ベネット大学
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「バイオハザード〜マルハワデザイア〜」の記事における「ベネット大学」の解説
シンガポールにある大学。リッキーはこの大学の理工学部に学生として、ダグは教授としてそれぞれ在籍している。学内の食堂ではチャンポンをはじめとした日本料理などもあり、ダグによると月に一度、教職員限定の試食会なども行われている模様。 リッキー・トザワ 本作の主人公。20歳。ベネット大学理工学部2年生で、従来のバイオハザードシリーズの主人公と違い、特別な知識や技術を持たない一般人だが、逆境には強い。陽気かつ熱くなりやすい性格で、曲がったことや筋の通らないことを嫌う正義漢であるため、過剰なまでにバイオテロや不祥事を隠蔽し続けるグラシアを当初は快く思っていなかったが、後に彼女が人知れず苦悩を抱えていたことを知ってからは多少理解を示すようになり、彼女の非業な最期を目の当たりにした際には同情し、エピローグではダグの墓参りの際に彼女の事も弔っている。 大学教授のダグ・ライトは叔父で、10年前に母を亡くして以来世話になっており、校内でも「叔父さん」と慕っている。彼女ができたことはないが女好きで、授業もおろそかにして単位不足による留年寸前だったため、単位獲得を条件にダグの助手としてマルハワ学園へ向かうことになる。そして、学園内で密かに発生していたバイオハザードの原因究明にダグと共に乗り出す。 序盤でゾンビ化したアリサに噛まれるが接触感染ではなかったことが幸いし、ウイルスに感染してのゾンビ化もまぬがれている。マルハワ学園の調査を通じて事件の真相を暴き、グラシアに先んじてその黒幕であったビンディの本性に気づくも、あと一歩のところでバイオテロを阻止できず、気絶させられる。意識を取り戻した時にはすでに学園は壊滅状態となっており、絶望的な状況下で親しい者や親しくなった者を次々と失い、一度は自殺しようとするが、すんでのところで駆け付けた国連管轄の対バイオテロ組織、BSAAのクリスたちと合流する。苦悩しながらもゾンビ化したダグを自らの手で射殺し、元凶であるビンディと実験体C16をクリスたちと共に撃破して脱出。今回の事件における(BSAA関係者を除いた)唯一の生還者となった。 生還後は大学中退から行方不明を経て、「闘いを収束させる」という叔父・ダグとの約束を果たすべく、ジャーナリスト見習いとなっており、事件終結から数か月後にはフードの女の正体を探るためにカメラと拳銃を手に、バイオテロに見舞われた中国の蘭祥(ランシャン)を訪れてその様子を撮影し、道中ジュアヴォに襲われている親子を助けている。同じく中国に到着していたクリスには再会こそしなかったが、その場を任せて、戦う彼の姿をカメラに収めている。 「しびれるねぇ」が決め台詞。 使用武器はタヒルを介してグラシアより支給されたグロック17(マルハワデザイア)で、マルハワ学園から生還後はベレッタM92を使用している(後日談)。劇中の他に単行本カバーイラストではブローニングHP(第1巻)、MAC-11(第4巻)を携えている。 ダグ・ライト 本作の準主人公。リッキーの叔父で、ベネット大学理工学部教授。44歳。細菌学を専攻しており、ウイルスや生物兵器に関して豊富な知識を持つ。マルハワ学園の理事長グラシアとは、かつての恋人同士。BSAA極東支部のアドバイザーでもあり、民間人の立場でありながらラクーンシティ壊滅の真相がt-ウィルスの蔓延とその滅菌作戦としてアメリカ政府により発射された核ミサイルによることも知っている。 グラシアの過剰なまでに事実の隠蔽を働く姿勢にはリッキー同様に懐疑心を抱くが、グラシアやタヒルたちが文化祭の一件をすべてビンディが元凶であると擦り付ける形で沈静化させた際には、激昂するリッキーと違ってその手段をやむを得なかった方法であると理解を示すなど、多少冷徹ながらも現実的な判断力も持ち合わせている。 実験体C16との戦闘でリッキーを庇って重傷を負い、学園の医務室に搬送される。その後、医務室のベッドで昏睡中にC16によってゾンビ化させられ、リッキーの手で倒された。事件終結後、遺体はグラシアの隣の墓に埋葬された。 使用武器はタヒルを介してグラシアより支給されたベレッタM92だが、劇中では発砲していない。
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ベネット大学
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「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事における「ベネット大学」の解説
リッキー・トザワ (Ricky Tozawa) 年齢:20歳 (2012年当時) 『MD』の主人公。ベネット大学理工学部2年生で、従来のバイオハザードシリーズの主人公と違い、特別な知識や技術を持たない一般人だが、逆境には強い。陽気かつ熱くなりやすい性格で、曲がったことや筋の通らないことを嫌う正義漢であるため、過剰なまでにバイオテロや不祥事を隠蔽し続けるグラシアを当初は快く思っていなかったが、後に彼女が人知れず苦悩を抱えていたことを知ってからは多少理解を示すようになり、非業な最期を目の当たりにした際には同情し、エピローグでは彼女のことも弔っている。 大学教授のダグ・ライトは叔父で、10年前に母を亡くして以来世話になっており、校内でも「叔父さん」と慕っている。彼女ができたことはないが女好きで、授業もおろそかにして単位不足による留年寸前だったため、単位獲得を条件にダグの助手としてマルハワ学園へ向かうことになる。 序盤でゾンビに噛まれるが接触感染ではなかったことが幸いし、ウイルスに感染してのゾンビ化もまぬがれている。マルハワ学園の調査を通じて事件の真相を暴き、グラシアに先んじてその黒幕であったビンディの本性に気づくも、あと一歩のところでバイオテロを阻止できず、気絶させられる。意識を取り戻した時にはすでに学園は壊滅状態となっており、絶望的な状況下で親しい者や親しくなった者を次々と失いながら、国連管轄の対バイオテロ組織BSAAのクリスたちと合流する。元凶であるビンディと実験体C16をクリスたちと共に撃破し、今回の事件における(BSAA関係者を除いた)唯一の生還者となった。 生還後は大学中退から行方不明を経てジャーナリストとなっており、事件終結から数か月後にはバイオテロに見舞われた中国の蘭祥(ランシャン)を訪れている。 「しびれるねぇ」が決め台詞。 使用武器はタヒルを介してグラシアより支給されたグロック17(マルハワデザイア)で、マルハワ学園から生還後はベレッタM92を使用している(後日談)。 ダグ・ライト (Doug Wright) 年齢:44歳(2012年当時) 『MD』に登場するリッキーの叔父で、ベネット大学理工学部教授。細菌学を専攻しており、ウイルスや生物兵器に関して豊富な知識を持つ。マルハワ学園の理事長グラシアとは、かつての恋人同士。BSAAのアドバイザーでもあり、民間人の立場でありながらラクーンシティ壊滅の真相がt-ウィルスの蔓延とその滅菌作戦としてアメリカ政府により発射された核ミサイルによることも知っている。 グラシアの過剰なまでに事実の隠蔽を働く姿勢にはリッキー同様に懐疑心を抱くが、グラシアやタヒルたちが文化祭の一件をすべてビンディが元凶であると擦り付ける形で沈静化させた際には、激昂するリッキーと違ってその手段をやむを得なかった方法であると理解を示すなど、多少冷徹ながらも現実的な判断力も持ち合わせている。 実験体C16との戦闘でリッキーを庇って重傷を負い、学園の医務室に搬送される。その後、医務室のベッドで昏睡中にC16によってゾンビ化させられ、リッキーの手で倒された。事件終結後、遺体はグラシアの隣の墓に埋葬された。 使用武器はタヒルを介してグラシアより支給されたベレッタM92だが、劇中では発砲していない。 タロウ・ヨシハラ(Taro Yoshihara) 『MD』に登場するナナン・ヨシハラの実父。経営していたレストランの倒産後にベネット大学の食堂のシェフを務め、特製のチャンポン麺はリッキーをはじめ生徒たちの人気メニューになっている。ダグ教授とリッキーの消息を追って訪れたクリスたちがマルハワ学園に行くことを知り、娘のナナンの捜索を依頼する。事件後は娘の死のみを知らされる。
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