draw
別表記:ドゥロー
「draw」とは、描くあるいは引くことを意味する表現。
「draw」が名詞として使われる場合は「引き分け」や「くじ引き」と訳すのが一般的。だが、シーンによってはまったく違った意味になるので注意が必要だ。例えば、舞台や見世物では「呼び物」、スポーツなどのイベントでは「(会場に集まった)入場者数」を指す。イギリス英語では「大麻・マリファナ」を、アメリカ英語では「(浅い)渓谷・谷」を意味することもある。なお、「draw」を名詞として使い「絵画」や「素描」という意味にしようとする誤用が見られるが、「draw」にはそのような意味はない。「絵画」や「素描」を示したい場合には「drawing」とするとよいだろう。
・現在系 draw
・過去形 drew
・過去分詞 drawn
・現在分詞 drawing
「draw」は一般的に線を引くような描き方を指す。例えば、設計図や地図などを描く場合に使う。描くのに用いる道具は鉛筆などのペン状のものだ。なお、塗り絵は「draw」を使うのが通例だ。これは塗り絵にはクレヨンや色鉛筆が用いられることが多いからだと考えられる。一方で「paint」は、筆や刷毛(はけ)のようなものを使って、絵具などの塗料を塗る描き方を指す。例えば「I draw a picture of you.」と「I paint a picture of you.」ならどちらも「あなたの絵を描く」と訳すが、「draw」では線画やペン画のような絵を、「paint」は油絵や水彩画のような絵を意味する。
「Quick, Draw!」とは、Googleが行う人工知能プロジェクト「A.I. Experiments」のコンテンツの1つとして制作された、オンラインゲームである。プレイヤーは提示された題目にしたがって20秒で何らかの絵を描く。AIは描かれている最中の絵を参考に、何を描こうとしているか予想をする。ゲームは6ラウンド構成。AIの予想が当たれば「わかりました。〇〇です!」というメッセージが表示され、次のラウンドへと進むことができる。
「iDraw」とはかつてMac系のOSで用いられていたドロー(画像描画)ソフトウエア。発売元であったIndeeo社がAutodesk社に買収されたため、2015年以降は「iDraw」から「Graphic」に名称が変更された。ベクタ形式を扱える。
・I drew the curtain.(私はカーテンを引いた。)
・He drew his sword.(彼は剣を引き抜いた。)
・His worn face drew my attention.(彼の疲れた顔が気になった。)
・Your birthday is drawing near.(あなたの誕生日が近づいています。)
・The game ended in the draw.(試合は引き分けに終わった。)"
「draw」とは、描くあるいは引くことを意味する表現。
「draw」とは・「draw」の意味
「draw」は主に3つの意味で用いられる。1つ目は「(線で)絵を描く」「(線を)引く」「描く」といった描写を示す意味だ。2つ目は「(〇〇を)引き出す」「引く」という意味である。これは物理的に物を引っ張るだけでなく、興味や意識など、目に見えない感覚をひきつけるニュアンスも持つ。3つ目は「近づく」。空間的なものだけでなく、時間や気持ちといったものにも用いられる。「draw」が名詞として使われる場合は「引き分け」や「くじ引き」と訳すのが一般的。だが、シーンによってはまったく違った意味になるので注意が必要だ。例えば、舞台や見世物では「呼び物」、スポーツなどのイベントでは「(会場に集まった)入場者数」を指す。イギリス英語では「大麻・マリファナ」を、アメリカ英語では「(浅い)渓谷・谷」を意味することもある。なお、「draw」を名詞として使い「絵画」や「素描」という意味にしようとする誤用が見られるが、「draw」にはそのような意味はない。「絵画」や「素描」を示したい場合には「drawing」とするとよいだろう。
「draw」の発音・読み方
「draw」を日本語のように発音するなら「ドロウ」あるいは「ドゥロー」。「d」は上前歯と歯茎の間ぐらいに舌先をつけ、息を一気に吹き出すようにして「ドゥ」と発声するとよい。「ロー」は「r」を用いた発音である。舌を口の奥に引き込むようにして、唸り声を上げるように「ロー」と発音する。その際に舌先は口内のどこにも触れさせない。また、音を伸ばす部分では、口を少し大げさに開け、唇を丸く突き出すようにするとよい。「draw」の活用変化一覧
「draw」の活用変化は以下の通りである。・現在系 draw
・過去形 drew
・過去分詞 drawn
・現在分詞 drawing
「draw」の語源・由来
ゲルマン祖語である「dragana(引く・引っ張る)」が確認できる「draw」の語源とされている。この語は西ゲルマン語で「dragan(引く・引っ張る)」と変化する。「dragan」は古期英語へと引き継がれ、中期英語では「drawen」と変化し、その後現代英語の「draw」になった。「draw」と「paint」の違い
「draw」と「paint」はどちらも日本語では「描く」と訳すことが多い語だ。だが、同じ「描く」であってもその対象や描き方に違いがある。「draw」は一般的に線を引くような描き方を指す。例えば、設計図や地図などを描く場合に使う。描くのに用いる道具は鉛筆などのペン状のものだ。なお、塗り絵は「draw」を使うのが通例だ。これは塗り絵にはクレヨンや色鉛筆が用いられることが多いからだと考えられる。一方で「paint」は、筆や刷毛(はけ)のようなものを使って、絵具などの塗料を塗る描き方を指す。例えば「I draw a picture of you.」と「I paint a picture of you.」ならどちらも「あなたの絵を描く」と訳すが、「draw」では線画やペン画のような絵を、「paint」は油絵や水彩画のような絵を意味する。
「draw」に関連する用語の解説
「Quick, Draw!」とは
「Quick, Draw!」とは、Googleが行う人工知能プロジェクト「A.I. Experiments」のコンテンツの1つとして制作された、オンラインゲームである。プレイヤーは提示された題目にしたがって20秒で何らかの絵を描く。AIは描かれている最中の絵を参考に、何を描こうとしているか予想をする。ゲームは6ラウンド構成。AIの予想が当たれば「わかりました。〇〇です!」というメッセージが表示され、次のラウンドへと進むことができる。
「iDraw」とは
「iDraw」とはかつてMac系のOSで用いられていたドロー(画像描画)ソフトウエア。発売元であったIndeeo社がAutodesk社に買収されたため、2015年以降は「iDraw」から「Graphic」に名称が変更された。ベクタ形式を扱える。
「draw」の使い方・例文
・She drew a picture.(彼女は絵を描いた。)・I drew the curtain.(私はカーテンを引いた。)
・He drew his sword.(彼は剣を引き抜いた。)
・His worn face drew my attention.(彼の疲れた顔が気になった。)
・Your birthday is drawing near.(あなたの誕生日が近づいています。)
・The game ended in the draw.(試合は引き分けに終わった。)"
ドゥロー
名前 Deleau
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