ガウスのアルゴリズムとは? わかりやすく解説

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ガウスのアルゴリズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 15:24 UTC 版)

コンプトゥス」の記事における「ガウスのアルゴリズム」の解説

復活祭日曜日日付計算するアルゴリズム最初に発表したのは数学者ガウスである。日付次の公式で求められる該当する年をyとする。 mod {\displaystyle {\bmod {}}} は整数割ったときの余りを示す。まず以下の a {\displaystyle a} 、 b {\displaystyle b} 、 c {\displaystyle c} を計算するa = Y mod 1 9 {\displaystyle a=Y{\bmod {1}}9} b = Y mod 4 {\displaystyle b=Y{\bmod {4}}} c = Y mod 7 {\displaystyle c=Y{\bmod {7}}} 次にdとeを下の公式で導き出す。 d = ( 19 a + M ) mod 3 0 {\displaystyle d=(19a+M){\bmod {3}}0} e = ( 2 b + 4 c + 6 d + N ) mod 7 {\displaystyle e=(2b+4c+6d+N){\bmod {7}}} ユリウス暦東方教会用いられる)では M = 15 {\displaystyle M=15} 、 N = 6 {\displaystyle N=6} を挿入するグレゴリオ暦西方教会用いられる)ではMとNの値は次の表から拾う。 西暦 M {\displaystyle M} N {\displaystyle N} 1583 - 1699年 22 2 1700 - 1799年 23 3 1800 - 189923 4 1900 - 2099年 24 5 2100 - 2199年 24 6 2200 - 2299年 25 0 d + e < 10 {\displaystyle d+e<10} ( d {\displaystyle d} と e {\displaystyle e} の和が 10 {\displaystyle 10} より小さかったら)、復活祭は3月の ( d + e + 22 ) {\displaystyle (d+e+22)} 日となる。それ以外は、4月 ( d + e − 9 ) {\displaystyle (d+e-9)} 日となる。 ただし、次のような例外がある。 公式によって算出した日にちが4月26日であれば、復活祭は4月19日となる。 公式によって算出した日にちが4月25日で、なおかつ d = 28 {\displaystyle d=28} 、 e = 6 {\displaystyle e=6} そして a > 10 {\displaystyle a>10} であるならば、復活祭4月18日となる。

※この「ガウスのアルゴリズム」の解説は、「コンプトゥス」の解説の一部です。
「ガウスのアルゴリズム」を含む「コンプトゥス」の記事については、「コンプトゥス」の概要を参照ください。

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