テンプル・シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 15:29 UTC 版)
「モーターヘッド (ファイブスター物語)」の記事における「テンプル・シリーズ」の解説
頭文字がアルファベット順となるように名称が付けられている。他国や騎士団より受注し開発する。 A-アシュラ・テンプル ダイアモンドの処女作。メヨーヨ朝廷での御前試合でプリンセス・タイトネイブがクラーケンベール・メヨーヨ王子と引き分けたことでダイアモンドの優秀さを証明し、売り込みを成功させ、採用された。試作機として3騎が先行完成し、後にアシュラ・テンプルDDとして量産された。 肩部に「ドラゴン・トゥース」と呼ばれる副腕があり、これで相手MHの肩を捕まえて身動きを取れなくした上で攻撃を加える。初登場時のプロトタイプでは装備されていたが、副官クライマー・パイドル騎以外の、試作機の残りの2騎は簡略化され、魔導大戦時の量産型では集団戦では使いにくいという事から外されており、機会を見て装備することになるようだ。 パワーでは3大MHクラスより劣るものの、その装甲は非常に堅牢であり、クロス・ミラージュ雌型やネプチューンの剣ですら弾き返す程である。3199年のボォス侵攻でL.E.D.ミラージュが投入されたのもこの騎体が存在したためとされている。後にA.K.D.ゴーズ騎士団にも採用された。 2989年、試作騎がカステポーで手合いと称して実戦データを収集していた。30騎目のアイシャが駆るクロス・ミラージュも追い詰めたが、救援に現れたミューズが搭乗するバングのパワーの前にドラゴン・トゥースが効かず、敗れて機密保持のために自爆した。 3030年、魔導大戦のナカカラでのフィルモアとの軍団戦ではサイレンに一歩もひけを取らなかった。その後パイドル騎がワスチャ・コーダンテのルミナス・ミラージュと対戦するが、攻撃を全て受け流すにも拘らず、打ち込みは撫でるように貧弱という奇怪な戦闘に戦意喪失し、あげくに必殺のドラゴン・トゥースも「すべってころんだ拍子に剣が当たった」というとんでもない技によりかわされ、離脱した。 B-ブラッド・テンプル プリンセス・タイトネイブの見事な舞を伴った売り込みにより、アマテラスによる改良案を取り入れ若干の修正がされた上でA.K.D.のゴーズ騎士団に採用された。 2992年のフロートテンプル内乱ではヘル・タワーに出現したサタン(悪魔)を撃退しようとするが、永久機関イレーザーエンジンの謎のパワー消失により出撃が叶わなかった。一方カステポー戦ではA.K.D.領ウォンドルシーク駐在の3騎が出撃するが、パイドパイパー騎士団の前に敗退。 C-コーカサス・テンプル 現在のところ未登場。 D-ドラクロア・テンプル コーラスで採用され、次期主力騎ベルリンSR2となる。 E-エンパー・テンプル イズモ・アストロシティのMH。騎士でもあるダイヤモンド自身のほか、錫華御前などが搭乗。現在のところ未登場。 F-フランベルジュ・テンプル(姫沁金剛) アシュラ・テンプルの優秀さからメヨーヨが皇帝騎として追加発注し、クラーケンベールが使用した騎。アシュラ・テンプルに似ているが、全くの別物とのこと。 魔導大戦ではメヨーヨのハスハ侵攻戦で初登場。先頭に立ってフィルモア軍と激突したが、戦闘の最前線ではなく少し引いた位置に付けているようだ。 G-ガスト・テンプル シーブルが発注していたMH。隠密行動に向いた騎体。量産を前提に制作されたが、先行試作の2騎で生産は打ち切られた。 試作2騎はボーグブルドン衛星騎士団のケサギとカエシに渡されたが、両名ともバッハトマ魔導騎士団にガスト・テンプルと共に移籍。 3030年の魔導大戦の開戦直後のハスハの首都ベイジ戦で、先発のデコース隊との交代のために後方で待機していたと推測されていた。後にマグダル・アトール追跡でケサギの搭乗で初登場(1コマのみ)。 新設定ではGTM「カーバーゲン」に変更され、先行試作騎(プロト・ブランデンG)を基に量産された騎体がバッハトマ制式騎として採用された。 H-ハープーン・テンプル イオタ宇宙騎士団が使用するMH。現在のところ未登場。 I-インフェルノ・テンプル 現在のところ未登場。 J-ジェイド・テンプル(エンゲージSR.3レプリカ) セイレイ・コーラス王女が父であるコーラス3世亡き後、父のジュノーンの設計図を基に製作を依頼した騎体。オリジナルエンゲージSR.3(初期型)と仕様は全く同じ(差異は一部のペイントのみ)だが、ランド・ブースターは装備していない。 [目次へ移動]
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