翼面荷重とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 自然科学 > 物理学 > 荷重 > 翼面荷重の意味・解説 

【翼面荷重】(よくめんかじゅう)

航空機などの翼に対して加わる揚力を示す単位
単位面積あたりの荷重(kg/m2)を単位とし、一般的には飛行時に計測される

航空機の場合測定した時点での機体質量主翼の有効翼面積割った値に等しい。
よって、重さ比較して主翼大きいほど低翼荷重小さいほど高翼荷重となる。

翼面荷重が高いほど、揚力確保するために必要な速度多くなり、失速避けるのが困難になる
よって、航空機は翼面荷重が低いほどSTOL性・上昇力旋回半径優れる。

反面、翼面荷重が低いほど、抗力小さくなり、気流流されやすく、悪天候弱くなる
最高速度が高い機体では、これは特に致命的な問題となる。
また、同様の理由から速度減衰させやすく、同重量機体比べて比較的高い推力を必要とする。

戦闘機曲技機などマニューバー想定する機体は、翼面荷重を低く抑えるのが良いとされる
攻撃機爆撃機輸送機旅客機など長距離巡航前提とする機体は翼面荷重が高い方が良い

関連揚抗比 翼幅荷重


翼面荷重(よくめんかじゅう)

翼にかかる重量を1㎡あたりであらわしたもの。総重量翼面積で割ることにより算出する

翼面荷重

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/09 04:12 UTC 版)

翼面荷重(よくめんかじゅう、Wing loading)とは、航空機などのに加えられる単位面積あたりの重量のこと。




「翼面荷重」の続きの解説一覧

翼面荷重

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:58 UTC 版)

「翼」の記事における「翼面荷重」の解説

機体重量翼面積割った値。つまり翼(の単位面積あたり)が支えるべき重量を示す。

※この「翼面荷重」の解説は、「翼」の解説の一部です。
「翼面荷重」を含む「翼」の記事については、「翼」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「翼面荷重」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



翼面荷重と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「翼面荷重」の関連用語

翼面荷重のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



翼面荷重のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
浜名湖パラグライダースクール浜名湖パラグライダースクール
Copyright (C) 2024 浜名湖パラグライダースクール All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの翼面荷重 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの翼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS