フランソワーズ・ジルーとは? わかりやすく解説

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フランソワーズ・ジルー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 10:19 UTC 版)

フランソワーズ・ジルー (Françoise Giroud; 1916年9月21日 - 2003年1月19日)は、フランスジャーナリスト、映画脚本家作家政治家である。14歳のときからパリ書店で働き、その後、マルク・アレグレフランス語版監督の誘いで映画界に入り、アレグレ、ジャン・ルノワールジャック・ベッケルなどの映画のスクリプター、脚本家、助監督として活躍。第二次世界大戦中にレジスタンスに参加し、1944年ゲシュタポに逮捕され、フレンヌ刑務所に収容された[1]1946年、『ELLE』誌(1945年創刊)の編集長に抜擢され、1953年には、インドシナ戦争の和平解決を説くピエール・マンデス=フランスを支持する目的で、ジャン=ジャック・セルヴァン=シュレベールフランス語版と共に『レクスプレスフランス語版』誌を創刊。アルジェリア戦争中は同誌にて植民地主義、特にフランス軍による拷問を厳しく批判した。1974年ヴァレリー・ジスカール・デスタン大統領により女性の地位副大臣に任命され、引き続き1976年からは文化副大臣を務めた。その後、再び執筆に専念し、『アルマ・マーラー』、『マリー・キュリー』、『イェニー・マルクス』などを著した(いずれも邦訳されている)。


  1. ^ “Françoise Giroud a été incinérée” (フランス語). L'Obs. (2003年1月19日). https://www.nouvelobs.com/culture/20030119.OBS5526/francoise-giroud-a-ete-incineree.html 2018年11月9日閲覧。 
  2. ^ a b c d e Françoise Giroud (1916-2003). Un destin : de la presse à la politique (Nicole Lucas)”. 2018年11月9日閲覧。
  3. ^ a b c Françoise Giroud, une femme influente au féminisme ambigu (Élaine Audet)”. 2018年11月9日閲覧。
  4. ^ Boutique, Elle. “ABOUT ELLE / Page / Japan / Home Page - Elle Boutique” (日本語). www.ellebrand.jp. 2018年11月9日閲覧。
  5. ^ a b フランソワーズ・ジルー Francoise Giroud一 女性ジャーナリストのパイオニア、86歳で亡くなる。 | OVNI| オヴニー・パリの新聞” (日本語). ovninavi.com. 2018年11月9日閲覧。
  6. ^ “Françoise Giroud, pionnière de la modernité” (フランス語). Madame Figaro. http://madame.lefigaro.fr/societe/francoise-giroud-pionniere-de-modernite-160111-122391 2018年11月9日閲覧。 
  7. ^ a b Laure Adler (2011). Françoise. GRASSET 
  8. ^ a b Match, Paris. “Françoise Giroud. La journaliste amoureuse” (フランス語). https://www.parismatch.com/Culture/Livres/Francoise-Giroud-La-journaliste-amoureuse-146836 2018年11月9日閲覧。 
  9. ^ “Le roman d'une Parisienne” (フランス語). LExpress.fr. (2003年1月23日). https://www.lexpress.fr/actualite/politique/le-roman-d-une-parisienne_497046.html 2018年11月9日閲覧。 
  10. ^ Les femmes et le pouvoir - Sénat”. www.senat.fr. 2018年11月9日閲覧。
  11. ^ Marie Curie, une femme honorable (TV Mini-Series 1991– ), http://www.imdb.com/title/tt0098852/reference 2018年11月9日閲覧。 


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