サンティアギート山とは? わかりやすく解説

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サンティアギート山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 06:10 UTC 版)

サンタマリア山」の記事における「サンティアギート山」の解説

「:es:Volcán Santiaguito 」も参照 1922年になると、1902年噴火時の爆裂火口側火山・サンティアギート山(溶岩ドーム)が形成された。 サンティアギート山(溶岩ドーム)の活動は、1922年当初1958年頃まで)は「内生的成長新たな溶岩内部蓄積し溶岩ドーム膨張させる)」、1929年頃からは「外生的成長(溶岩表面溢れ堆積する)」へ推移し活動火口はカリエンテ火口主な活動期間1922 - 1939年1972年 - )に始まり以後、ラミタッド火口(同1939 - 1949年)、エルモンジュ火口(同1949 - 1958年)、エルブルホ火口(同1958 - 1986年)、1972年以降は再びカリエンテ火口での活動見られるようになった溶岩ドーム形成当初噴出溶岩組成は、1902年サンタマリア山噴火時の同様のデイサイトであったが、活動経過とともに二酸化ケイ素含有割合低下し2000年頃には同組成安山岩変化した溶岩噴出は、噴出速度速い時期と遅い時期繰り返しながら、1922年以降絶え続いており、溶岩流長いもので4kmに及ぶ。噴火比較小規模なものは毎日数回発生し大規模な爆発的噴火1999年現在までで十数発生している。また噴火溶岩流流下に伴う火砕流発生火山砕屑物雨水と共に流れ下る火山泥流のほか、地すべり山肌崩落もしばしば生じている。 1929年のカリエンテ溶岩ドームの崩壊爆発では、火砕流下方11kmに渡って襲い、エル・パルマー(スペイン語版周辺地域推定5000人が犠牲となったまた、1983年には火山泥流流域のエル・パルマーを襲い、街の壊滅放棄に至るといった甚大な被害発生した。 サンティアギート山の標高2021年現在で約2500mに達し山体体積推定1.5km3 (2008年試算)、山体崩壊降雨による侵食流出分を加えると、噴出マグマ総量推定2km3 以上とされている。 サンティアギート山の2016年噴火 噴気上げるサンティアギート山(上空より) 1989年にエル・パルマー近郊谷川流れ下る火山性泥流

※この「サンティアギート山」の解説は、「サンタマリア山」の解説の一部です。
「サンティアギート山」を含む「サンタマリア山」の記事については、「サンタマリア山」の概要を参照ください。

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