ガイアークの装備・戦力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 12:54 UTC 版)
「炎神戦隊ゴーオンジャー」の記事における「ガイアークの装備・戦力」の解説
ヘルガイユ宮殿 ガイアークの本拠地。ヒューマンワールド侵略の前線基地として孤島に建てられ、ヨゴシマクリタインが設計、害地大臣ヨゴシュタインが建設した。宮殿のある一室で蛮機獣が製造され、無尽蔵にエネルギーを生み出す「デウス・ハグル・マギア」という永久機関がある。 蛮ドーマ(バンドーマ) ヒラメキメデスによって開発されたガイアークの小型機動兵器。ヘルガイユ宮殿の各所に配備されている。飛行形態と二足歩行形態の二形態に変形が可能で、巨大戦では操縦を担当するウガッツ同様集団で動き回り、空陸両面から蛮機獣をサポートする。この蛮ドーマの大編隊は「蛮ドーマ軍」と総称される。 ヒラメキメデスの操縦する機体は蛮ドーマSPと呼ばれ、複葉機を思わせるフォルムと緑色のカラーリングが特徴であり、通常の3倍の速さで飛行するほか、3機の蛮ドーマを分離させることが可能となっている。デザイン画では「蛮機」という名称であった。デザインモチーフはカマドウマ。ガイアーク全体のデザインコンセプトに昆虫の要素が取り入れられていた名残の一つであり、戦車のように無骨で重厚な雰囲気を目指している。蛮ドーマSPではトノサマバッタとカマキリの意匠も加えられている。蛮ドーマと炎神の大きさの違いを解消するため、5体が合体する三葉機となった。下部中央のヒラメキメデスの機体は、トノサマバッタの緑色にして、カマキリの鎌を付けて分離した際に区別している。他の4機は逆さになった2体が変形して、ミサイルポッドと翼を構成している。 ビックリウムエナジー キタネイダスによって開発された緑色の液体エネルギー。蛮機獣に搭載されることで、ビックリウムエナジーを活性化させて「サンギョーカクメーイ!」の掛け声とともに巨大化させる効果を持つ。これの発展版として、ヨゴシマクリタインらによって滅ぼされた3つのブレーンワールドのエネルギーが込められている、赤色の「ドッキリウム」も登場、キレイズキーとチラカソーネが使用したが、蛮機獣のようにあらかじめ搭載されておらず、その場で飲用した(巨大化の掛け声は「チョーサンギョーカクーメーイ!」)。 中には作戦や戦闘用として予め巨大化して登場している者、オイルバンキのように改造で「第2次産業革命」を起こす者や、ハッパバンキのようにビックリウムエナジーを抜かれて巨大化できなかった者もいる。ボーセキバンキの場合は、産業革命の始まりは紡績機の発達からであることに起因して「元祖産業革命」を起こし、またマホービンバンキの場合はなぜか「レオナルド・ダ・ビーンチ!」と叫んだ。また雷々剱と獄々丸のように、蛮機族以外の者でもビックリウムエナジーの効果を発揮させることは可能である(二人の巨大化時の掛け声は「フコクキョウヘーイ!」であった)。 劇薬に指定されているため、例え蛮機獣といえども、多量に摂取すると、命の危険にさらされる。 ハカリバー ヒラメキメデスの愛刀。害地副大臣に任命された際にヨゴシュタインから授けられたものでものさしのような外見をしている。これを使用し「正三角形切り」「直角二等辺三角形切り」「ヒラメキ殺法・三平方の定理」などの多彩な技を繰り出す。 ヨゴシュピア ヨゴシュタインの持つ巨大な槍。かなりの重量のためヨゴシュタインでないと使いこなせない。雷を発生させ攻撃する「ヨゴシュピアグラエン怒」という技をもつ。またガイアークのもつエネルギーから「ガイアークソウル」と呼ばれるソウルを作りだすこともできる。劇中ではウガッツから作った「ウガッツソウル」とケガレシアから作った「ケガレシアソウル」が登場した。 おソウジ七つ道具 キレイズキーが使用する7種類の武器。全て掃除用品を模している。ウエポン1・ホウキショットガン:銃口とグリップがそれぞれ箒の形をしている散弾銃。 ウェポン2・ゾーキングレネード:「アンチソウルゾーキン」という雑巾状の武器に装備されている手榴弾。絞って発動させてから発射する。炎神の意識を一時的に失わせる効果がある。 ウェポン3・チリトリシールド:左手甲の塵取り状のパーツが広がって、塵取り型の手持ち楯となる。 ウェポン4・ハタキブレード:はたき型の蛮刀。相手を十文字に切り裂く「ホコリトラッシュ」、×字に切り裂く「たすき掛け」、刀を回してから切り裂く「円月斬り」といった技がある。 ウェポン5・メンボークナイ:綿棒の形をしたくない。 ウェポン6・ムゲンゴミバコ:ゴミ箱型の時空転送機。自分が入って攻撃を逃れたり、炎神巨人を吸い込んで、別の場所に転送させる。 ウェポン7・バケツバズーカ:銃口がバケツの形をしているバズーカ。武器の中では一番の破壊力を持つ。 これらの武器はその大半がゴーオンジャーによって破壊されたが、キレイズキー死去後はムゲンゴミバコだけが残り、ここからヨゴシマクタリンとチラカソーネが出現、そしてヨゴシマクタリンは自分が滅ぼしたサウンド・マジック・プリズム各ワールドからのエネルギーを結晶させた鉱石を転送し、自分が食べてエネルギーにしていた。 なおホウキショットガンとバケツバズーカは、『海賊戦隊ゴーカイジャー』に登場した保蛮官チラカシズキーも使用している。キレイズキーのデザインコンセプトだったミリタリー感のある重々しい感じに、少々レトロ感を加えてデザインされた。 デンカノボウトウ ヨゴシマクリタインが使用する、巨大な杵状の武器。様々な超能力を発揮させることが出来、ヨゴシマクリタインはこれを使って、「必殺 強行採決」や「最終独裁宣言 ヨゴシマニフェストブレイク」という技が使える。 デウス・ハグル・マギア 巨大な歯車型の永久機関でヘルガイユ宮殿の心臓部、発生するエネルギーは蛮ドーマを大量かつ短期間に増産するほどである。ヨゴシマクリタインの設計図を元にヨゴシュタインが建造したが、彼を始めとする三大臣はその真価を発揮するには至らなかった。GP-FINALでゴーオンジャーに破壊され、ヘルガイユ宮殿は崩壊した。しかし、その反動でヨゴシマクリタインにエネルギーが逆流し、パワーアップを果たした。
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