ケイショウ

デジタル大辞泉

けい‐しょう〔‐セウ〕【嵆紹】

読み方：けいしょう

［?〜304］中国、晋の人。嵆康の子。恵帝の侍中。河間王の顒(ぎょう)らの反乱（八王の乱）のとき、帝を守って闘い、血を帝の衣に染めて戦死。帝は「嵆侍中の血なり。洗い去ること勿れ」（「晋書」嵆紹伝）と言ったという。

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【刑賞】

読み方：けいしょう

刑罰と恩賞。

けい‐しょう【^×勁松】

読み方：けいしょう

風や霜にあっても弱らない強い松。忠義な臣下にたとえる。

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【^×卿相】

読み方：けいしょう

「公卿(くぎょう)」に同じ。

「昔より—の位に昇る者の頸、大路を渡さるる事先例なし」〈平家・一〇〉

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【啓^▽請】

読み方：けいしょう

法会で、読経に先だってその趣旨を申し述べ、仏・菩薩(ぼさつ)を招くこと。

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【^×奎章】

読み方：けいしょう

《「奎」は文章をつかさどる星座の名》天子自らが書いた文書。また、転じて、文章。

けい‐しょう【形勝】

読み方：けいしょう

１ 風景がすぐれていること。また、その土地。景勝。「—の地」

２ 敵を防ぐのに都合のよい地勢・地形。要害。

「砲隊が—の地を占めて陣地を布(し)いている」〈漱石・吾輩は猫である〉

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【形象】

読み方：けいしょう

１ 表に現れているかたち。姿。形態。

２ 感覚でとらえたものや心に浮かぶ観念などを具象化すること。イメージ。

けい‐しょう【敬承】

読み方：けいしょう

［名］(スル)謹んでうけたまわること。拝承。

「其内には成程尤と—するもあり」〈神田孝平・明六雑誌三四〉

けい‐しょう【敬称】

読み方：けいしょう

１ 人名や官職名などの下につけて、または単独に用いて、その人に対する敬意を表す語。「様」「先生」「閣下」など。

２ 相手または相手方の事物について、敬意を表す言い方。「あなた」を「貴兄」、「相手の原稿」を「玉稿」という類。

けい‐しょう【景勝】

読み方：けいしょう

景色のすぐれていること。また、その土地。形勝。「—地」

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【景象】

読み方：けいしょう

１ 景色。景色のおもむき。

２ 物事のありさま。現象。

「その—比するにものなし」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【^×桂^×漿／^×珪^×璋】

読み方：けいしょう

彫漆(ちょうしつ)の一。地は黄漆、表面は黒漆で彫り目に赤い筋が1本または2本あるもの。

けい‐しょう【継承】

読み方：けいしょう

［名］(スル)前代の人の身分・仕事・財産などを受け継ぐこと。承継。「伝統芸能を—する」

けい‐しょう【警鐘】

読み方：けいしょう

１ 火災・洪水などの、警戒を促すために鳴らす鐘。「—を打ち鳴らす」

２ 危険を予告し、警戒を促すもの。警告。「現代社会への—」

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【軽傷】

読み方：けいしょう

軽いけが。⇔重傷。

けい‐しょう〔‐セウ〕【軽少】

読み方：けいしょう

［名・形動］

１ 数量・程度・価値などがわずかであること。また、そのさま。「—な被害ですむ」

２ 簡単なこと。重大でないこと。また、そのさま。簡略。

「あの坊さんの御経があまり—だった様で御座いますね」〈漱石・吾輩は猫である〉

[派生] けいしょうさ［名］

けい‐しょう〔‐セフ〕【軽^×捷】

読み方：けいしょう

［名・形動］身軽ですばやいこと。また、そのさま。「—な動き」

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【軽症】

読み方：けいしょう

症状が軽いこと。⇔重症。

けい‐しょう【軽^×鬆】

読み方：けいしょう

［名・形動］《「鬆」は、ゆるい、粗いの意》軽くて質が粗く、さらさらしていること。また、そのさま。けいそう。

「—な土を空に捲いた」〈長塚・土〉

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【鶏唱】

読み方：けいしょう

にわとりが早暁に時を告げること。鶏鳴。

「—に茅店(ぼうてん)の月を抹過し」〈太平記・四〉

歴史民俗用語辞典

卿相

読み方：ケイショウ（ｋｅｉｓｈｏｕ）

古代の官職。公卿の別称。