ゲッコウガ
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「サトシのポケモン (XY)」の記事における「ゲッコウガ」の解説
ケロマツ→ゲコガシラ→ゲッコウガ 声 - うえだゆうじ 性別:♂ 特性:きずなへんげ(ゲッコウガ) 戦績:10勝3敗 登場時期:XY・MV・PM2 XY1話で初登場。サトシがカロス地方で最初に捕まえたポケモン。XY-XY&Z編におけるメインキャラクター的存在。 セレナのフォッコ、シトロンのハリマロンと同様、プラターヌ博士の研究所出身。本来は新人トレーナー用のポケモンであるが、今までに何度もプラターヌ研究所に返却されてきた曰くつきのポケモン。サトシが新人用のポケモンを貰うのはミジュマル以来である。 XY92話でゴジカが見せた回想シーンでは、生まれた頃から他のケロマツに群がることを嫌い、周囲から孤立して武者修行に励んでいた。そしてある日、バトルで重傷を負い治療を受けた際、さらに強くなるには人間が必要と悟り、自分の実力を高めるトレーナーを探し始めた。しかし、自分の主となった新人トレーナーがことごとく気に入らず、命令無視や逃走を繰り返したため、プラターヌ博士の下へ返されるということを繰り返していた。 そんな中、偶然にもサトシとロケット団のバトルに出くわし、乱入する形でロケット団の攻撃からピカチュウを庇って深手を負い、研究所で治療を行うことになった。その矢先、ロケット団の装置でガブリアスが暴走し、ガブリアスを救おうと奮闘したサトシを気に入って、XY2話で自らゲットされた。 普段は目は閉じているが、バトルの時などには目は見開いている。正義感が強く優しい人情のある性格で、負けず嫌いで行動力がある点はサトシと似通っている。そのためサトシとは気が合い、サトシ側もケロマツ時からのその性格を理解しているなど相性はよい。強くなる事に執念があり、非常にストイックでプライドが高い。ゲコガシラに進化してからはケロマツの頃より落ち着いた態度を取るようになり、ゲッコウガに進化してからはよりクールで忍びらしい性格となる。相手の行動をしっかり考えてバトルをする冷静な部分もある。XY37話では隙だらけで直情的な行動をとるルチャブルとは当初衝突していたが、サトシをオーロットから助ける際には意気投合した。XY&Z5話のダークライの悪夢での会話で(進化前のケロマツになっていたが)、語尾に「ござる」をつけていることが判明した。ハリマロンやヤンチャムたちの相手をしていたり、XY71話では仲間たちとはぐれてしまったセレナを護衛するなど面倒見もよい。バトルや日常でも仲間をとっさに庇う癖がよく見られ、特にピカチュウを庇う度に新しい技を習得したり進化したりしている。 上記の経歴ゆえにバトルセンスは非常に高く、スピードを生かして相性の悪い相手とも互角に戦うことができる。ケロマツ、ゲコガシラ時代には首回りから「ケロムース」と呼ばれる泡が分泌されており、その粘着性により相手の動きを封じることができる。また、攻撃技ではないためソーナンスの「カウンター」や「ミラーコート」などの反射技の影響を受けない。他にも分身体を作ったり、「どくのこな」を防ぐマスク代わりにするなど、汎用性が非常に高い。頭の回転も速く、空中で落下する仲間を瞬時にケロムースを繋げて救うなどの機転が利く。 XY17話にてサンペイのゲコガシラとバトルし「でんこうせっか」で敗れ、「でんこうせっか」を覚えさせる修行をする。その後、ロケット団とのバトルで「でんこうせっか」の代わりに「かげぶんしん」を習得し、捕まったピカチュウとゲコガシラを助ける。 ショウヨウジム戦で1番手として登場し、初陣を飾る。バトルシャトーで披露したイワークの「がんせきふうじ」を、特訓の成果である落ちてくる岩から岩へ飛び移る「がんせきふうじ封じ」で優位に立ち、「みずのはどう」で打ち倒す。次のチゴラスには「かげぶんしん」で翻弄し、「がんせきふうじ封じ」も活用するが、「りゅうせいぐん」で分身ごと倒される。 XY37話にてピカチュウを助けようとして「いあいぎり」を習得した。「いあいぎり」の際には手に小刀のようなものを出して切り裂くという演出となっている。 XY52話にてゲコガシラをゲッコウガに進化させたサンペイと再会し、サンペイの秘伝書を届ける任務に協力する。仮面の忍者に変装していたサンペイの師匠・サイゾー(声 - 鳥海浩輔)のガメノデスとのバトル中に「どろかけ」で視界を奪われたピカチュウとゲッコウガを助けたい強い思いでゲコガシラに進化、同時に「つばめがえし」を習得した。 ヒヨクジムでは相性は不利であったものの、ケロムースで毒を防いだことでウツドンを「つばめがえし」で倒し、さらに切り札であるゴーゴートを渾身の「みずのはどう」で倒した。 ヒャッコクジムではファイアローと組んで挑むもニャオニクス♀の「でんじは」を受けてまひ状態にされるがサトシとのキズナで威力の上がった「みずのはどう」で♂を倒した。 サトシのポケモンの中でも屈指の強さを誇り、出場したジム戦では先鋒やトリを務め、彼の勝利に大いに貢献している。 なお、こうした戦績を残したポケモンはピカチュウを除き、御三家ではサトシの歴代の手持ちの中でも、リザードンやジュカイン、ゴウカザルに匹敵もしくはそれ以上の強さを魅せていた。 XY&Z6話でサンペイと三度再会し忍者村を訪れ、続くXY&Z7話にてヘイダユウのキリキザンに追い詰められ、ピカチュウをキリキザンの「シャドークロー」から庇った直後にゲッコウガに進化。同時に「みずしゅりけん」を習得し、さらに「サトシゲッコウガ」に変化する能力を獲得、キリキザンを倒した。 XY&Z13話では、相性で不利なショータのジュカインに追い詰められるも、再び「サトシゲッコウガ」に変化して勝利をつかんでいるが、アランのメガリザードンXには変化しても力を完全に発揮できずにパワーに押され「ブラストバーン」で敗れてしまった。二度目の戦いではほぼ互角の戦いをするも途中でシンクロが乱れてサトシが気絶してしまい勝負は水入りになった。 XY&Z25話ではピカチュウでは敵わなかったチャンピオン・カルネのサーナイトとバトル中に追い詰められた様子もなく変化。ピカチュウでは見せられる間もなかったメガサーナイトへの変化まで持ち込む。パワーは互角と見られたがこれまで包まれていた水のベールを背中に背負う事で更にパワーを増し、シャドーボールを押し返してダメージを与えるもそこでまたもサトシが気絶してしまった。 XY&Z26話ではショータとのバトルで彼のブロスターを倒し、続くジュカインにも善戦するが、サトシとシンクロすることができず、「リーフブレード」で敗れる。 エイセツジムではトリで登場。今回は無事シンクロし、「サトシゲッコウガ」に変化。スピードと連続攻撃でクレベースに畳み掛けるが、「ジャイロボール」や「ゆきなだれ」といった自身の重さを存分に使った技に苦戦、更にショータの存在で焦りが生まれたサトシに動揺した事で実力が鈍り最後は「こおりのキバ」で「いあいぎり」を打ち破られ、そのまま「ジャイロボール」で壁に投げ飛ばされて敗北した。 その日の夜ポケモンセンターで回復するも、サトシの自分を責める謝罪の言葉を聞いたことで自分の不甲斐なさを感じ迷いの森へと失踪。その後ジガルデ・10%フォルムに変形したプニちゃんの助太刀でサトシを救い出すことに成功し、更にサトシが助けていたコフーライを助けたいという気持ちが一致したことで後述のようにサトシゲッコウガの力を制御し、サトシと共に再出発を誓い合った。 XY&Z29話でのエイセツジム再戦でもトリで登場。切り札として繰り出されたユキノオー相手に互角以上の戦いを見せ、完全なるサトシゲッコウガを発現させた。その後のメガユキノオーとの戦いも、サトシらしさ全開のバトルの末、メガユキノオーを倒し、サトシに8個目のジムバッジをもたらした。 カロスリーグ準決勝では、六番手で登場。ショータの相棒ジュカインと一進一退の攻防を繰り広げた後、シンクロとメガシンカが再び大激突。最後は自分たちのこれまでの想いを乗せた特大の「みずしゅりけん」を放ち、メガジュカインを撃破。リベンジに成功すると共に、サトシをポケモンリーグ初の決勝戦へと導いた。 決勝戦でも、六番手で登場。アランのキリキザンをヌメルゴンが残した「あまごい」によってパワーアップした「みずしゅりけん」で倒す。そして、「あまごい」が切れた瞬間変化し、アランのメガリザードンXとの三度目の戦いで、激しい攻防の末これまでにない巨大な「みずしゅりけん」と「ブラストバーン」によるぶつかり合いの結果、シンクロの制御はできても力はまだ完全に発揮できなかったためか僅かに届かず敗北する。 ジカルデの力を利用してカロスを支配する事を企てたフレア団との決戦中、ミアレシティを破壊していた巨大植物の根本である「負のエネルギー」を見つけ出す能力に目覚める。この能力にて囚われていたマノンのハリマロンを救う。 フレア団との事件後はフレア団の生き残りとされるクセロシキのネオ・フレア団結成を阻止する。その後ジガルデ50%フォルム(Z2)、プニちゃんと再会し、彼らから残りの「負のエネルギー」を削除するのを手伝って欲しいと頼まれ、本人はそれに同意し、ゲッコウガの意思を汲んだサトシと抱き合い、別れを告げて去って行った。この際プニちゃんはサトシに「ゲッコウガを預かる」と言っている。 歴代の手持ちの御三家としてサトシから別れる例は、無印編でリザードンが更に強くなりたいという意思を汲んでリザフィックバレーで修行するために別れた時と、ゼニガメが自らリーダーを務めていたゼニガメ団の仲間と共に消防団に再入団することになり別れた時などがある。 PM2の第4オープニングにてゲッコウガが登場することが判明している。本編では108話より登場。 現在の使用技は「かげぶんしん」、「いあいぎり」、「つばめがえし」、「みずしゅりけん」。進化前は「あわ」、「はたく」、「みずのはどう」も使用。
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ゲッコウガ
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「ポケモンの一覧 (650-721)」の記事における「ゲッコウガ」の解説
ゲッコウガ No. 658分類: しのびポケモン タイプ: みず/ あく 高さ: 1.5m 重さ: 40.0kg 特性: げきりゅう かくれ特性: へんげんじざい 進化前: ゲコガシラ 進化後: なし ゲコガシラが進化したポケモン。進化であくタイプが追加されている。進化して腕が長くなり、泡マフラーはなくなり、代わりに舌を首に巻いている。忍者のように神出鬼没のポケモンであり、素早い動きで翻弄しつつ、太股表面から分泌する粘液を圧縮成形して作り出す水の手裏剣を飛ばして攻撃する。手裏剣の威力は金属をも真っ二つに引き裂くほど。 進化時に上記の設定を反映した「みずしゅりけん」というゲッコウガ専用技を習得できるほか、技を思い出させることで「たたみがえし」というもう一つの専用技も習得することができる。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではプレイヤーキャラクターとして参戦。 掌からは水流を放ったり、忍者刀のような水のカッター(『SP』ではクナイ)を形成して格闘戦を行うなどの動作も行うほか、蹴り技や舌での打撃などの体術も織り交ぜて闘う。 飛び道具(必殺ワザ)「みずしゅりけん」やカウンター系の下必殺ワザ「みがわり」を持ち合わせ、ジャンプ力に加え、復帰力も高い。適度なスピード感でクセも少なく、初心者も扱いやすいキャラクター。だが、クセが少ない分、攻撃力はやや控えめ設定。なお、「みずしゅりけん」はキャンセルできないため、はずした時には隙が生まれてしまう。また、技1つ1つの発生も遅く、先を読まれると力負けしてしまう。相手を翻弄しながら動きを先読みし、その場に応じた技を繰り出す必要がある。 「最後の切りふだ」は、畳返しで敵を打ち上げた後、満月をバックに八方から分身しつつ水の刀による無数の斬撃を浴びせる「しのびのひおうぎ」。『SP』では「最後の切りふだ」使用時に、後述のサトシゲッコウガに変身する演出が盛り込まれた。日本語音声は、アニメにおいて進化前のケロマツの声を担当しているうえだゆうじ。『スマブラ・ポケモン 両方買うと”もれなく”プレゼント!』キャンペーンでは条件付きで『for』の必殺ワザを覚えたゲッコウガがプレゼントされた。 2016年4月16日から5月8日まで開催された「ポケモン総選挙」の結果、1位がゲッコウガに決定し、『ボルケニオンと機巧のマギアナ』が上映された映画館にて、『X・Y』と『オメガルビー・アルファサファイア』を対象としたワイヤレス通信によってレベル100のゲッコウガが配布された。おや名は「そうせんきょ」。 『Pokémon UNITE』では操作ポケモンとして登場。「みずしゅりけん」や分身など忍者らしい戦法で攻め込むアタッカー。ユナイトわざは「極大水手裏剣」。 アニメではサトシのケロマツが最終進化した。サトシゲッコウガに変化し、たびたびバトルで活躍した。最後は負のエネルギーを駆使するためにサトシと別れた。声優はうえだゆうじ。 実写映画『名探偵ピカチュウ』では研究所にいた実験用ポケモンとして登場。3匹おり、「みずしゅりけん」を使用する。 サトシゲッコウガ アニメ版『ポケットモンスターXY&Z』にて初登場した、ゲッコウガの新たな姿。ゲームでは『ポケットモンスター サン・ムーン』より解禁される。 頭部・胸部の外観が、赤い触覚に黒い髪のような突起など、サトシの服装と酷似した様相へと変化し、背中に巨大な水手裏剣を常に背負った状態となる。変化前より脚力・スピードが強化される。メガシンカと同様バトル中にのみこの形態へと変化し、バトル終了後に元の姿に戻る。しかしサトシゲッコウガがダメージを喰らうと、感覚共有しているサトシも傷つく欠点がある。ゲーム上ではこうげき・とくこう・すばやさが上がり、専用技「みずしゅりけん」は威力が上がると共に、必ず三発以上当たるようになる。 ゲーム版では通常特性でも隠れ特性でもない「きずなへんげ」という特性を持つ個体が存在し、この個体が敵ポケモンを倒すことで、サトシゲッコウガへと変化を遂げる。このゲッコウガは2016年10月18日より配信された『ポケットモンスター サン・ムーン 特別体験版』にて手持ちとなり、同じ3DSで本編をプレイすることで入手できる。親はサトシで、出会った日時はアニメ版『ポケットモンスター XY』の第1話の放送日である2013年10月17日となっている。技は「つばめがえし」「みずしゅりけん」「かげぶんしん」「つじぎり」といあいぎりがつじぎりに変わっている以外はアニメでのサトシのゲッコウガとほぼ同じ。体験版開始時のLvは36で37以上には上がらない。このため、製品版ではアーカラ島の大試練を成功させないとプレイヤーの指示を聞かない。また、タマゴも作れないようになっている。 なお、体験版初回プレイ時には主人公の元に差出人不明の手紙が届いており、そこには「君に託したポケモン ゲッコウガは元気かい?」との一文がある。 ポケットモンスターSM・USUM では体験版からキズナへんげゲッコウガを入手できるが、アニメのサトシゲッコウガを再現しようとしてもいあいぎりを覚えないため、ポケモンBANKで過去作に連れて行って秘伝マシンを使わない限りは再現不可能となっている。 表 話 編 歴 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの登場キャラクター マリオシリーズ マリオ ヨッシー ルイージ ピーチ クッパ ドクターマリオ ワリオ ロゼッタ&チコ クッパJr. デイジー パックンフラワー クッパ7人衆ラリー ロイ ウェンディ イギー モートン レミー ルドウィッグ ドンキーコングシリーズドンキーコング ディディーコング キングクルール ゼルダの伝説シリーズリンク シーク ゼルダ こどもリンク ガノンドロフ トゥーンリンク メトロイドシリーズサムス ゼロスーツサムス リドリー ダークサムス 星のカービィシリーズカービィ メタナイト デデデ スターフォックスシリーズフォックス ファルコ ウルフ ポケットモンスターシリーズ ピカチュウ プリン ピチュー ミュウツー ルカリオ ゲッコウガ ガオガエン ポケモントレーナー所持ポケモンゼニガメ フシギソウ リザードン MOTHERシリーズネス リュカ ファイアーエムブレムシリーズマルス ロイ アイク ルフレ ルキナ カムイ クロム ベレト / ベレス パルテナの鏡シリーズピット パルテナ ブラックピット ピクミンシリーズピクミン&オリマー ピクミン&アルフ どうぶつの森シリーズむらびと しずえ ゼノブレイドシリーズシュルク ホムラ / ヒカリ その他の任天堂キャラクターキャプテン・ファルコン アイスクライマー Mr.ゲーム&ウォッチ ロボット Wii Fitトレーナー リトル・マック Miiファイター ダックハント インクリング ミェンミェン ゲストキャラクタースネーク ソニック ロックマン パックマン リュウ クラウド ベヨネッタ シモン リヒター ケン ジョーカー 勇者(XI - III - IV - VIII) バンジョー&カズーイ テリー スティーブ / アレックス / ゾンビ / エンダーマン セフィロス カズヤ ソラ オリジナルキャラクターマスターハンド / クレイジーハンド / マスターコア 謎のザコ敵軍団 ギガクッパ サンドバッグくん 亜空軍 / タブー
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