にっこり【ニッコリ】(果樹)
登録番号 | 第5138号 | |
登録年月日 | 1996年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | なし | |
登録品種の名称及びその読み | にっこり よみ:ニッコリ | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 栃木県 | |
品種登録者の住所 | 栃木県宇都宮市塙田1丁目1番20号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 金子友昭 高橋建夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「新高」に「豊水」を交配して得られた実生から選抜,育成されたもので,果実の形は円,果皮色は赤褐色,大きさは850g程度,育成地(栃木県宇都宮市)において10月中下旬に成熟する晩生種である。 樹勢は強,新梢の長さはかなり長,新梢の太さは太,節間長は短,皮目の大きさは中,新梢の色は暗緑褐,短果枝の着生はやや少,花芽の形は楕円,大きさは中である。成葉の形は円,先端の形は中,基部の形は円,葉縁の鋸歯の角度は中,葉の大きさはやや大,葉柄の長さはかなり短,葉柄比率はかなり小である。花弁の大きさは中,開花直前の花色は淡桃,形は卵,切れ込みは少,花弁の色は白である。果実の形は円,果形指数は中,梗あの深さは深,広さはやや広,ていあの深さは中,広さは狭,有てい果の有無は混在,果実の大きさは850g程度で極大,果皮の色は赤褐,果点の大きさは中,密度は密,果面の粗滑はやや粗,果梗の長さは短,太さは太,肉梗の有無は無,果芯の大きさは中,果肉の色はやや雪白,硬さ,粗密及び切り口の褐変は中,甘味は高,酸味は弱,香気は極少,果汁の多少は多,種子の形はやや長卵,大きさはかなり大である。成熟期は晩で育成地において10月中下旬,貯蔵性は長である。 「愛宕」と比較して,樹勢が強いこと,新梢の色が暗緑褐であること,果実の形が円であること等で,「新雪」と比較して,新梢の色が暗緑褐であること,短果枝の着生が少ないこと,成葉の形が円であること,果実の形が円であること,果皮の色が赤褐であること等,「新高」と比較して,短果枝の着生が少ないこと,成葉の形が円であること,果実のていあの広さが狭いこと,果皮の色が赤褐であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,栃木県農業試験場(宇都宮市)において,昭和59年に「新高」に「豊水」を交配し,得られた種子から実生を育成して61年に高接ぎし,この中から平成3年までに選抜を繰り返し,4年から特性の調査・確認を行って,育成を完了したものである。 |
にっこり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 14:32 UTC 版)
栃木県農業試験場が、1984年に「新高」に「豊水」を交配して育成し1996年8月に品種登録した晩生種である。。名称の由来は国際的観光地の日光と梨の音読み「リ」から。
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にっこり
「にっこり」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女はにっこりほほえんで答えた
- 彼女は妹ににっこりとほほえみかけた
- 廊下ですれ違ったとき彼女は私ににっこり笑った
- 少年は駆け寄ってくる犬を見てにっこりした
- その女性はにっこりして感謝の意を表した
- 二人に、少女がにっこりと笑った
- 彼がにっこり笑った
- 彼女は、にっこり笑っている。
- 私もにっこりと笑いかけられたことが何度もある。
- 彼女はにっこりと笑って私を見ました。
- 老婆はほっと息をついてにっこり笑った。
- 母は、にっこりと微笑みながら赤ん坊に手を差し出した。
- 部屋に入ってきた時、彼女は私ににっこりと笑った。
- 悲しかったけれど、彼女はにっこり笑って彼にさようならを言った。
- 彼女は母親を見てにっこりと笑った。
- 彼女は怒りをこらえ、にっこりと微笑した。
- 彼女は手を振りながらにっこり笑った。
- 彼女はにっこり笑って僕に挨拶した。
- 彼女はにっこり笑って感謝の気持ちを表した。
- 彼女はにっこり笑ってそういった。
品詞の分類
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