歴史学者としてとは? わかりやすく解説

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歴史学者として(1913–1941年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 08:31 UTC 版)

サミュエル・モリソン」の記事における「歴史学者として(1913–1941年)」の解説

モリソンは、ハーバードでの博士論文をもとに、1913年最初公刊著作となるハリソン・グレイ・オーティスについての伝記The Life and Letters of Harrison Gray Otis, Federalist, 1765–1848”を出版した1915年には、ハーバード大学専任講師の職を得て戻った第一次世界大戦の間、モリソンアメリカ陸軍の一兵士として従軍したまた、1919年6月17日まで、講和会議におけるバルチック委員会アメリカ代表務めた1922年から1925年の間、モリソンは、オックスフォード大学アメリカ史のハームスワース記念教授(仮訳:Harmsworth Professor of American History)の地位に、アメリカ人としては史上初め就任した1925年にはハーバード大学へ再び戻り教授となった。この時期モリソン主な研究対象一つニューイングランド歴史で、1921年には“The Maritime History of Massachusetts, 1783-1860”を著していた。1930年代には、“Builders of the Bay Colony: A Gallery of Our Intellectual Ancestors”(1930年)、“The Founding of Harvard College”(1935年)、“Harvard College in the Seventeenth Century”(1936年)、“Three Centuries of Harvard: 1636–1936”(1936年)および“The Puritan Pronaos”(1936年)など、ハーバード大学及びニューイングランドについての一連の著作発表している。なお、彼は後年にも再びニューイングランド史に取り組んでおり、“The Ropemakers of Plymouth”(1950年)や“The Story of the 'Old Colony' of New Plymouth”(1956年)を執筆1952年には編集者として“Of Plymouth Plantation, 1620–1647”の復刻にも携わった1940年モリソンは、後のコロンブスに関する成功作の先駆け的な歴史書“Portuguese Voyages to America in the Fifteenth Century”を刊行した1941年には、ハーバード大学アメリカ史ジョナサン・トランブル記念教授(仮訳:Jonathan Trumbull Professor of American History)に選ばれた。モリソンは、帆船による航海新しく関心を向けるようになった。そして、彼の学識に、コロンブス訪れた思われる所へ実際に航海した体験加え成果として発表したAdmiral of the Ocean Sea”(1942年)は、1943年ピューリッツァー賞輝いた

※この「歴史学者として(1913–1941年)」の解説は、「サミュエル・モリソン」の解説の一部です。
「歴史学者として(1913–1941年)」を含む「サミュエル・モリソン」の記事については、「サミュエル・モリソン」の概要を参照ください。

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