くまもと阪神としての営業とは? わかりやすく解説

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くまもと阪神としての営業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 11:15 UTC 版)

県民百貨店」の記事における「くまもと阪神としての営業」の解説

阪神百貨店社長三枝輝行自身非常勤取締役就任したほか、仕入れ担当などの役員幹部社員として3人を出向させ、友の会業務子会社阪神みどり会熊本営業所店内設置して引き受けるなど「阪神」の商標だけでなく人事教育商品仕入を含む営業活動などの支援行った継続的なコミュニケーション確保して顧客との絆を深めることを目的入会金年会費無料くまもと阪神カードが、申込全員もれなく1000円商品券進呈するキャンペーン展開したところ開業初日だけで1万人の会員集まり初年度阪神タイガース18年ぶりのリーグ優勝セール30万人集めて売上で4億円、利益1億の上乗せ実現する幸運に恵まれ2004年平成16年1月期は売上高166億円、経常利益5.3億円と順調に立ち上げることに成功した初年度から食品に強い阪神百貨店との提携活かして食品売場強化行い地下が狭い建物構造影響1階フロア和洋菓子有名店集めたデパ地下代わりの「デパイチ」を設置するなど売場改装進め、この「デパイチ」が好調タイガース優勝セールがなかった2年目2005年平成17年1月期も対前期比0.6%増の売上高166.74億円と優勝セール分の減少カバーして増収確保し経常利益7300万円当期利益1.04億円と連続黒字実現して経営軌道に乗ったため、2005年平成17年4月19日取締役会で「県民百貨店会社としてひとり立ちができてきた。今後本業専念したい」として橋本雅史代表取締役副社長退任して非常勤取締役となり、代わりに岩田屋出身でこの百貨店構想立てた松本烝治常務昇格するなど徐々に経営体制シフト始めたまた、同月には2月にかつて岩田屋の子会社だった食品スーパーサニー地下食品売り場から撤退したあとを改修してデパ地下強化行ったり、婦人服売場ブランド入れ替えなど改装進め2008年平成20年)まで5年経常黒字継続するなどの財務基準クリアしたため経済産業省から直営認可を受け、2008年平成20年9月1日から県民百貨店100%出資した県民百貨店友の会阪神百貨店子会社阪神みどり会熊本営業所から友の会業務引継ぐなど、リーマンショックによる景気低迷前までは黒字経営維持し続けた2009年平成21年1月期に売上高前期比6.1%減の148.07億円と大きく落ち込んで開業以来初の経常当期赤字となったが、2010年平成22年1月期に売上高こそ前期比8.4%減の135.63億円と引き続き大きく落ち込み続いたものの、販売費や一管理費削減して経常利益1800万円当期純利益600万円黒字転換し2011年平成23年1月期も売上高一部売り場営業時間30短縮したことが影響して前期比4.2%減の129.093億円と引き続き落ち込み続いたものの、時間短縮により水道光熱費残業代削減などのコストダウン売上減少のマイナスを上回り経常利益が42.8%増の2584万円となるなど増益となって2期連続経常黒字実現した税金の関係で当期純利益272万円減少して辛うじて黒字確保するなど営業開始以来1期除いて黒字維持し続けている。 2009年平成21年4月には創業以来社長努めてきた丸本退任し、この百貨店構想立案者であった松本烝治社長に昇格すると共に丸本取締役相談役となり、岩田屋から県民百貨店創立加わった近藤純男と高崎久矢が新たに取締役就任し2010年平成22年2月からは阪神百貨店からの出向者無しプロパー社員だけで店を運営するなど創業時体制からプロパーによる百貨店経営への移行図られていった

※この「くまもと阪神としての営業」の解説は、「県民百貨店」の解説の一部です。
「くまもと阪神としての営業」を含む「県民百貨店」の記事については、「県民百貨店」の概要を参照ください。

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