ガウスとは? わかりやすく解説

ガウス (Gauss, Johann Carl Friedrich)

ガウスという人は

ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス ヨハン・カール・
フリードリヒ・ガウス

煉瓦職人の子としてブラウンシュバイク生まれる。 幼少時から明敏で、1から100までの数字すべてを足すように課題出されとき「1+100=10199+2=10198+3=101・・・となるので答え101*50=5050だ。」 と即座に解答して教師驚かせたという逸話がある。14歳のとき領主フェルナンド公の援助によりゲッチンゲン大学入学する

数学分野活躍し1801年、”数論研究”の発刊によりアルキメデスニュートンのような大数学者仲間入りをする。 電磁気の研究成果があがり始めるのは、ウェーバー研究参加した1831年、ガウスが天文台長務める頃からとなる。

ガウスの主な経歴

1829年、ガウスの線束定理発表電気力線磁力線発源点からの総湧出量表面積分により求める式を導く。

1832年磁界絶対測定法をあみ出す。 大数学者ガウスの電気史への最大貢献がこれである。 磁気強さを、長さ質量時間3項目から間接的に求め方法をあみ出した1600年ギルバート磁気論じて以来多く研究者磁力テーマ実験行ってきた。 しかし、データ互換性がないためそれぞれの研究独立したものになってしまってきたが、ガウスによって共通の磁力基準算出できるようになった

1833年電磁式電信機ウェーバーとともに発明する。 5本の電線5つ磁針用いた反射電流電信機であり、地磁気観測所研究所間の約83kmを実際に電信した。 これ以前電信使用する文字数通信線本数同じだけ必要であり、実用的とは言えないものだった。 この発明を耳にしたクックイギリス戻りホイートストンとともに電信機完成させる

1838年コプリ・メダル受賞

1840年ガウスの定理発表する電界内のある閉曲面外側向かって横切る全電束は、その閉曲面内全電荷の4π倍に等しい。

1850年頃、ガウス単位系提唱するクーロンの法則出発点とし、長さ[cm]、質量[g]、時間[sec]を用いるc.g.s.単位からε=1とした静電単位系e.s.uと、 μ=1とした電磁単位系e.m.u組み上げビオサバールファラデー電磁関係式換算定数cによって結合できる単位系提唱する

ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス

彼は数学教授になったことはな教師となることも嫌ったが、リヒャルト・デーデキントベルンハルト・リーマンなど彼の弟子達は偉大な数学者となった





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