛ばせるようになる。その飛距離はビッグバン・ソードの5倍から6倍。なお、この際に壊れるのは刀身のみであり、ケンジによると「コアさえ残っていれば復元は簡単」。メタル・ウィンドウをフランの外までふき飛ばすなど、かなり常識外の威力である。イッコの剣話によってパワーアップすると平原に大穴を穿ち、周辺の地図の修正が必要になるほどの大出力を見せた。一撃の威力だけで言えば、世界最高クラス。 ビッグバン・ソード・レジェンド イッコのマイ・ウェポン。連続した戦闘でも使えるようになったビッグバン・ソード。ケンジの集大成の一つ。見た目はいびつな形をした小振りの剣だが、相手の打撃攻撃の衝撃を吸収し、倍にして返すことができる。使用中にイッコの命令に応え、様々な形に変形したが、これがレジェンドの能力なのか、イッコの持つ剣話の能力の産物なのかは不明。 改造エンジェル・ボウ ノンのマイ・ウェポン。元々は女性用の片手ボウガンだったエンジェルボウを改造したもの。両手用になり、ノンの「少しでも手に馴染んだものを飛ばしたい」という要望から、矢ではなく包丁を飛ばすボウガンとなった。 ジェノサイド・エンジェル ノンのマイ・ウェポン。普段はタイヤ付きのスーツケースだが、変形すると、三脚の上に巨大なボウガンが乗っているという、だいぶ危険なフォルムになる。一分間で120発もの包丁を発射することができるという凶悪な性能を誇り、もはや武器というより兵器。 旦那のデクと徹夜で考えた決め台詞は「今宵の天使は愛に飢えている」。この決め台詞はドノヴァンのものをもじったもの。 ロンギヌスのモップ ドノヴァンのマイ・ウェポン。武器としてのモップ、というコンセプトで作られている。ブルーメタル製で棍棒としての威力もあり、毛の部分には竜の髭が使われており、炎を打ち消す効果がある。天下一武器屋祭で折れてしまったが、その後ロンギヌスのモップ2として復活した。ロンギヌスのモップ2(セカンド) ドノヴァンのマイ・ウェポン。見た目はロンギヌスのモップと大差は無いが、モップがけをすればするほど、摩擦でエネルギーが蓄積されていき、チャージが完了したときには赤く輝く。チャージ完了時の威力はビッグバン・ソードと同程度。決め台詞は「今宵のロンギヌスは血に飢えている…」。 ゴローちゃん ミニィのマイ・ウェポン。金槌くらいの大きさのロッドで、先端部分がかわいらしい熊の顔の結晶になっている。ロッドの柄を回すと熊から骸骨の顔へと変形し、その状態でさらに回すと目の部分から痺れ薬を発射する。 妖刀源磁ムラマサ ケンジのマイ・ウェポン。妖刀ムラマサをベースに改造されたもの。竜革の手袋を改造したグラブと鞘に、ミニィ経由で密輸された超磁石がはめ込んであり、呼べば飛んでくるケンジの相棒刀。そのかわりに攻撃力、耐久力、コストパフォーマンス全てが史上最弱。
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