クエント事変
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 23:08 UTC 版)
「クエント (装甲騎兵ボトムズ)」の記事における「クエント事変」の解説
生まれながらのパーフェクトソルジャー(PS)であるキリコは、PSイプシロンをサンサ星で倒した決闘の後、ロッチナに云われるままにクエントに向かった。 そこでクメン王国での傭兵仲間であるル・シャッコと再会し、共に自身の出生の秘密を探るが、クエントで秘密結社の攻撃を退けながらも、自身がワイズマンと同じ異能者であり、自身が銀河を支配する後継者に選ばれたことを知った。 こうして、「神」の後継者となったキリコがギルガメス、バララント両国の脅威となり、両国は同盟を結び、共に「神の子」キリコを抹殺しようと大艦隊と大規模なアーマードトルーパー(AT)部隊を差し向けた。 だが、キリコはこの両軍の包囲網を突破し、バララント、ギルガメス両軍に出来たことは秘密結社を粉砕できたことだけだった。その中で「神」とキリコが接触することを恐れた両軍はクエントを破壊しようとするが、予想外の事態が起こった。 「神」の元に辿り着いたキリコは「神」の後を継ぐことを拒否し、逆に「神」を抹殺してしまったのである。ワイズマンの死によって狂乱したロッチナは惑星破壊装置を作動させ、クエントは大爆発を起こし、両軍の艦隊はその爆発に巻き込まれて全滅した。 クエントはこうして消滅し、同時に傭兵として戦いに出ていた一部を除いて、クエント人は惑星と共に滅んだと思われていた。しかしクエント消滅前にアストラギウス銀河の辺境にある「馬の口」と呼ばれる宙域の、クエントの双子星ヌルゲラントに転送され生き延びており、今まで通り谷の底に集落を作って生活している。
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