エンテ・イスラのセフィラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:56 UTC 版)
「はたらく魔王さま!」の記事における「エンテ・イスラのセフィラ」の解説
アラス・ラムス 詳細はアラス・ラムスを参照。 アシエス・アーラ 真奥が原付免許の試験会場で出会った少女。当初は「サトウツバサ」と名乗り、ノルドと行動を共にしていた。その実態は恵美の“進化聖剣・片翼”と対をなすもう一振りの聖剣でセフィラ・イェソドの化身にしてアラス・ラムスの妹。 容姿は中学生程度。姉と同じ銀髪と紫色の瞳を持つ。訛りのある日本語賑やかな口調で話し、ノルドを「オトーさん」、アラス・ラムスを「ネーサマ(姉様)」、後に地球で再会したライラを「オカーサン」と呼んでいる。夜空の星を眺めるのが好き。カマエルやリヴィクォッコとの対決では、真奥と融合してその姿を「進化聖剣・片翼」に変えた。その後は姉同様、使用者である真奥との融合状態が続いている。無邪気かつ人懐っこいが、姉であるアラス・ラムスが聞き分けの良い子であるのに対し、自身の欲望に忠実で自由奔放な性格をしており、周囲を振り回している。 真奥には当初その出自から警戒心を顕にしていたが、融合して「ヤドリギ」と認めた上で完全に懐き、何の躊躇いもなく抱きついたりつまみ食い癖したりなどで彼を悩ませている。また一言多く、周囲の人間の神経を逆撫でする場面が多々あるが本人の発言から計算して言っている可能性がある模様。その反面天使達のことは猛烈に嫌悪しており、サリエルを視認した時は周囲を無視していきなり攻撃しようとしたほど。エンテ・イスラでは自らの聖法気と真奥の魔力が反作用を起こして一時融合不全に陥るが、芦屋が所持していた魔力に偏ったイェソドの欠片を取り込むことで真奥との再融合を果たして天使達を撃退し、アラス・ラムスとの再会を果たした。帰還後は志波の計らいで、彼女の家に同居することとなる。現在毛嫌いしているガブリエルと同居状態だが、時折夜襲をかけている模様。 イルオーン セフィラ・ゲブラーの化身の少年。ファーファレルロに伴われ、真奥達の元に現れた。鉄色の髪に一房だけ赤い筋が入っている。 真奥奪還任務の傍ら、彼の行動に興味を持ち、無邪気な反応を見せる。魔界主戦派に従っていたのは天界勢力の命令によるものであったが、何故彼が天使達の支配に甘んじていたのかは不明。皇都蒼天蓋の決戦ではイェソド姉妹との戦闘を嫌い、行方をくらませた。その後、セフィラの気配に引かれ再度日本へ渡った彼はヤドリギの不在により力を暴走させ、恵美やライラに襲いかかるも自身も瀕死の身となり、ヴィラ・ローザ笹塚101号室で保護されている。その後回復を果たし、イソェド姉妹と行動を共にしている。 ウツシハラ ダァトの化身の少年。漆原(ルシフェル)そっくりの姿で顕現したことから真奥が名付けた。千穂を頂点会議を主宰しエンテ・イスラ人類を一つの概念として纏め上げた存在として認め、彼女の持つイェソドの欠片から誕生した。ルシフェルの姿で顕現したことで、イグノラ達の目論見通りセフィロトは天使族を選ばれた人類として認めたものと作中人物達は誤解するが、それは「天使族も含めてエンテ・イスラ人類である」と認めたセフィロトの判定であった。漆原ほどではないが、かなりドライな性格。 エレオス セフィラ・マルクトの化身の少女でニュクスの姉。白髪に一房だけ黄色と黒の混ざった前髪を持つ。ダァトがルシフェルの形で顕現したことでセフィロトが天使族を選別したものと思い込み、天使達への協力を決意。カマエルをヤドリギとして魔王達の前に立ちふさがり、アシエスと壮絶な姉妹喧嘩を繰り広げる。セフィラの子達が知るマルクトは元々は彼女一人であった。性格は生真面目。 ニュクス セフィラ・マルクトの化身の少女でエレオスの妹。一房だけオリーブ色と濃い赤褐色の混ざった前髪を持つ。魔王達とイェソド姉妹の繋がりを断ち連れ去ろうとした宇宙服の正体は彼女であった。イグノラ達がセフィロトの樹を管理下に置いた後に生まれた存在で、イグノラを母親のように慕い、エミリアとアラス・ラムスの前に立ちふさがった。性格は破天荒で無邪気。
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