まんぷくじとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > まんぷくじの意味・解説 

まんぷく‐じ【万福寺】

読み方:まんぷくじ

[一]京都府宇治市にある黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山山号は、黄檗山開創寛文元年(1661)。開山は明僧隠元隆琦(いんげんりゅうき)。開基徳川家綱中国黄檗山万福寺を模した様式伽藍(がらん)配置で、寺宝虎渓三笑や一切経の版木などを蔵すまた、普茶料理伝えていることでも知られる

[二]島根県益田市にある時宗の寺。山号は、清滝山。もと安福寺称する天台宗の寺。文中3=応安7年(1374)現在地移転、現寺号となった池泉回遊式庭園雪舟作と伝える。


萬福寺

名称: 萬福寺
ふりがな まんぷくじ
名称(棟): 大雄宝殿
名称(ふりがな): だいゆうほうでん
番号 0597
種別1: 近世以前寺院
国宝重文区分 重要文化財
指定年月日 1913.04.14(大正2.04.14)
員数(数): 1
員数(単位):
代表都道府県 京都府
都道府県 京都府宇治市五ヶ庄三番
所有者名:
指定基準
管理団体名:
管理団体住所
管理団体指定年月日
構造形式 桁行三間梁間三間一重もこし付、入母屋造本瓦葺正面台附
時代区分 江戸中期
年代 寛文8(1668)
解説文: 萬福寺は中国隠元によって開創された黄檗宗大本山である。伽藍造営寛文元年一六六一)からはじめられ延宝七年一六七九)までに一応の完成をみたが、その後若干新築再建等があり現在に至っている。
 伽藍配置堂舎建築様式は、中国明代末期から清代初期仏教建築影響を受けたもので、近世建築史価値が高い。
 現在、大雄宝殿十七棟が重要文化財指定されているが、これに位牌堂である祠堂切妻造大庫裏徳川歴代将軍位牌祀る威徳殿の三棟を加え特色ある伽藍全体保存を図る。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「まんぷくじ」の関連用語

まんぷくじのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



まんぷくじのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2024 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS