「新人類」と呼ばれた人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 13:57 UTC 版)
学界・言論界では中森明夫、野々村文宏、田口賢司、浅田彰(当時京都大学人文科学研究所助手)など。芸能界では新御三家(西城秀樹・郷ひろみ・野口五郎)、明石家さんま、島田紳助、泉麻人、秋元康、たのきんトリオ(田原俊彦・近藤真彦・野村義男)、とんねるず(石橋貴明・木梨憲武)、吉川晃司、ダウンタウン(浜田雅功・松本人志)、松田聖子、河合奈保子、岩崎良美、哀川翔、B'z(松本孝弘・稲葉浩志)など。野球界では、当時の西武ライオンズの選手が、ファッションや言動などこれまでの球界の常識を打ち破り、当時在籍していた工藤公康、渡辺久信、清原和博が代表的な存在。 1980年代、「新人類」としてマスコミによって取り上げられていた代表的な人物として、いずれも1955年(昭和30年)度から1967年(昭和42年)度生まれである、秋元康、尾崎豊、北尾光司、石橋貴明、清原和博、戸川純、いとうせいこう、みうらじゅんなどが挙げられる。また、社会学者の稲増龍夫(1952年生まれ)は当時、これら「新人類に」対する発言を多く行っており、これもきっかけとなって当時希少であった社会心理学の観点からの現代芸能風俗研究の専門家としてマスコミから重用され、首都圏キー局の芸能情報番組などでのコメンテーターとしてのメディア露出が増えた。 前述の朝日ジャーナルの連載『新人類の旗手たち』(後に、『新人類図鑑』として単行本化)に登場したのは、以下の人物であった。 『新人類図鑑』PART1に掲載遠藤雅伸(ゲーム・デザイナー、1959年生まれ) 中森明夫(エディター、1960年生まれ) 小曽根真(ピアニスト、1961年生まれ) 木佐貫那子(ダンサー) 原律子(漫画家、1962年生まれ) 吉川洋一郎(作曲家、1957年生まれ) 原田大三郎(テクノ・アーティスト、1956年生まれ) 甲田益也子(ファッション・モデル、1960年生まれ) 川西蘭(作家、1960年生まれ) 加藤かおる(島の先生、シンガーソングライター) 高見裕一(リサイクル運動家、1956年生まれ) 李泰栄(CM ディレクター、1955年生まれ) 辻元清美(国会議員、1960年生まれ) 三好和義(写真家、1958年生まれ) 安西英明(バード・レンジャー、1956年生まれ) 三上晴子(オブジェ・アーティスト、1961年生まれ) 泉麻人(コラムニスト、1956年生まれ) 『新人類図鑑』PART2に掲載北村信彦(デザイナー、1962年生まれ) 高野生、高野大(『ヒストリーズラン』編集部) 野々村文宏(テクノ・コラムニスト、1961年生まれ) 川村毅(劇作家、1959年生まれ) 萬處雅子(トライアスリート) 小野寺紳(謎々プログラマー、1959年生まれ) 今井アレキサンドル(環境アーティスト) 桜井さとみ(イラストレーター) 樋口尚文(映画批評家、1962年生まれ) 結城恭介(作家、1964年生まれ) 秋元康(作詞家、1958年生まれ) 滝田洋二郎(映画監督、1955年生まれ) 藤原ヒロシ(リミキサー、1964年生まれ) 西和彦(エンジニア、1956年生まれ) 洞口依子(女優、1965年生まれ) 平田オリザ (学生(のち劇作家)、1962年生まれ)
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