『ウルトラマンZ』に登場するレッドキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 09:10 UTC 版)
「レッドキング」の記事における「『ウルトラマンZ』に登場するレッドキング」の解説
『ウルトラマンZ』第11話「守るべきもの」、第24話「滅亡への遊戯」に登場。初代に沿った形状のオス個体がレッドキングA、二代目に沿った形状のメス個体がレッドキングBとそれぞれ設定されている。 第11話では、深間市内の採石場にて砕石によって生じた穴からAが地上へ出現する。駆けつけたナカシマヨウコのキングジョー ストレイジカスタム(キングジョーSC)と市街地にて交戦し、まもなくBも出現してナツカワハルキとウルトラマンゼット ベータスマッシュとも乱戦を経てAがアルファエッジのライトニングジェネレードとM78流・竜巻閃光斬で撃破された後、BはAがBと採石場の地下の巣穴にある卵を守ろうとしていたことを悟ったハルキとゼットによってキングジョーSCの26口径750ミリペダニウム粒子砲からバリアでかばわれ、卵と共に巣に返される。この結果、ハルキはかつて父のナツカワマサルがギーストロンによる襲撃の際に他人を守ろうとして死亡したという過去から心の傷と罪悪感に苦悩することとなり、ヘビクラショウタ(ジャグラス ジャグラー)にはBによる恨みを買って再襲撃を受けるであろうことをほくそ笑まれることとなった。 第24話では、Bがウルトロイドゼロによる襲撃から卵を守ろうと立ち向かうが、敵わず防戦一方となった末に吸収された後、ウルトロイドゼロから変貌したデストルドスの一部と化し、右背部に頭部が生える。なお、卵はBに続いて吸収されそうになったところに間一髪で駆けつけたゼットによって救出され、離れた場所へ安置された。 スーツアクター:新井宏幸(A)、石川真之介・梶川賢司(B) Bのスーツは『ニュージェネレーションヒーローズ』で使用された二代目のスーツの流用。 2021年3月20日に佐賀県立美術館にて開催された巡回展「ウルトラマン55周年 TSUBURAYA EXHIBITION」にはゼット アルファエッジがレッドキングに立ち向かうシーンを再現したフォトスポットも用意されたが、同展にも関わったデザイナーの丸山浩によれば、展示されたレッドキングは30年以上前に作られた動刻(動く彫刻)であり、多少の痛みはあったものの品田冬樹が修復したという。
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