クラン【最凶進化同好会】
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:28 UTC 版)
「ダーウィンズゲーム」の記事における「クラン【最凶進化同好会】」の解説
カナメの高校の生徒12名で構成されたクラン。 オオサコ カナメの高校で番長をしている3年生。C1クラス。母子家庭の出身。 教師のイエイリに唆されてクラン【最凶進化同好会】を仕切り、「超能力開発アプリ」と称してDゲームをダウンロードさせ、「養殖」を行い金を集めていた。だが、経験の浅さからカナメに敗れ、士明からマインドコントロールを受けていたことを教えられる。その後、「海賊王との決闘ゲーム」に参加させられた際、異能を成長させたシゲオに頸椎を折られて死亡するも、シャオに骨折を治された後意識が無いにも関わらず異能を発動、自ら心臓を再起動させ蘇生する。 母親やクランメンバー、果ては自分を殺そうとしたシゲオまで心配する情に厚い面があり、捕虜となった際に龍から世界線Oで興す企業のメンバーに誘われているが、彼らへの義理から一度は世界線Nに戻りたいと考えている。 異能は手のひらから発電する『発雷掌(ライトニングイール)』。 田端 シゲオ(タバタ シゲオ) オオサコに唆されてDゲームを始めるが、当初は異能が弱く、金銭を搾取される日々を送っていた。だが、久々に登校したカナメから異能を成長させるアドバイスを受けた。その後、イエイリの教育を受け、正義のためなら殺人をも辞さない冷酷な性格へと変貌。運営の肝煎りで参加した「海賊王との決闘ゲーム」では一度とはいえオオサコを殺害する。 その後は捕虜にならずに元の世界へ帰還し、GMの部下として活動する。宇宙空間などの真空中で巨視的に見れば安定しているが、摩擦のある大気中のような微視的な視点では必ず崩壊する、という発現した異能の渦の力と同じ気質を持つので、精神面は非常に不安定。5年後にはグリードLLを単独で殺害できるほどの力を身につけているが、昆虫の脚をもぐ子供のような悪趣味な雰囲気がある。 異能は触れた物を回転させる『渦動輪の王(ザ・スピナー)』。当初はボールやペンを回転させる程度の力しか出せなかったが、カナメの指摘で自分の肉体を回転させられるようになり、滞空したまま鋭い回し蹴りを放つ、相手の頭を回転させて頸椎をへし折るなどの攻撃的な応用が可能となった。 イエイリ/ シロガネ教授 カナメの高校に最近赴任してきた壮年の化学教師。ゲームの運営側の人間で、顧問としてクラン【最凶進化同好会】を立ち上げ、オオサコをマインドコントロールして「養殖」を行いポイントを得ていた。しかし、Sレーベンズの捜査が自分に迫っていると知って家財を引き払って雲隠れし、「海賊王との決闘ゲーム」に姿を現しオオサコとシゲオを殺し合わせる。 その正体はGMの協力者であり、『異能』に関して実証研究を行っている人物であった。 5年後の世界では、能力が肥大化するシゲオのメンタル面に対し、懸念を覚えている。
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