『ウルトラマン』に登場するアントラーとは? わかりやすく解説

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『ウルトラマン』に登場するアントラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 09:36 UTC 版)

アントラー (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラマン』に登場するアントラー」の解説

『ウルトラマン』第7話バラージの青い石」に登場本編先立って1966年7月9日杉並公会堂開催されたイベントウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」(放映は翌10日)にも登場している。 中東アララット山の麓にある幻の街・バラージ付近砂漠太古から生息していた怪獣。5千年前にバラージの町を襲ってシルクロード交易衰退させたことがあり、当時ウルトラマン酷似した姿の「ノアの神」によって倒された。その姿はアリジゴクのようで、頭部には巨大な1対の大顎を持つ。砂漠すり鉢状巨大なアリジゴク作り獲物捕食する習性を持つ。大顎の間から発射できる金属含んだ物体だけでなくウルトラマンさえも吸い寄せる強力な虹色磁力光線により、飛行機墜落させる。 唯一苦手とするのは、かつてノアの神が持ってきたと伝えられる「青い石」だけである。現代復活してバラージの町を襲撃した際には科学特捜隊スーパーガン受けつけず、逆に磁力吸い寄せるウルトラマンとの戦いで磁力光線砂煙大顎による締めつけなどで苦しめたうえ、スペシウム光線硬い皮膚平然と受けきる。激し格闘戦で右の大顎をねじ切られるも大ダメージには至らなかったが、青い石をムラマツキャップから頭部投げつけられたことで体中に大爆発起こし地面倒れて絶命する。 第35話では怪獣墓場漂っている姿が描かれている。 スーツアクター荒垣輝雄中村晴吉ノンクレジットデザイン成田亨成田人体カブトムシイメージ被せたものとしている。頭部FRP樹脂製。 資料によっては地球隕石乗って飛来し宇宙怪獣であった可能性記述されている。また、中近東地域落下した隕石によって活発化したとも記述されている。 鳴き声ラドンハイスピード再生。角の開閉音は、録音担当西本正による歯ぎしりの音。 書籍ウルトラマン ベストブック』(竹書房1993年)では、最終話登場するゼットンの角はアントラーのものを参考にしているとの岩本博士による推測記述している。 『ウルトラマン』放送開始前週放送された『ウルトラマン前夜祭』では、暴れ怪獣1体として先行登場しウルトラマンと戦う。他の着ぐるみとは違ってファスナー位置前にあり、着ぐるみ胴体前後逆になっていた。このスーツアクター泉梅之助劇中に登場する「ノアの神」の正体には諸説ある。『ウルトラマン列伝』39話では、ゾフィーウルトラマンゼロが「ウルトラマンノアとの関係があるかもしれない」と驚く。 『新ウルトラマン列伝』第28話では、ゼロが「ノアの神とウルトラマンノアと関係があるのかもしれない」と語り、「大昔からウルトラマンは平和のために戦い続けてきたのだろう」と締めくくった漫画作品『ウルトラマンSTORY 0』では、バラージ訪れたゾフィーであると示唆する描写存在する。#『ウルトラマンSTORY 0』参照。 『ウルトラファイト』の「ひきょうだアントラー」と映画『ウルトラマン物語』における流用映像では、スペシウム光線倒される前者では砂煙アントラー自身吐き出す猛毒ガスとされている。 『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』では、虹色磁力光線は「キャプチャ光線」、大顎による締めつけは「ライジングシザース」と表記されている。 市街地立っているという、実際劇中には出てこないスチール写真存在する台本では、ムラマツアントラー見て蟻地獄!!!」と叫ぶシーン存在する手足は4本だが、台本では「6本足でウルトラマン抑え込む」との一文書かれている

※この「『ウルトラマン』に登場するアントラー」の解説は、「アントラー (ウルトラ怪獣)」の解説の一部です。
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