《古文書》の正しい読み方
「古文書」の正しい読み方
「古文書」は「こもんじょ」と読む。「古文書」の意味解説
「古文書」とは古くからある文書を指す言葉である。「古証文」ということもある。古文書は歴史学的な言葉であり、史実を解き明かすうえで、重要な役割を果たす文書だ。法律や宗教、地理などを示しているものが古文書と呼ばれる。諸説あるものの、一般的には中世以前、日本では江戸時代以前の文書が古文書に分類されてきた。なぜ「こもんじょ」と読むのか・理由
「古い文書」という意味の「古文書」は、本来なら音読みで「こもんしょ」と発音するべき漢字の並びである。ただし、日本語には「連濁」という文法があり、発音がしやすいよう、後に来る漢字の読み方が濁ることも少なくない。古文書は連濁であり、「こもんしょ」が「こもんじょ」の形に変わっている。「古文書」の類語・用例・例文
「古文書」の類語には「古文」「古書」がある。いずれも、古い時代の文書、書物を指す言葉だ。ただし、古文は書物のほか、昔の文法そのものを意味することも少なくない。また、古書は「古い書籍」という意味で、「古い書類」というニュアンスの強い古文書とは細かい定義が異なる。以下、古文書を使った例文である。「古文書を読み解くと、この村に遺跡が眠っているはずだった。それなのに、もう3年も発掘作業は続いている。何の成果もない」
「彼らの宗教の起源は、保管された古文書に記されている。ただし、村の有力者しかその内容を確認できない」
「歴史学者として、古文書の研究を国から任されるのは栄誉なことだ。きっと、私の生涯の仕事となるだろう」
「その古文書はひどく破損しており、とても読める状態ではなかった。幸いなのは、複写がまだ存在していることだった」
「古文書」の英語用例・例文
「古文書」は英語で「ancient documents」と表記する。以下、英語における「古文書」の例文を挙げていく。It is very difficult for ordinary people to read ancient documents. As a major premise, they will even miss the fact that there are letters written there.(一般人は古文書を読むことがとても困難だ。大前提として、彼らはそこに文字が書かれている事実さえ見逃してしまうだろう)
A mysterious piece of paper was found at a construction site. Researchers came to the scene to examine it, and it was part of a very important ancient documents.(工事現場から謎の紙切れが発見された。研究者が現場に来て調べたところ、それは非常に重要な古文書の一部だった)
I love history because I enjoy imagining life in ancient times. Among them, deciphering ancient documents is the greatest happiness.(私が歴史学を愛しているのは、太古の生活を想像するのが楽しいからです。その中でも、古文書の解読は一番の幸せです)
Many scholars continued to debate the interpretation of the ancient documents. And conclusive evidence was finally found in South America.(その古文書の解釈については、多くの学者が議論を続けていた。そして、結論を導くための証拠がついに南米で発見された)
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