「赤い海」US
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 19:01 UTC 版)
「XENON-199X・R-」の記事における「「赤い海」US」の解説
本来は「赤い海」米国支部だったが、ZENON-001こと、ガイ・ゴールドマンによって掌握され「米国本部」とされた。本部基地はアリゾナ州グルームレイク基地、別名「エリア51」。 ガイ・ゴールドマン ZENON-001。XENONシリーズから得たデータを元に完成した「Z」ナンバーを持つバイオダイン。コンピュータネットを操る「アルゴスシステム」と接続することで、あらゆる無人兵器や接続された存在をコントロール可能。 「赤い海」からアメリカに送り込まれたスパイという肩書だが、実はペンタゴンから送り込まれた二重スパイだった。戦争をゲームとしてとらえる人物で自ら前線に出て戦う様な人間を見下している。 幾度かの戦いを経てラスプーチンの改修を受けて飛鳥同様、特別製となるが、北海道に派遣した「鋼」がロックのパワーに恐慌を起こし、それに共鳴したXENON COREに取り込まれ暴走を始める。 グレゴリィ・ラスプーチン 「滅亡を奏でる科学者」の異名を持つマッドサイエンティスト。一度は連司がXENON化した叶飛鳥を秘密裏に再改造し、マインドコントロールを施した。 元々は冷戦中にソビエトに亡命した事もある人物でソビエト連邦科学技術部の最高顧問を務めた。その名もかつてのロシアの怪僧から借りた偽名らしい。 ブラックベレー大隊 かつてはステファンも所属していた米軍特殊部隊。XENON-777を危険視した報告からゴールドマンに全権が委任され、エリア51にて一個大隊全員がXENON化された。 ストライク、ザック、ディクソン かつて飛鳥と戦った「悪魔の三角形(デーモンズ・トライアングル)」のリーダー「エイランド・ラーク大佐」の教え子。亡き師の仇打ちと、師が傭兵となってまで求めた真実を知るために作戦名「リベンジ・ザ・トライアングル」を仕掛ける。 薬物強化によって高速化した感覚と遠隔操作式のXENON素体を使用した戦いを行う。 チャン・ルーピン、ムバラク・ラモーン 元中国系共産テロ組織「黒虎」の工作員とマインドコントロールを得意とする指導教官。大、シンシアやMI6との「青い鞄」争奪戦に失敗。ムバラクに至っては一度死亡するが「赤い海」USの手でXENON化され、再び「青い鞄」を求めて大たちの前に現われる。 一度は組織「黒虎」からのバックアップで「鞄」を手に入れるが、その体はZENONによるコントロールを拒む事が出来ない様にされていた。ステファンとの取引で一時的に自由を取り戻したムバラクは操られていたチャンを殺し、自分たちのやり方が間違っていた事を思い知って死んでいった。 ビビアン、リリアン ZENONの命令でMARIOの基地を襲撃した双子の姉妹。「XENONキラー」を名乗り、正体不明のガスでMARIOを無力化するが、その正体は催眠ガスと超低周波による暗示だった。 その上でMARIO基地、東京直下で小型水爆を炸裂し、大液状化現象を起こそうとしたが、乱入してきた飛鳥にリリアンが撃破されると激昂したZENONによって低周波発生装置を暴走させられて自滅した。 鋼(HAGANE) 「赤い海」がXENONシステムの欠陥である「機械に喰われる」という問題を解決するため、XENON COREの影響下で人工授精されたデザインベビー。黒部やエリア51でも大量に生産されていた。 ロックの様に意図的に一般人として育てられた者や最初から道具同然に作られた者もいる。『鋼-HAGANE-』に登場する寄生者・薬師丸鋼もその一人?
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