サーカス団の虫達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 17:17 UTC 版)
スリム(Slim) ナナフシ。サーカスの道化。クールで生真面目な性格。舞台俳優を目指しているが、サーカスでの役回りが「小道具」(箒、棒、剣など)に近いことを気に病んでいる。細い体のせいで軽く、力もない。一人称は「私」だが、NGでは一度だけ「俺」と言っていた。 ハイムリック(Heimlich) バイエルン出身で食いしん坊のイモムシ。サーカスでは道化師をしているが、客の食べものを欲しがるので受けは良くない。いつか綺麗な蝶になることを夢見ており、ラストでは蝶になるが羽が生えている以外はなぜかそのままだった。一人称は「オイラ」。 『アニマルキングダム ダンス!ダンス!大冒険!!』にパスポートが登場。 『トイ・ストーリー2』NG集にて、フリックと共にゲスト出演した。その際では主人公コンビでのボケ役という立場である。また、『トイ・ストーリー2』本編でもフィギュアとして「アルのトイバーン」店内に彼が6匹程置かれてあり、『カーズ』のジョー・ランフト追悼シーンでも登場した。 フランシス(Francis) テントウムシ。サーカスの道化でジャグリングもお手の物。長いまつ毛と大きな瞳の容貌からメスと思われがちだが実はオス。そのコンプレックスからか女扱いされるのは嫌いで、口が悪く、客と喧嘩を起こす事もある。ただし、ブルーベリーズとはすぐ仲良くなる。一人称は「俺」。 『アニマルキングダム ダンス!ダンス!大冒険!!』にパスポートが登場。 マニー(Manny) 老マジシャンのカマキリ。昔は有名なマジシャンだったらしいが、今では年のせいで客にバカにされ、ロクに手品をしたことがない。ジプシーの夫。相手に対しては常に謎めいた口調で話す。ラストではホッパーたちに人質に取られた女王を手品を使って救出する役割を担った。一人称は「わたくし」。 ジプシー(Gypsy) マニーの妻であり彼のアシスタントをつとめるマイマイガ。背中の羽に鳥の嫌がる目玉模様をもつ。一人称は「私」。 ロージー(Rosie) 未亡人のクロゴケグモで、夫を亡くし行き場を失くしたところでフリーに採用された。素早く糸を張ることができる。面倒見が良く人情にも厚い。男勝りで姉御肌な人望もあり。ディムとタッグを組んでおり、彼の母親代わりという存在である。一人称は「あたし」。 タック&ロール(Tuck and Roll) 皮肉屋の双子のダンゴムシ。眉の繋がっているほうがロールで繋がっていないほうがタック(これ以外で二人を見分ける方法はない)。一人称は二人とも「俺」(仲間たちの通訳によれば)。 ハンガリー出身のためP.T.が団員全員を解雇する際に発した「You Fired!」以外は英語(日本語では「お前クビ!」以外は日本語)が話せず、他の仲間たちは意思疎通に苦労しているが、本人達は気にしていない様子。後にホッパー達の前で芸を披露し気に入られる。転がって移動したり、それぞれ肩車していることが多い。ちなみに、ハンガリー語部分は全て原語版流用。 『アニマルキングダム ダンス!ダンス!大冒険!!』でフリックに情報を提供していたダンゴムシが、彼らなのかは不明。 『トイ・ストーリー2』ではハイムリック、ディムと共に「アルのトイバーン」店内に彼らのフィギュアが複数の数で登場している。 ディム(Dim) 大柄だが臆病なカブトムシ。サーカスではロージーと組んでやる猛獣ショーで、猛獣役をしており、その雄叫びはサンパーすら震え上がるほど。見た目通りの体力があり、怪力と体重が自慢。一人称は「俺」。 『トイ・ストーリー2』ではハイムリック、タック&ロールと共に「アルのトイバーン」店内に彼のフィギュアが複数の数で登場している。 P.T.フリー(P.T.Flea) 今一ぱっとしないサーカス団の団長を務めるシルクハットを被ったノミ。金にがめつく、儲かるためならなんでもし、自分の身の危険もいとわない。一度とある事故で全身に火傷を負い、サーカス団員の大半を解雇する。 一行の正体がサーカス団員である事を打ち明けた為にフリックを含め全員が追放される原因を作った他、偽物の鳥を燃やしてホッパーを脅かす作戦を失敗させるなど、フリック以上のトラブルメーカー。一人称は「俺」。 ちなみに名前のフリー(Flea)はノミを意味する単語である。
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