サーカス団の協力者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 03:49 UTC 版)
「ドリトル先生シリーズの登場キャラクター」の記事における「サーカス団の協力者」の解説
ドリトル・サーカス、或いはその前身であるブロッサム大サーカスの協力者。 フレデリック・ベラミー(Frederic Bellamy) 『サーカス』に登場。イギリス第2の都市・マンチェスターに在る円形劇場の支配人。先生がベッポーを代役に立てた「しゃべる馬のニーノ」の演目に感心し、サーカス団の誘致を申し出るがこの興行を最後にベッポーを引退させると決めていた先生は一旦、この申し出を断る。その後も諦めずに交渉を続けた結果、動物達が自主的に練り上げた演目「パドルビーのパントマイム」上演を実現して大成功を収めた。ブロッサムがマンチェスターでの興行収入を持ち逃げして失踪した際には、新生ドリトル・サーカスの旗揚げに際して様々な便宜を図ってくれた。 金持ちの博物学者(rich naturalist) 『キャラバン』に登場。シリーズ全編を通しても珍しいほど先生に協力的な名士だが、具体的な氏名は明かされていない。ロンドン郊外に広大な邸宅を構えており、オペラに出演させる為に庭で飼っているペリカンとフラミンゴの貸し出しを先生が希望したところ快く承諾した。以後も同じ博物学を志す者として先生と意気投合し、先生が「動物銀行」を開業した際も出資者に名を連ねている。この人物について、南條竹則はドリトル先生のモデルの1人としても名前が挙がることのあるウォルター・ロスチャイルド男爵(1868年 - 1937年)がロフティングの念頭に在り、その為に名前を出すのを憚ったのではないかとの説を提示している。 ウィルソン(Wilson) 『キャラバン』に登場する金持ちの博物学者の知人。サーカス団の解散に当たり、巡回動物園のオポッサム(ハリガリ)と先生が引き取った4匹のヘビを生まれ故郷に返すよう依頼され、共にアメリカへ渡航する。
※この「サーカス団の協力者」の解説は、「ドリトル先生シリーズの登場キャラクター」の解説の一部です。
「サーカス団の協力者」を含む「ドリトル先生シリーズの登場キャラクター」の記事については、「ドリトル先生シリーズの登場キャラクター」の概要を参照ください。
- サーカス団の協力者のページへのリンク