t2とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 航空軍事用語 > t2の意味・解説 

【T-2】(てぃーに)

  1. NorthAmerican T-2 "BackEye(バックアイ)"

    アメリカ海軍用いていた艦上練習機
    1956年出され米国海軍多用ジェット練習機開発要求応えて開発され基礎操縦練習から兵器訓練空母勤務資格取得まで海軍ジェット飛行士が行操縦訓練大半まかなう機体として活躍した
    初飛行1958年という古参で、T-2C以降の型は主翼下4箇所パイロンガンポッド爆弾等の兵装装備することが可能で、軽攻撃機COIN機としての運用も可能である。
    アメリカ海軍でT-45配備2008年全機退役したが、ベネズエラギリシャ輸出された型は引き続き運用されている。

    【スペックデータ】

    主な派生型カッコ内は生産機数)】
  2. Mitubishi T-2
    三菱重工など国内航空産業合同製作した超音速高等練習機
    1975年から計96機が引き渡され一部ブルーインパルス二代目使用機として改造された。またF-1支援戦闘機原型機でもある。

    国産初の超音速機で、そのうちの1機がCCV仕様改造され飛行するなど、日本の航空機技術の発展多大な影響与えた一方で同時期にフランスで開発されていた「ジャギュア攻撃機異様に酷似していたため、ジャギュアデッドコピーとの噂もあったが、直接の関係は無い。

    本機特徴としては、専用練習機でもあるにかかわらず機関砲FCS固定装備されていることである。装備されているのは後期ロット機体だけで、装備されていない前期ロット機体には同重量バラスト積んでいる。
    これは、本機訓練用い戦闘機パイロット候補生超音速機飛行特性学習させるのと同時に戦闘飛行必要なノウハウ学習させる教材」とするために採用されたものであるが、こうした機体採用され背景には、空自パイロット養成事情大きく影響している。
    実際の運用では、訓練初期には前期ロット機体使い後期戦技訓練では後期ロット機体使っていた。

    本機は主に松島基地の第2122飛行隊配備されていたが、F-2B配備に伴い松島基地では2004年まで全機退役また、岐阜築城の両基地残っていた機体2006年まで全機退役し、「歴史上存在となった

    t2bi01.jpg
    Photo:MASDF
    【スペックデータ】

    派生型カッコ内は生産機数)】

3,5‐ジヨード‐L‐チロニン

分子式C15H13I2NO4
その他の名称L-ジヨードチロニン、L-Diiodothyronine、3,5-ジヨード-L-チロニン、3,5-Diiodo-L-thyronine、O-(4-Hydroxyphenyl)-3,5-diiodo-L-tyrosine、3,5-Diiodo-O-(4-hydroxyphenyl)-L-tyrosine、T2、ジヨードチロニン、Diiodothyronine
体系名:(S)-3-[4-(4-ヒドロキシフェノキシ)-3,5-ジヨードフェニル]-2-アミノプロピオン酸、O-(4-ヒドロキシフェニル)-3,5-ジヨード-L-チロシン、3,5-ジヨード-O-(4-ヒドロキシフェニル)-L-チロシン


T‐2

分子式C7H3Cl3O2
その他の名称トリスベン、TCBTCBA、HC-1281、Trysben、2,3,6-TBA、2,3,6-TCB、2,3,6-Trichlorobenzoic acid、ベンザック-1281、2,3,6-TBA【除草剤】、2,3,6-TCBA、2,3,6-TBA【herbicide】、T-2、TBA、NCI-C-60242、FEN-ALL、Benzac-1281
体系名:2,3,6-トリクロロ安息香酸


T-2(1982年→1995年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 04:44 UTC 版)

ブルーインパルス」の記事における「T-2(1982年1995年)」の解説

詳細は「T-2 (航空機・日本)」を参照 2代目機体T-2は、国産初の超音速高等練習機である。パイロットからはF-4EJをブルーインパルス用として推す意見もあった が、大型過ぎることや燃料消費量大きいことから実現至っていない。最終的に国産機であることや、練習機であるため操縦性安定性優れているという理由でT-2導入決定した。 しかし、T-2は翼面荷重大き超音速機であり、旋回半径大きかったエンジン推力比較小さいこともあり、高機動を行うと速度低下著しかったこのため課目間のつなぎのための旋回(プロシージャーターン)がF-86F時代比べて大きくなり、演技間延びした感が出てしまうことは避けられなかった。この間延び対策のために、F-86F時代標準だった5機編隊ソロを一機加えた6機編隊変更された。 ブルーインパルス運用され機体は、後期型6機がブルーインパルス用として新造された ほか、前期型から2機がブルーインパルス仕様改修されている。1983年昭和58年)と1986年昭和61年)に補充のために後期型から1機ずつがブルーインパルス仕様改修された。 ブルーインパルス仕様改修点は、アクロバット飛行用に胴体内の第7燃料タンクをスモークオイル用に転用しスモーク発生装置主なものである。離陸時にスモークオイルを噴出しないでアフターバーナー使用するスモーク発生装置ノズル溶解してしまう ため、離陸推力アフターバーナー併用時にはスモークオイルを流すようにしていた。これによってスモークオイルが高温排気によって燃焼し長い炎を曳くことになった が、偶然の産物であった ものの観客には強い印象与えることになった。これは「トーチング」と呼ばれ世界のどのアクロバット飛行チームにもないT-2ブルーインパルスだけの特徴となった機体塗装は、T-2では一般公募が行われた結果、2,055点の応募の中から、女子高生4人のグループによるデザイン最優秀賞となり、このデザイン機首部分主翼下面中心とした大幅な修正が行われた上で実機塗装された。1987年以降尾翼にポジションナンバーを記すようになり、T-2を母体として開発されF-1支援戦闘機からのフィードバックとしてバードストライク対策なされた一体型風防への交換行われた戦技研究班解散後には学生教育にも使用されたが、前述のように燃料タンク一部をスモークオイル用に転用しているために400リットルほど燃料搭載量少ない ため、胴体下にはドロップタンク増槽)が装備された。その後IRAN定期修理)で通常のT-2とほぼ同じ仕様改修され、単にブルーインパルス塗装のT-2となった。現在、全機退役

※この「T-2(1982年→1995年)」の解説は、「ブルーインパルス」の解説の一部です。
「T-2(1982年→1995年)」を含む「ブルーインパルス」の記事については、「ブルーインパルス」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「t2」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「T2」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「t2」に関係したコラム

  • FXのチャート分析ソフトMT4で表示できる通貨ペア以外のレートは

    FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)では、外国為替市場で取引される通貨ペア以外のチャートも表示できます。以下はそのリストです。なお、MT4のダウンロード先...

  • 日本国内のFX業者のスワップポイント比較

    スワップポイントは、通貨ペアを売りポジション、あるいは、買いポジションした場合に発生する利息です。スワップポイントは、FX業者によって設定されて1日ごとに変動します。次の表は、2012年5月24日現在...

  • FXのボリンジャーバンドとは

    FX(外国為替証拠金取引)のボリンジャーバンド(略称、ボリバン)とは、現在の為替レートが高値圏にあるか安値圏にあるかを判断するためのテクニカル指標です。また、ボリンジャーバンドはトレンドの転換点を見つ...

  • CFDのCO2排出権取引とは

    CO2排出権取引とは、欧州エネルギー取引所やBlue Nextなどで取引されているEUA(EU Allowance)先物に連動する銘柄の取引のことです。CFDのCO2排出権の価格は、「気候変動に関する...

  • モンテカルロ法を用いたバイナリーオプションの売買手法

    モンテカルロ法は、勝率が33%、払い戻しが3倍の勝負に用いられる手法の1つです。1回目は「1、2、3」の数列を作り、両端の1と3の和の4をかけ金とします。ここで勝ったら次回も同じように「1、2、3」の...

  • FXの2段上げ、3段上げとは

    FX(外国為替証拠金取引)の2段上げとは、為替レートが2段階にわたって上昇することです。また、為替レートが3段階にわたって上昇することを3段上げといいます。一方、為替レートが2段階にわたって下降するこ...

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「t2」の関連用語

t2のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



t2のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのブルーインパルス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS