カンブレー同盟戦争とは? わかりやすく解説

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カンブレー同盟戦争(1508年 - 1516年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 02:16 UTC 版)

イタリアの軍事史」の記事における「カンブレー同盟戦争(1508年 - 1516年)」の解説

詳細は「カンブレー同盟戦争」を参照 第二次イタリア戦争から数年経過した1508年ヴェネツィアロマーニャ占領端を発する新し対立生まれていた。教皇ユリウス2世号令によってフランス・カスティーリャ=アラゴン神聖ローマ教皇領一堂に会する同盟結成された(カンブレー同盟)。アドリア沿岸部分割目指す同盟軍前にヴェネツィア共和国単独で立ち向かわなければならない状況置かれた。 カンブレー同盟戦争は戦う陣営時期によって大きく変動する不安定な戦争であった。まずは二度亘る敗戦という汚名の晴らさんとするフランス軍第三次遠征開始ヴェネツィア軍はアニャデッロ戦い破れ大部分内陸領が失われた。しかしロマーニャ領有を巡る論争からユリウス2世ヴェネツィア同盟結んでフランス軍梯子を外すと、神聖ローマカスティーリャアラゴン更にはイギリス呼応して新たに神聖同盟結成フランスは再び孤立追い込まれた。フランス軍ミラノ公国スイス傭兵隊を率いマッシミリアーノ・スフォルツァ(ルドヴィコ・スフォルツァの嫡男)に委ねるラヴェンナ進軍した同盟軍相対したラヴェンナの戦い)。戦闘ではフランス軍優勢維持していたものの、指揮官ガストン・ド・フォワ戦死などが響いてラヴェンナ陥落フランス軍三度イタリアから退却した。 しかし1512年今度神聖同盟軍の側で領地分配に関する議論仲違い起き、更にヴェネツィアフランス単独講和結んだ事で同盟瓦解したヴェネツィアロンバルディア分割取り決めて内陸領を奪還した1513年フランス軍ミラノ公国再度没収すべく軍を進めたが、ノヴァーラの戦いでマッシミリアーノを守るスイス傭兵隊に敗北した以後フランス数度亘ってミラノ攻略失敗し続けたが、フランソワ1世の代に漸くマリニャーノの戦いでマッシミリアーノを追放することができた。これで北イタリアフランスヴェネツィア分割する態となった。

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カンブレー同盟戦争(1508年 - 1516年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 16:01 UTC 版)

イタリア戦争」の記事における「カンブレー同盟戦争(1508年 - 1516年)」の解説

詳細は「カンブレー同盟戦争」を参照 1511年教皇ユリウス2世アラゴンヴェネツィアイングランドスイス神聖同盟を結び、フランス対抗1513年2月ボスコリ事件ニッコロ・マキャヴェッリ失脚3月メディチ家から新教レオ10世在位1513年 - 1521年)が誕生6月6日ミラノからフランス軍追放されるノヴァーラの戦い)。スフォルツァ家一時復帰1515年フランス王フランソワ1世ミラノ侵攻(マリニャーノの戦いイタリア語版フランス語版ドイツ語版英語版))。スフォルツァ家追放しミラノ支配する

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