デス・フロム・アバヴ_1979とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > デス・フロム・アバヴ_1979の意味・解説 

デス・フロム・アバヴ 1979

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 06:26 UTC 版)

Death from Above 1979
Paredes de Coura Festival
(2011年8月、ポルトガル
基本情報
出身地 カナダ オンタリオ州トロント
ジャンル ダンス・パンク
ノイズロック
活動期間 2001年 – 2006年
2011年 –
レーベル Last Gang Records
ワーナー・ブラザース・レコード
Victor Entertainment
公式サイト www.deathfromabove1979.com
メンバー ジェシー・F・キーラー
セバスチャン・グレインジャー

デス・フロム・アバヴ 1979(デス・フロム・アバヴ・ナインティーン・セヴンティ・ナイン、: Death from Above 1979)は、カナダのギターレスロックユニットパンクノイズニュー・ウェイヴダンス・ミュージックなどを内包したガレージロック系サウンドが特徴[1][2]

メンバー

ジェシー・F・キーラー
セバスチャン・グレインジャー

来歴

キーラーが自身の宅録ユニット「FEMME FATALE」をライヴバンドに発展させるためのメンバー募集でグレインジャーと出会い[3]、2001年に結成[4]。元々はギタリストボーカリスト等も入れるつもりであったが、キーラーがベースとドラムだけで曲作りや録音をしていた時にグレインジャーが「これでバンドをやるべきだ」と提案し、ドラムを叩きながら歌えるかを試してみたところ、「これだ、上手くいく」と感じた事がギターレスとして活動する方向性を決定づけた[5]

地元のトロントを中心にライヴ活動を行い[4]、2002年12月15日、EP『Heads Up』をカナダインディーレーベル「Ache Records」より発売。このEPではデス・フロム・アバヴ(: Death from Above)名義であったが、同じ名称を使用しているDFAレコーズからクレームが入り、グレインジャーの出生年である1979を付け足し、デス・フロム・アバヴ 1979: Death from Above 1979)に改名[1]

2004年にアメリカのレーベルVice Recordsと契約し、デビューアルバム『ユー・アー・ア・ウーマン、アイム・ア・マシーン』を発売[1]。その後アンスラックスヤー・ヤー・ヤーズオープニングアクトを務め、2005年2月には日本の渋谷CLUB QUATTRO、心斎橋CLUB QUATTROでライブを行う[6]。2005年10月18日、アウトテイク&リミックスアルバム『ロマンス・ブラッディ・ロマンス』を発売。

2006年8月3日、解散を表明。公式ホームページに掲載されたコメントによれば、すでに数年前からキーラーはマスタークラフト(: MSTRKRFT)、グレインジャーはソロ活動等それぞれ個別のプロジェクトを立ち上げており、そちらの活動をメインとしたいと説明した[7]

2011年2月4日、コーチェラ・フェスティバルへの出演発表と共に再結成を発表し[3]、その他同年のレディング・フェスティバルサマーソニックなど世界各地のロックフェスへの出演で活動を再開[2][8]。2014年7月8日、シングル「トレインレック1979」を発売し、同年9月9日に約10年ぶりのスタジオ・アルバム『フィジカル・ワールド』を発売[2]

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

リミックス・アルバム

EP

コンピレーション・アルバム

「Romantic Rights」を収録。
  • 『踊るロック -dance rock movement-』(:2010年2月3日 ビクターエンタテインメント)
「ブラッド・オン・アワ・ハンズ (ジャスティス・リミックス)」を収録。

参加作品

「Luno (Bloc Party vs. Death From Above 1979) 」で参加。

出典

  1. ^ a b c デス・フロム・アバヴ 1979”. CDJournal 音楽出版社. 2015年6月28日閲覧。
  2. ^ a b c デス・フロム・アバヴ1979、10年ぶりのアルバム登場”. BARKS (2014年6月12日). 2015年6月28日閲覧。
  3. ^ a b DEATH FROM ABOVE 1979”. サマーソニック クリエイティブマンプロダクション. 2015年7月8日閲覧。
  4. ^ a b DEATH FROM ABOVE 1979”. bounce タワーレコード (2005年1月13日). 2015年6月29日閲覧。
  5. ^ DEATH FROM ABOVE1979、狂気のドラム&ベース・デュオ堂々のデビュー Part.”. BARKS (2004年12月17日). 2015年6月29日閲覧。
  6. ^ DEATH FROM ABOVE 1979、ニュー・アルバムを発表”. bounce タワーレコード (2004年11月29日). 2015年6月29日閲覧。
  7. ^ デス・フロム・アバヴ 1979、解散を発表”. CDJournal 音楽出版社 (2006年8月7日). 2015年6月29日閲覧。
  8. ^ サマソニ追加発表で復活POP GROUP、THE BAWDIESら9組”. ナタリー (2011年3月18日). 2015年6月29日閲覧。

外部リンク


「デス・フロム・アバヴ 1979」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デス・フロム・アバヴ_1979」の関連用語

デス・フロム・アバヴ_1979のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デス・フロム・アバヴ_1979のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデス・フロム・アバヴ 1979 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS