ジュエリーアーティストとして
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「梶光夫」の記事における「ジュエリーアーティストとして」の解説
日本を代表するジュエリーアーティストとして幅広く活躍。古典と現代の融合「クラシック&モダン」をテーマとしてエマーユジュエリーを発表し、日本の宝飾界に独自の世界を確立し評価を得る。その後、我が国で最上級クラスの宝飾品を目指した「ザ・ベストコレクション」、世界の名作映画をテーマにした、「名作映画ジュエリー」、ユネスコ協力のもと、壮大な構想で取り組んだ「世界遺産ジュエリー」など、他の追随を許さない圧倒的なスケールの作品群を発表。ポリシーは、100年後にも残る価値あるジュエリーを生み出すことすなわち”未来のアンティークを目指す”が、梶 光夫の創作の原点である。G.I.A.(米国宝石学会)グラジュエート・ジェモロジスト(G.G.)の称号を取得。宝石鑑定家、またエマーユコレクターの第一人者であり、アンティークの蒐集・研究家としても知られている。 著書に、「梶 光夫の宝石教室」(大和書房刊)、「梶 光夫 ジュエリーの世界」(世界文化社刊)、「エマーユ美しき貴婦人たち」(里文出版刊) など。 第1回インターナショナルパールデザインコンテストにてグランプリと銀賞をダブル受賞。 1972年 アメリカG.I.A.(米国宝石学会)に留学。宝石学のジュエリーデザインについて学び、国際的な宝石学資格G.G.(グラジュエイトジェモロジスト)の称号を取得。1975年 G.I.A.での留学を終え帰国し、ダイヤモンド鑑定機関「日本ダイヤモンド鑑定所」を設立。宝石鑑定家として活動。1983年 クラシック&モダンをテーマにした「エマーユジュエリー」を発表し、ジュエリーデザイナーとして本格的に活動を開始。 1986年 揺れ動くジュエリー「トレンブランジュエリー」(特許取得)を発表。1990年 時計蒐集家として、オールドウォッチコレクション展を開催。1993年 創作活動10周年記念イベント「アンティーク&モダン展」を開催。1994年 イギリス大使館の依頼で「アンティークカメオ100選展」を開催。アンティークジュエリー蒐集家として評価される。 1998年 創作活動15周年イベント「アールヌーヴォーの女神たち」を開催。個性派ジュエリー「インプレッシブジュエリー」発表。 1999年 ミレニアム企画として20世紀最大の文化遺産”映画”テーマとした「名作映画ジュエリー」を発表。「ローマの休日」や「風と共に去りぬ」などをイメージした数々の作品を製作。 2002年 世界に通用する本格派の宝飾品「ザ・ベストコレクション」を発表。最高品質をもつ22.78ctの”ザ・グレートアショカダイヤモンド”が業界で話題となる。 2003年 創作活動20周年記念作品「世界遺産ジュエリー」を発表。日本ユネスコ協会の協力のもと世界遺産をジュエリーにした作品を創作。そのシンボリックオブジェとして452個のダイヤモンドと2kgのプラチナを使用した「モン・サン・ミシェル」を製作。2007年 メメント・モリをテーマとしたロングセラー作品「スカルジュエリー」を発表。 2008年 創作活動25周年として自身が所有する世界的名車ロールス・ロイス・レイス(1939年製)を飾るカーマスコットオブジェ「Dea del Cosmo-宇宙の女神-」を発表。各マスコミから注目を浴びる。2013年 創作活動30周年記念展にて45年ぶりの新曲「ひとつぶの愛」を発表。それを記念して”愛”をテーマとした作品群を発表する。 2015年 世界クルーズ旅行で思い出に残った風景をジュエリーにした新作を製作。2017年 メンズジュエリー作品に意欲的に取り組む。世界の名車をテーマとした作品、またワインをテーマとした「ワイン&グラス」など発表。2018年に迎える、創作活動35周年記念に向かって更なる高みを目指し、意欲的に創作活動に取り組んでいる。
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