書店員から映画界へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 10:19 UTC 版)
「フランソワーズ・ジルー」の記事における「書店員から映画界へ」の解説
1927年に父サーリフが死去。フランソワーズは学業を断念し、タイピストの資格を取得した後、家計を助けるために14歳のときからパリ(ラスパイユ大通り)の書店で働き始めた。ここでマルク・アレグレ(フランス語版)監督に出会い、アレグレの紹介で短期間だがアンドレ・ジッドの秘書を務めた後、イヴ・ミランド(フランス語版)監督の『バカラ』で助監督を務め、さらにアレグレの映画やジャン・ルノワール監督の映画『大いなる幻影』(1937)で、フランス最初の女性スクリプターとして活躍した。次にジャック・ベッケル監督の映画で脚本を担当し、この頃から、本名のグールジではなく、フランソワーズ・ジルーの名前を使うようになった(「ジルー (Giroud)」は「グールジ (Gourdji)」のアナグラムである)。
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