ギルガメス軍関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/21 03:01 UTC 版)
「装甲騎兵ボトムズ」の記事における「ギルガメス軍関係者」の解説
ジャン・ポール・ロッチナ 声 - 銀河万丈(ナレーションも兼任) ギルガメス暦2301年11月17日生まれ。ギルガメス軍の情報将校で大尉。第1話でキリコを拘束し尋問するが逃げられ、ウドの街に潜伏される。PSの情報を知っているであろうと目するキリコを追跡・監視するが、バッテンタインにその任務を解かれて以降はバララント軍の大佐として再登場、軍や秘密結社とは別にワイズマンの「ある意志」により、クエント編までキリコの行動を監視し続ける。 彼の真の主人というべきワイズマンは滅ぼされたが、自身はOVA『ビッグバトル』でバララント軍大佐として健在だったり、本編の32年後を描いたOVA『赫奕たる異端』ではキリコの記録を綴る老人となって登場し、『幻影篇』でもヌルゲラントで生きていたワイズマンに導かれてキリコを追い続けたりと、テレビシリーズ終了後も謎の多い人物として出演している。 OVA『ペールゼン・ファイルズ』では彼と瓜二つの情報省官僚のコッタ・ルスケなる人物が登場し、最終回で改名して軍に移ることを匂わせる台詞がある。テレビシリーズにおいてはキリコが装甲騎兵として出撃し始めた頃から見張るよう命じられていたと発言しているが、『ペールゼン・ファイルズ』登場時の行動がワイズマンの直接的な命令に従ったものか間接的な操作によるものかは不明である。 ディーテル・ロイル・バッテンタイン 声 - 戸谷公次 ギルガメス軍中将。「素体」を生み出したパーフェクト・ソルジャー育成計画に深く関わり、それを足がかりにしてメルキアの中央政界への進出を目論む野心を持っていた。ロッチナの上官で、秘密結社に奪われた素体と関わりのあるキリコの追跡を命じたものの、ロッチナがなかなかキリコと素体を捕獲出来ない事から、彼を更迭・左遷させたが、当のロッチナにはさして堪えなかったばかりか、バララント軍に移籍するようにしてしまった。 その後もサンサに派遣したレイパードによる艦隊をクエントに向けさせ、その武力を傘にロッチナから素体を奪取しようと試みるも失敗し、更に腹心のオスカー・フォン・ヘルメシオン准将が起こしたブランバンドール・スキャンダルの影響により、PS計画中止と政界進出断念に追い込まれる。 後に元帥まで昇進、ギルガメス連合最高執政官となるが、テレビシリーズと『赫奕たる異端』の間に起きた「アンティテーツ事件」によって死亡する。 ロッチナの秘書 声 - 梨羽雪子 第30話と、第50話に登場するギルガメス軍女性士官で、ギルガメス軍に籍を置いていた頃のロッチナから、クメン内乱終結時のキリコとフィアナの足取りを探る為の調査確認を依頼され、ロッチナがギルガメス軍を去った後にはクエント事変の際に連合軍の中央作戦室に配属される。 金髪美貌の女性兵士だが、ロッチナや秘密結社の人物達と同様にワイズマンの息がかかり、両軍の行動を逐一調査・報告していた可能性がある。 ホビージャパン発行、『装甲騎兵ボトムズ・パーフェクト3Dブック』125ページによれば、名前は「カルメル・レバンチ」。 フーセン 声 - 広瀬正志 第1話のみに登場するギルガメス軍軍医。素体強奪に関わったキリコに対し、致死量にまで達するほどの自白薬投与と、脳刺激拷問を執拗に行うロッチナを諫める。また、キリコが素体奪取した組織を追う事を見越して、その体内に衛星監視用ビーコン(クメン編開始時に除去)を埋め込んでいた。
※この「ギルガメス軍関係者」の解説は、「装甲騎兵ボトムズ」の解説の一部です。
「ギルガメス軍関係者」を含む「装甲騎兵ボトムズ」の記事については、「装甲騎兵ボトムズ」の概要を参照ください。
- ギルガメス軍関係者のページへのリンク