ドームコンサートでの主な出来事
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1988年4月4日・4月5日、BOØWYが東京ドームで『LAST GIGS』を開催。バンド活動に終止符を打った。 1988年4月11日、美空ひばりは日本人ソロ歌手かつ演歌歌手として初めてのコンサート『不死鳥コンサート』を開催。復帰は絶望的と言われた難病から復活のためチケットは即完売し「伝説のコンサート」と呼ばれた。この後、横浜アリーナでもこけら落しコンサートや全国ツアーも開催予定であったが、東京ドームコンサートから1年2ヵ月後の1989年6月24日に帰らぬ人となってしまった。2015年現在、ドーム球場でワンマン公演を行った演歌歌手は美空ひばりだけである。 1992年5月15日、長渕剛が『LIVE'92 JAPAN』東京ドーム公演を開催。センターステージでの弾き語り形式でおよそ65,000人の観客を動員した。 1993年12月30日・12月31日、X JAPANが東京ドームで行ったライブ『日本直撃カウントダウン X JAPAN Returns』はドーム球場で日本人ミュージシャンが最初に行った「年越しライブ」である。このライブは、世界進出に向けて「X JAPAN」とグループ名を改名してから最初のライブでもあった。ライブでは1曲の演奏時間が30分弱ある「ART OF LIFE」を含む15曲を演奏し、1997年の解散ライブ『The Last Live』とともにファンの間では伝説のライブとなっている。 1997年8月2日、東京ドームでコンサートを開催したミュージシャンとして安室奈美恵が史上最年少ソロアーティスト(当時19歳10ヶ月)の記録を残している。2012年には、20周年を記念し行われた、『namie amuro 5 Major Domes Tour 2012 〜20th Anniversary Best〜』では、8公演で約34万人を動員し、女性ソロアーティスト史上最多動員記録となった。尚、2017年から2018年にかけては、17公演で約75万人を動員した。これは、自身が持つ女性ソロアーティスト最多動員記録を塗り替え、さらに、国内ソロアーティスト最多動員記録となった。 2001年1月8日、THE YELLOW MONKEYが初の東京ドーム公演の中でバンド活動を完全休止することを宣言した。復活を約束するも、3年後の2004年7月7日、正式に解散した。2004年12月26日には休止宣言をした東京ドームにメンバーが再集結し『THE YELLOW MONKEYの葬式』として1曲『JAM』のみを演奏した。事実上、2001年の東京ドーム公演がラストライブとなった。 2001年6月29日、ゆずが東京ドームで弾き語り形式のライブ『ふたりのビッグ(エッグ)ショー』を開催。 2006年1月13日、SPIRAL SPIDERSがインディーズバンド初となる東京ドーム公演を開催。観客動員数は200人と史上最少規模であった。客席はグラウンド上にござを敷いて設置された。 2008年3月28日、前年に活動再開を発表したX JAPANが再開後初となるライブ『攻撃再開 2008 I.V.〜破滅に向かって〜 破壊の夜』を東京ドームで開催。機材トラブルなどで開演時間が予定より2時間オーバーした。さらにアンコールで演奏した「ART OF LIFE」の途中でYOSHIKIが失神しライブはそのまま終了するという怒涛の展開になった。 2009年7月5日、水樹奈々が声優・アニメ系歌手として史上初のドームコンサートを、西武ドームで行った。また、2011年12月3日・12月4日、声優・アニメ系歌手として史上初の東京ドームコンサートを行った。 2009年12月16日、アメリカのロックバンドガンズ・アンド・ローゼズが京セラドーム大阪で公演を行ったが、この日はオープニング・アクトを務めたムックの演奏終了後、機材トラブルにより開演時間が遅れて午後9時に開演。その後3時間演奏を行い、終演時間が翌17日午前0時1分となった。 2010年12月25日、再始動したLUNA SEAが一夜限りで以前のバンド名“LUNACY”となり、黒服であれば入場無料となるライブ『LUNACY 黒服限定GIG 〜the Holy Night〜』を開催。抽選で選ばれた黒服の5万人が東京ドームに集った。 2011年6月11日・6月12日、氷室京介が東京ドームで東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティー・ライブ『KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME “We Are Down But Never Give Up!!”』を開催。全編BOØWYの楽曲で構成されたライブは2日間でおよそ110,000人を動員し、収益金・寄付金・義援金は岩手・宮城・福島の3県へ均等に配分して寄付された。 2018年12月5日、AAAの西島隆弘がソロとして自身初、日本人男性ダンス&ボーカリストとして一人目、そして、日本人男性ソロアーティスト史上最年少での4大ドームツアー開催となる「Nissy Entertainment “5th Anniversary” BEST DOME TOUR」の開催を発表。 ソロ活動をはじめて5年でドームツアーを開催するのは日本人男性ソロアーティストとしては史上最速である。
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