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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

ひおうぎ ―あふぎ 2檜扇】

(1)(ひのき)の薄い白板をとじ合わせた扇。衣冠または直衣(のうし)のとき、笏(しやく)にかえて持った。位により板の枚数に差がある。

(2)薄板色糸でとじた絵扇貴婦人礼装時に開き持った。鎌倉時代以降、とじ糸の余り親骨の上端からたらす風が生じた。衵扇(あこめおうぎ)
(3)アヤメ科多年草は剣形で根際から扇状広がる。夏、高さ1メートル内外花茎出し斑点のある黄赤色の花をつける。黒色光沢のある丸い種子は「ぬばたま」「うばたま」という。生花に用いる。カラスオウギ漢名射干(やかん)。[季]夏。
(4)海産二枚貝貝殻は厚く扇形で、殻長12センチメートル内外表面に約二五本の放射状の肋(ろく)がある。色彩は黄・紫・赤褐色など変化に富む。肉は食用、殻は観賞用。房総半島以南分布ヒオウギガイ


人形辞典

社団法人日本人形協会社団法人日本人形協会

ひおうぎ〔檜扇〕

薄板で作った扇。
内裏雛女雛などに用いる。


植物図鑑

ボタニックガーデンボタニックガーデン

ひおうぎ (檜扇)

Belamcanda chinensis

Belamcanda chinensis

わが国本州から四国九州それに台湾中国分布しています。日当たりのよい山地草原に生え、高さは60100センチになります。は剣状で、長さ3050センチあります8月から9月ごろ、上部分枝して数個の花をつけ、橙色の花を咲かせます。花披の内外片は同じ大きさで、内側に赤い斑点あります蒴果なかには真っ黒な種子があり、これが「烏玉ぬばたま)」と呼ばれます。万葉集では「黒」や「夜」を導く枕詞として引用されました。たとえば柿本人麻呂の歌。「烏玉ぬばたま)の黒髪山山菅(やますげ)に、小雨降りしき、しくしく思ほゆ
アヤメ科ヒオウギ属の常緑多年草で、学名Belamcanda chinensis。英名は Blackberry lily
アヤメのほかの用語一覧
ニワゼキショウ:  シシリンキウム・ベルム  庭石菖
パルダンカンダ:  パルダンカンダ
ヒオウギ:  檜扇
ホザキアヤメ:  バビアナ  バビアナ・アーリーブルー  バビアナ・ケダルベルゲンシス




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