スタジオ大黒天
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「アクタージュ act-age」の記事における「スタジオ大黒天」の解説
夜凪 景(よなぎ けい) 本作品の主人公。女優志望の高校2年生。16歳。5月15日生。身長168センチメートル。2年5組出席番号40番。 人目を引く端正な容姿とスタイル、高めの身長と頭身、さらに恵まれた身体能力・運動神経の持ち主。一般人とは多少異なる感性を持ち、孤立気味で友達もいない。クールな外見に反してかなり天然な面がある。好きな映画は「ローマの休日」「カサブランカ」「風と共に去りぬ」などラブロマンス好き。 母親を亡くし、父親は家を出て行ったため弟と妹と三人で暮らす。家を出た父親から仕送りをされているが、手を付けることを拒んでいる為、景のアルバイト以外収入はない。そのため部活の勧誘は全て断り、俳優活動をするまで弟妹の給食費を滞納していた描写がある。物語初期は人間味が薄く、演じるように感情を出すため、妹から怖がられる。賞金を目的に弟妹たちに勧められ役者オーディションを受け、いろいろな役者や演出家に触れ、役者を志すようになる。 幼少期より家に残された多くの映画を見て、自らの過去を追体験するメソッド演技法を無自覚に身に着けた。感情面では周囲の者を自身の役に引き込むほどの没入した演技を見せる。しかしそれは「その感情になった夜凪景」としての演技で、自身の体験したことのない感情やシチュエーションを演じることができなかったり、台本や演出通りの芝居ができず暴走するなど荒削りな部分も見せる。 失踪している父親に関しては多くを語らないが、舞台「羅刹女」の役作りをする際に父親の記憶を思い出すことで「怒り」の感情を自身に落とし込んでいる。 黒山が立ち上げたスタジオ「大黒天」に所属し、CM・エキストラ・映画「デスアイランド」・舞台劇「銀河鉄道の夜」出演と数々の現場に立ち成長を遂げていく。 黒山 墨字(くろやま すみじ) スタジオ「大黒天」所属の映画監督。35歳。8月14日生。血液型B型。身長175センチメートル。好物は酒とつまみ。趣味は隠れて可愛い動物写真を眺めること。元喫煙者。 カンヌ・ベルリン・ヴェネツィアの世界三大映画祭全てに入賞しているが国内では無名。現役俳優の演技では納得できず、自身が撮りたい作品のための役者を探していた。劇団天球の稽古場にも出入りし、スターズのオーディションにて景の芝居を見て気に入り、自身のスタジオにスカウトした。メソッド演技法だけでは対応できない現場に景を放り込み、彼女を一気に成長させる。 元々は星アリサのようなどんな色にも染まる役者を求めており、同様の素質を持つ景を見つけたことで自身の最高の映画を撮るための役者として育てる。 「羅刹女」では、景の出演するサイド「甲」ではなく、百城千世子の出演するサイド「乙」の演出担当として景に勝つための演出を考える。 柊 雪(ひいらぎ ゆき) スタジオ「大黒天」所属の映像制作担当。20歳。12月25日生。血液型A型。身長156センチメートル。好物は水炊き、納豆やオクラなどのネバネバしたもの、デザート全般。嫌いなものはブロッコリー、中身のない会話をする男。特技はクレーム処理、適度なスルー。好きな映画は「ジョゼと虎と魚たち」「(500)日のサマー」「ブルーバレンタイン」。 黒山の補佐として働く女性。いつも無茶苦茶な黒山に振り回されている苦労人であり、スタジオ大黒天に景が所属してからは、景の代わりにルイとレイの面倒を見ている。 元は本作のプロトタイプ『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』に登場する映画監督志望の高校生。
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