6
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/25 09:39 UTC 版)
5 ← 6 → 7 | |
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素因数分解 | 2 × 3 |
二進法 | 110 |
三進法 | 20 |
四進法 | 12 |
五進法 | 11 |
六進法 | 10 |
七進法 | 6 |
八進法 | 6 |
十二進法 | 6 |
十六進法 | 6 |
二十進法 | 6 |
二十四進法 | 6 |
三十六進法 | 6 |
ローマ数字 | VI |
漢数字 | 六 |
大字 | 六 |
算木 | ![]() |
位取り記数法 | 六進法 |

6(六、陸、ろく、りく、むっつ、む)は、自然数または整数において、5の次で7の前の数である。
漢字の六は常用漢字である。 英語では、基数詞でsix(シックス)、序数詞ではsixth。
ラテン語ではsex(セクス)。
性質
- 6 は合成数であり、正の約数は 1, 2, 3, 6 である。
- 6 = 21 × (22 − 1)
- 6 = 2 × 3
- 1以外の奇数と偶数の積で、最小の数は6である。奇数で割り切れる単偶数でも、最小の数である。
- 2つの異なる素因数の積で p × q の形で表せる最小の数である。次は10。
- 2番目の半素数である。1つ前は4、次は9。
- 2番目の矩形数である。1つ前は2、次は12。
- 6 = 21 + 22 = 32 − 31
- 6 = 2 + 4
- 6 = 22 + 2
- n = 2 のときの 2n + 2 の値とみたとき1つ前は4、次は10。(オンライン整数列大辞典の数列 A052548)
- n = 2 のときの 2n + n の値とみたとき1つ前は3、次は11。(オンライン整数列大辞典の数列 A006127)
- n = 2 のときの nn + n の値とみたとき1つ前は2、次は30。(オンライン整数列大辞典の数列 A066068)
- 6 = 22 + 2
- 6 = 2 × σ(2) (ただし σ は約数関数)
- 6 = 1 × 2 × 3
- 6 = 3 × 21
- n = 1 のときの 3 × 2n の値とみたとき、1つ前は3、次は12。(オンライン整数列大辞典の数列 A007283)
- 6 = 2 × 31
- 6 = 1 + 2 + 3
- 2番目の中心つき五角数で、1つ前は1、次は16。
- (5, 6) の組は最小のルース=アーロン・ペアである。次に小さい組は(8, 9)。
- 12以上の6の倍数は全て過剰数である。6 の倍数を 6k(k は自然数で k ≥ 2)とおくと 6k 自身を除く正の約数の和は少なくとも 1 + k + 2k + 3k = 6k + 1 であり、元の数である 6k を上回るため。同様に全ての完全数の倍数は過剰数である。
- 1/6 = 0.16666… (下線部は循環節で長さは1)
- 1 から 6 までの整数の最小公倍数は60である。
- 6! = 720
- 62 + 1 = 37 であり n2 + 1 の形で素数を生む4番目の数である。1つ前は4、次は10。
- 6個の面を持つ立体図形を六面体または方体といい、特に正六面体は立方体やキューブ (cube) とも呼ばれる。全角・全面が直角に交わる立体は六面体なので、6 は立体・三次元空間における基数となる(例 六方、六面)。直方体(= 直角六面体)は最基本的な立体図形として多用され、室の間取りも六面で構成されるものが多い。なお、次に面の数が少ない正多面体は、正八面体である。
- 九九では 1 の段で 1 × 6 = 6 (いんろくがろく), 2 の段で 2 × 3 = 6 (にさんがろく), 3 の段で 3 × 2 = 6 (さんにがろく), 6 の段で 6 × 1 = 6 (ろくいちがろく)と4通りの表し方がある。九九で4通りの表し方がある数のうち最小であり、他には 8, 12, 18, 24 の4つ。
- 6番目(完全数番目)の素数は13 、三角数は21である。
- 最も小さい非アーベル群は対称群 S3 であり、その位数は 3! = 6 である。
- 各位の和が6になるハーシャッド数は100までに4個、1000までに16個、10000までに50個、100000までに130個ある。
- 6番目のハーシャッド数である。1つ前は5、次は7。
- 6を基とする最小のハーシャッド数である。次は24。
- 各位の和(数字和)が6になる最小の数である。次は15。
- 各位の平方和が36になる最小の数である。次は60。(オンライン整数列大辞典の数列 A003132)
- 各位の平方和が n になる最小の数である。1つ前の35は135、次の37は16。(オンライン整数列大辞典の数列 A055016)
- 各位の立方和が216になる最小の数である。次は60。(オンライン整数列大辞典の数列 A055012)
- 各位の立方和が n になる最小の数である。1つ前の215は123335、次の217は16。(オンライン整数列大辞典の数列 A165370)
- 各位の積が6になる最小の数である。次は16。(オンライン整数列大辞典の数列 A199988)
- 6は3連続整数でできる三角形の面積が整数となる最小の数である (a= 3, b = 4, c = 5)。次は84。
- 正八面体の頂点の数が6つであるため八面体数である。1つ前は 1、次は 19。
- 十進法では、6の冪数は、62 = 36 、63 = 216 、64 = 1296 …と、一の位が全て6になる。一の位が同じ数になるのは他に1と5のみ。
- 異なる平方数の和で表せない31個の数の中で3番目の数である。1つ前は3、次は7。
- 約数の和が6になる数は1個ある (5)。約数の和1個で表せる4番目の数である。1つ前は4、次は7。
- パスカルの三角形の5段目の中央の数は6である。1つ前は2、次は20。
- 6 = 12 + 12 + 22
- 3つの平方数の和1通りで表せる2番目の数である。1つ前は3、次は9。(オンライン整数列大辞典の数列 A025321)
- 以下のような無限多重根号の式で表せる。
関連項目
- Category:数(数の一覧)
- 西暦6年 紀元前6年 2006年 1906年 6世紀 平成6年 昭和6年 大正6年 明治6年 6月
- 名数一覧
- 6号線 地下鉄6号線 環状6号線 (曖昧さ回避)
- 第6王朝 (曖昧さ回避)
- 6の平方根
- Ϛ(ギリシア数字の6)、ↅ (ローマ数字)
(0) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 |
40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 |
50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 |
60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 |
70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 |
80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 |
90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 |
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