番手

デジタル大辞泉

ばん‐て【番手】

読み方：ばんて

［名］

１ 紡績糸の太さを表す単位。重さ1ポンド（約454グラム）で長さ840ヤード（約768メートル）のものを一番手とする。長さが2倍、3倍のものを二番手、三番手とし、数が大きくなるほど糸は細くなる。

２ ゴルフクラブの種類を表す番号のこと。1番ウッド、5番アイアンなど。

３ 城にいて警護に当たる兵士。城番。

４ 順番を決めて交代ですること。

「—に板の間を勤めける」〈浮・一代女・五〉

［接尾］助数詞。

１ 競技などに登場する順番をいうのに用いる。「一—の挑戦者」

２ 陣立てで、隊の順序をいうのに用いる。「三—の隊」

商品先物取引用語集

番手（ばんて）

綿糸、毛糸、スフ糸のような短繊維を紡績して作った糸の太さを表す単位のことで、番手数字が大きいほど細い糸を表します。

歴史民俗用語辞典

番手

読み方：バンテ（ｂａｎｔｅ）

（１）戦国時代、毛利家中で城に在番し、防備に当たる武士。
（２）陣立で並べられた隊伍の順序の呼称。

ジーンズ用語辞典

番手

糸の太さを表す単位のことで、数字が大きくなればなるほど、糸は細くなる。番手を決めるのは、恒長式番手法と呼ばれる一定の重さに対する長さで決定する方法が一般的に用いられている。デニムやツイルなどの厚手の生地を織る場合には、６番手、７番手などの糸を使用するのが一般的とされている。また、デニム生地だけではなく、縫製時に使用するステッチ糸も場所により使い分けられることもある。

織りじゅうたん用語辞典

番手 COUNT

糸の太さを示す単位。綿糸、スフ糸、毛糸、麻糸に用いられる。番手には英国式と大陸式(フランス式)とがあっ て、日本では英国式により、綿糸、スフ糸は1カセ(840ヤード)の重さ1ポンドのものを1番手といい、番手が多く なるほど細くなる。麻糸は330ヤードで1ポンド、毛糸では550ヤードで1ポンドを1番手とそれぞれ呼んでいる。→DENIER

ウィキペディア

番手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2011/03/09 08:27 UTC 版)

番手（ばんて）

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番手

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「糸」の記事における「番手」の解説

糸の太さを表す単位。恒重式番手と恒長式番手に大別される。

Weblio日本語例文用例辞書

「番手」の例文・使い方・用例・文例

• テッドはその野球チームの２番手選手だ。
• それが一番手軽なやり方だと思います.
• 電気技師になるならこの学校へ入るのが一番手っ取り早い.
• 20番手以下の綿糸
• 番手という繊維の太さを表す単位
• 小林選手は３番手でスタートした。