バグデス&バグバイツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 10:12 UTC 版)
「カミワザ・ワンダ」の記事における「バグデス&バグバイツ」の解説
ドン・バグデス 声 - 麦人 ワンダー星を壊滅状態まで陥れた邪悪な生命体。 究極の進化を遂げて全宇宙を支配するため、かつてワンダー星と交流を経て文明を発展させ、ワンダー星の壊滅の際に成し遂げられなかった負のエナジーを補うために地球を狙う。 その実態はワンダー星のマザーコンピューターに生じたバグが突然変異したバグミンで、究極進化していない状態でもファクトプロミン2体を圧倒する力を持つ。 45話で究極の進化に必要な負のエナジーが集まったことで究極進化を果たすが、ワンダープロミンによって消滅した。しかし完全に消滅したわけではなく、計画を邪魔した復讐としてワンダー星に向かうユート達を道連れにしようとするが、マイティに阻止され、最後はファクトプロミンの総攻撃により完全に消滅した。 バグバイツ 何処かに捨ててあった3体の人形がバグデスによって自我を植え付けられた姿でいわゆる三悪に相当する。精神態のバグデスに代わり、ワザワイプログラムによってバグミンを生み出す役目を任された。 8話での図書館のクイズバトルで解答者としてユートたちの前に初めて姿を現し、続く9話でユートとワンダに復讐すべく、バグジェットミンを使って2人を引き離し、大半のプロミンを奪い再びバグミン化させるが、10話で記憶を取り戻し帰還したワンダとユートの連携プレイによって再度デバッグされたことで作戦は失敗に終わってしまい、以降は当初のようにこつこつとバグミンを生み出し続けているが、バグミンだけの力だけでなく、自らユートたちの前に現れては妨害することが多くなった。また、自業自得とはいえ生み出したバグミンのバグワザの被害を自らが受けることもしばしば。失敗するたびバグデスからお仕置きを受けているらしく、人形だった頃は酷い扱いを受けていたため、バグデスから元の人形に戻される事を恐れている。 バグデスに生み出された存在であるが、ミライの歌を聴いて感動したり、地球の和菓子に舌鼓も打つなど人間らしいところがあり、25話ではユートとマサトにバグミンを捕獲され続けられたことに目的の限界を感じ、何処か遠くへ逃走を図ろうとしたこともあった。45話では究極進化を果たしたバグデスのバグワザの被害に遭うがユート達に助けられ、そのお返しとしてグレイトを騙し、バグデスに反抗する。最終話でバグデスの消滅により人形に戻るが、自我は残っていた。 なお、3人の名前の由来はデータ量やコンピュータの記憶装置の記憶容量の大きさを表す単位のひとつ、テラバイト(TB)、およびメガバイト(MB)、ギガバイト(GB)に由来する。テララ 声 - 加藤英美里 バグバイツの女リーダーで、少女の人形から生み出された。主にワザワイプログラムをばら撒く役割をしている。 あんみつが好物で、逃走の際には「小さなあんみつ屋を始めよう」と語っていた。 メガガ 声 - 浜添伸也 バグバイツのキザな優男で、ゴム人形から生み出された。テララに忠実だが時折女たらしな一面も。元々がゴムで出来ているため身体を自由に伸縮させる事ができる。かき氷が好物。 ギガガ 声 - 拝真之介 バグバイツのゴリマッチョな巨漢で、プラスチック製のレスラーの人形から生み出された。かなりの怪力持ち。語尾に「~だぎゃあ」とつける。みたらし団子が好物。 グレイト 声 - 山路和弘 シベリアンハスキーに似たワンダー星の宇宙犬。 バグバイツにワンダー星のパーツを提供し、カミワザシェイカー製作の援助をするが、そのシェイカーはファクトプロミンを始末する計画の一環としてわざとマサトに奪わせていた。また、ワザワイプログラムに似た物体を使ってバグミンのバグを強化することができ、バグヤジロミンを巨大化させた。42話で再びバグバイツの前に現れ、バグデスに指揮を任される。 元はワンダー星一の科学者だったが、開発したマザーコンピューターに生じたバグからバグデスが誕生したのを見て、我が子同然とするバグデスを究極進化させるべく裏でバグミンを大量発生させてワンダー星が壊滅する原因を作った。 最後はバグデスの消滅と共に消えていった。
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