V2レコードとは? わかりやすく解説

V2レコード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/10 02:12 UTC 版)

V2レコード
V2 Records
親会社
設立 1996年
設立者 リチャード・ブランソン
ジャンル 様々
イギリス
本社所在地 32 1211 GN ヒルフェルスム オランダ
公式サイト v2benelux.com
テンプレートを表示

V2レコード (V2 Records) またはV2ミュージック (V2 Music) は、ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソン1996年に設立したレコード・レーベル2013年からPIASエンタテインメント・グループ傘下のレーベルとなっている。

歴史

リチャード・ブランソンヴァージン・レコードEMIに売却した4年後の1996年に設立。設立後間もなく、V2はジュニア・ボーイズ・オウン (Junior Boy's Own) 、元アイランド・レコード傘下のジー・ストリート・レコード (Gee Street Records) 、ブルー・ドッグ・レコード (Blue Dog Records) 、ビッグ・キャット・レコード (Big Cat Records) を傘下に収めた。また、V2はウィチタ・レコーディングス、ルアカ・ボップ (Luaka Bop) 、シティ・スラングモジュラー・レコーディングスファニア・レコードとライセンス契約を交わした。

2005年には数々のインディー・レーベルの販売、宣伝、流通業務を取り扱うコオペレイティヴ・ミュージックを設立した。

2007年8月、V2とコオペレイティヴ・ミュージックはユニバーサルミュージック・グループに買収された。買収金額は700万ユーロと推定されている[1][2]。しかし、2012年のEMI買収に伴って事業分割の対象となり、2013年前半にPIASエンタテインメント・グループに売却された[3]

日本での事業

日本では1998年にV2 Records Japan(株式会社ヴイツーレコーズ・ジャパン)が設立され、1998年から2003年まではソニー・ミュージックエンタテインメント、2003年から2008年1月まではコロムビアミュージックエンタテインメントとライセンス契約を締結していた。

2008年1月、V2/コオペレイティヴ・ミュージックはホステス・エンタテインメントとの間でライセンス契約を締結。これに伴いV2 Records Japanは活動を終了した。ホステスとの契約は2011年3月に一旦終了し、代わってユニバーサルミュージック内に新設されたレーベル「PACHINKO RECORDS」にて取り扱われていたが、PIAS傘下に入った2013年からは再びホステスがライセンス販売を行っている。

主要アーティスト

※過去に在籍したアーティストも含む

関連項目

脚注

  1. ^ Universal Music Group announces intent to acquire V2 Music Group, Ltd”. ユニバーサルミュージック (2007年8月10日). 2013年2月28日閲覧。
  2. ^ Universal agrees to buy V2 Music for £7m”. ザ・テレグラフ (2007年8月11日). 2013年2月28日閲覧。
  3. ^ Tim Ingham (2013年3月25日). “[PIAS] buyout of Co-Op cleared by EC regulators”. Music Week. 2014年2月22日閲覧。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「V2レコード」の関連用語

V2レコードのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



V2レコードのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのV2レコード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS