サンティアゴ・デル・エステロ州域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/28 04:27 UTC 版)
「サラド川 (アルゼンチン)」の記事における「サンティアゴ・デル・エステロ州域」の解説
川は国道16号に沿って流れた後、トゥクマン州との州境付近からサンティアゴ・デル・エステロ州に入り、サラド川と名を変える。サンティアゴ・デル・エステロ州内を流れるもうひとつの主要河川にドゥルセ川(甘い川の意味)があり、北側のサラド川と南側のドゥルセ川は北西方向から南東方向に、州の経済的・人口統計的な軸である乾燥地帯を対角線的に流れる。川の流れはフィゲロア貯水池で調整され、デリバドール・ダムで流れの一部分が全長200kmの灌漑用の用水路となる。さらに下流では広い湿地を形成し、夏の水位上昇時には洪水を起こす。アニャトゥージャ湿原の下流では、河川の流れはかなり低減し、一年の大部分は川床が乾燥する。サラド川はサンティアゴ・デル・エステロ州内を約800km流れる。もっとも重要な支流にはサルタに端を発するカホン川があり、やがてオルコネス川と名前を変えた後に、サンティアゴ・デル・エステロ州内でサラド川と合流する。
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