『ウルトラマンZ』に登場するブルトン
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「ブルトン (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラマンZ』に登場するブルトン」の解説
『ウルトラマンZ』第1話「ご唱和ください、我の名を!」および第14話「四次元狂騒曲」に登場。 様々な四次元現象を4種のアンテナで巻き起こすパラノーマルフェノメノンが得意技で、放射状に広がるアンテナAは物体消去能力を持ち、2対のアンテナBは落とし穴などを作る四次元現象を起こし、先端がフラッシュするアンテナCはAが消した物体を呼び戻し、矢のような先端のアンテナDはリング状の光線を放つ。また、攻撃を瞬間移動でかわすことや展開したバリアで防御することも可能。 第1話では、ウルトラマンゼロとウルトラマンゼットに追跡されるゲネガーグが飲み込んでいた小惑星の中に潜んでおり、出現直後にゼロを四次元空間に封じ込めて消息を絶つ。四次元空間内はウルティメイトイージス発動中のゼロでもすぐには脱出できないほど難解な構造となっており、第7話でゼロはエネルギーの消耗と引き換えにシャイニングゼロのシャイニングスタードライヴで時間を逆行させることにより、ようやく脱出に成功している。 第14話では、セレブロが寄生するカブラギシンヤが赤と青の隕石を融合させたことによってストレイジ統合基地前に再び出現し、時空を歪めてストレイジのメンバーを基地内に閉じ込めると、引き込んだ者の深層心理とリンクさせる四次元空間で翻弄する。その結果、第11話や第12話での一件から怪獣を倒すことについて悩んでいたナツカワハルキはウインダムに搭乗できないまま過去の世界にて父のマサルと再会し(マサルはこれによって自分の運命を悟る)、同様にナカシマヨウコはキングジョー ストレイジカスタム(キングジョーSC)に搭乗できないまま基地内の同じ場所を走り続けることとなった。 その後は街を蹂躙していたところ、何とか出撃してきたキングジョーSCや駆けつけてきたゼット ガンマフューチャーをアスファルトの道路に陥没させるなど四次元現象で手玉に取るが、ゼット ベータスマッシュに肉弾戦を経てハンマー投の要領で上空へ投げ飛ばされ、最後はゼット アルファエッジにM78流・竜巻閃光斬で撃破される。しかし、実は作中世界の宇宙を成立させるための不条理を引き受けていた存在でもあったことから、第15話では地球から遠い彼方を航行していたネオ・ブリタニア号にも計測されるほどの時空の歪みを経て宇宙の穴が生じ、グリーザが誕生することとなる。 スーツアクター:新井宏幸 スーツは新規造形。 第15話に登場するグリーザで構想されていた回転する内引きを、ブルトンに変更することとなった。ブルトンが登場することとなったため、不可思議な現象がストレイジの隊員に起こるエピソードとなった。内引きのオフィスセットを回転台に置き、GoProを一緒に置いてセットと一緒に回るように撮影している。
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