ギャグ・持ちネタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 01:51 UTC 版)
笑点の大喜利で披露した場合、大抵座布団を没収されたり他のメンバー(主に歌丸や6代目円楽)から呆れたリアクションを取られたりするものも多い。自身の回答が滑った事を察した際には「ウケないね」などと言って、自ら座布団を返上するケースもある。 ダジャレ小噺寄席などで披露する。ダジャレを用いたさまざまな小噺を披露する。 「これは絵ですか?」「えぇ」「いい絵ですね」「いいえ」 「屋根」という言葉を出して「や〜ね〜。」(例:「雨が漏りますね」「や~ね~」など) 「アルジェリア」「ナイジェリア」(例:「アルジェリアは日本では有名でない」「そんなことナイジェリア」など) 笑点では司会者(歌丸)や観客に先に言われてしまうことが多い。 木久蔵ラーメン笑点や寄席などで披露する。ほかのメンバーから「不味い」「保健所の査察(食中毒の調査)を受けた」「返品が多い」 などといじられるが、稀にヨイショされることもある。また、木久扇本人も自虐ネタにすることが多い。『木久扇ナポリタン』や『木久扇ワンタンメン』など、関連商品のネタも多い(食品の返品は消費者契約法により、日本国内では返品不可であることがほとんどである)。最近は、たい平が木久蔵ラーメンに対抗して発売した『秩父たい平カレー』や6代目円楽の『円楽腹黒ラーメン』をライバル視しており、たい平や円楽とネタで「不味い」などと罵倒し合う事が多い。 木久扇無理問答笑点で披露する。「一本でも、にんじんとは、これいかに?」「二本でも、ゴボウというが如し」と言うように普段は流されがちな素朴な疑問を問答にして披露することが多い。 その時々に流行っている楽曲 会いたかった(AKB48の楽曲)、Z女戦争(ももいろクローバーZの楽曲)、U.S.A.(DA PUMPの楽曲)など いずれも独特のリズムで歌う。挨拶や大喜利の回答では踊ることもある。 おやじの海(村木賢吉の楽曲)笑点で披露する。答えでおできなどと発言すると歌う(海と膿をかけている)。 チャンチキおけさ(三波春夫の楽曲)笑点で披露する。警察・探偵に関する問題になると歌う(鑑識とチャンチキをかけている)。 ミネソタの卵売り(暁テル子の楽曲)笑点で披露する。また、暁テル子の楽曲では「東京シューシャインボーイ」などを歌う場合もある。 憧れのハワイ航路(岡晴夫の楽曲)笑点で披露する。 星の流れに(菊池章子の楽曲)笑点や寄席などで披露する。 イヨマンテの夜(伊藤久男の楽曲)笑点で後述の雨乞い師ネタの際に祈りながら披露する。 宇宙人のものまね笑点や寄席などで披露する。「ワレワレハウチュウジンダ」を典型とする宇宙人語を話し、最後に「ぼよよよよ〜ん」で締める。 河童・雨乞い師・マイケル・ジャクソン(のものまね)笑点で披露する。両隣の(好楽または昇太→三平)メンバーにネタを振られて行う。大喜利の答えに使われた場合、大抵ネタを振った側の座布団が没収となるが、木久扇の座布団ないしは両者の座布団が没収される時もある。 河童ネタは、後述のように2010年には座布団10枚の賞品の元ネタとなることとなり、トルコ・カッパドキアの旅となった。 下記のレパートリーにないものまね(織田信長、明智光秀、宮本武蔵、徳川家康、森鷗外など)を振られることもあり、その時でも「私は、○○ですが…」と大河内傳次郎のマネで返すこともあり、司会者からどの物真似も同じと指摘をされる事がある。 相田みつをの詩集笑点で披露する。ネタの中で「○○だっていいじゃないか、にんげんだもの」と言い、最後に必ず「せんだみつお」とつける(その際、好楽からツッコミを入れられる)。 エレキギター笑点で披露する。大喜利の答えに使われた場合、司会者(歌丸)に先に言われてしまうこともある。 「バカバカバカバカ!」(エレキギターの音と馬鹿をかけている)。 言い間違い・読み間違い笑点や寄席などで披露する(「尾崎紅葉の『金色夜叉』」を「尾崎もみじの『きんいろよるまた』」と読み間違えたり、預金通帳の利子の明細を見て「としこさんから入金があった」と発言するなど。)。概ね歌丸やほかのメンバーによって訂正される。また、寄席などで披露する場合は発言後に自ら訂正している。 認知症ネタとして、徘徊してどこか分からない、迷わないように支給された小道具を道端に置いて行くなどのネタ。昇太が司会に就任して以降、度々披露する。 大喜利の一問目のお題に対して「今日中に(または今)やらなきゃいけないんですね?」と返答する。 など。
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