三省堂 大辞林 |
よし 1 2 【▽止し】
よし 1 【由】
(1)物事の理由や事情。いわく。
「ことの―を聞く」
(2)聞いた話や知っていることの内容。
「御元気の―何よりです」
(3)手段。方法。てだて。
「知る―もない」「間近けれども逢ふ―の無き/古今(恋一)」
(4)口実。言い訳。
「妹が門行き過ぎかねつひさかたの雨も降らぬかそを―にせむ/万葉 2685」
(5)それらしく振る舞うこと。そぶり。ふり。
「刀を帯する―あらはすといへども/平家 1」
(6)風情。情緒。
「母北の方なむ、古の人の―あるにて/源氏(桐壺)」
» (成句)由有り
» (成句)由こさる
» (成句)由もがな
よし 1 【▼葦/▼蘆/▼葭】
よし 1 【余子】
よし 1 【余矢】
よし 1 【余資】
よ・し 【良し/善し/▽好し】
⇒よい
よし 1 【▽縦】
〔「可(よ)し」と仮に許す意〕
(1)(下に仮定の言い方を伴う)好ましくないことであっても…だ、の意を表す。たとえ。かりに。万一。
「―命を失おうとも悔いはしない」「―其れが出来難いにせよ/武蔵野(独歩)」
(2)不満足だがまあしかたがない、それはそれでまあいい、などの気持ちを表す。ままよ。
「人皆は萩を秋と言ふ―我は尾花が末(うれ)を秋とは言はむ/万葉 2110」
» (成句)縦さらば
よし 1
よし
〔間投助詞「よ」に間投助詞「し」の付いたもの。上代語〕文節末に付いて、詠嘆の意を表す。
「はしき―我家(わぎえ)の方ゆ雲居立ち来(く)も/日本書紀(景行)」「あをに―奈良の都は古りぬれどもとほととぎす鳴かずあらなくに/万葉 3919」
日本語活用形辞書 |
植物図鑑 |
よし(葦)












●世界の熱帯・亜熱帯地域に広く分布していますが、わが国はその北限です。湖沼や川辺の湿地などに生え、高さは1.5~3メートルになります。葉は線形で先が垂れ下がります。8月から10月ごろ、大きな円錐花序をだし、淡い紫色を帯びた小穂をつけます。「よし」とも「あし」とも呼ばれますが、古事記では葦原中国(あしはらのなかつくに)というふうに、もともとは「あし」と呼ばれていました。それが言霊(ことだま)信仰の影響から「あし」は悪しに通じるということで、「よし(良し)」と言うようになったそうです。
●イネ科ヨシ属の多年草で、学名は Phragmites communis。英名は Reed grass。
隠語大辞典 |
JMnedict |
芳
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 芳 | よし |
四戸
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 四戸 | よし |
葭
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 葭 | よし |
喜
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 喜 | よし |
要
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 要 | よし |
好
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 好 | よし |
良
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 良 | よし |
賀
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 賀 | よし |
平
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 平 | よし |
祝
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 祝 | よし |
ウィキペディア |
ヨシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/03 13:21 UTC 版)
(よし から転送)
| ヨシ | |||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Phragmites australis
|
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| 分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Phragmites australis (Cav.) Trin. ex Steud.[1] |
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| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
| Phragmites communis Trin. |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| ヨシ、アシ(葦、芦、蘆、葭)、キタヨシ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| common reed | |||||||||||||||||||||||||||
| 亜種・品種 | |||||||||||||||||||||||||||
|
ヨシまたはアシ(葦、芦、蘆、葭、学名: Phragmites australis)は、イネ科ヨシ属の多年草。
「ヨシ」という和名は、「アシ」が「悪し」に通じるのを忌んで(忌み言葉)、逆の意味の「良し」と言い替えたのが定着したものであるが、関東では「アシ」、関西では「ヨシ」が一般的である。標準和名としては、ヨシが用いられる。これらの名はよく似た姿のイネ科にも流用され、クサヨシ、アイアシなど和名にも使われている。
3 - 4の種に分ける場合があるが、一般的にはヨシ属に属する唯一の種とみなされている。日本ではセイコノヨシ(P. karka (Retz.) Trin.)およびツルヨシ(P. japonica Steud.)を別種とする扱いが主流である。
目次 |
特徴
条件さえよければ、地下茎は一年に約5m伸び、適当な間隔で根を下ろす。
垂直になった茎は2 - 6mの高さになり、暑い夏ほどよく生長する。
葉は茎から直接伸びており、高さ20 - 50cm、幅2 - 3cmで、細長い。
分布・生育地
主として河川の下流域から汽水域上部、あるいは干潟の陸側に広大な茂み(ヨシ原)を作り、場合によってはそれは最高100haに及ぶ。根本は水につかるが、水から出ることもあり、特に干潟では干潮時には干上がる。水流の少ないところに育ち、多数の茎が水中に並び立つことから、その根本には泥が溜まりやすい。このように多くの泥が集まり蓄積する区域は、その分解が多く行われる場所でもある。
他方で、その茎は多くの動物の住みかや隠れ場としても利用される。ヨーロッパとアジアでは特に、ヒゲガラ、ヨシキリ、サンカノゴイといった鳥類と関わりが深い。泥の表面には巻き貝やカニなどが多数生息する。アシハラガニはこの環境からその名をもらっている。
このように、多くの分解が行われ、多くの水生動物のよりどころとなる芦原は、自然の浄化作用の上で重要な場所であり、野生動物と環境保護に重要な植物群落であると言える。また、このことから釣りのポイントの一つでもある。
帰化の問題
北米では、ヨシはヨーロッパからの帰化種だという俗信が広がっている。しかし、ヨーロッパ人の移民以前に北米大陸にヨシがあったという証拠が存在している。もっとも、遺伝子を見る以外ではほとんど見分けが付かないヨーロッパ型は、北米在来型よりもよく育つため、北米でヨーロッパ型ヨシが増加している[2]。これが固有種を含む他の湿地帯の植物に深刻な問題を引きおこしている。
最近の研究により、移入型と在来型の形態の違いが明らかになった。ユーラシア遺伝子型は北米遺伝子型に較べて短い葉舌(1.0mm未満)、短い穎(約3.2mm以下)を持ち、茎の特徴で区別される。近年、北米型は P. a. subsp. americanus Saltonstall, Peterson, and Soreng という亜種に分類され、ユーラシア型はP. a. subsp. australis と呼ばれている。
学名として Arundo phragmites L.(基礎異名)、Phragmites altissimus、P. berlandieri、P. communis、P. dioicus、P. maximus、P. vulgaris とも呼ばれていた。
人間とのかかわり
利用
まっすぐに伸びる茎は木化し、竹ほどではないにせよ材として活用できる。古くから様々な形で利用され、親しまれた。日本では稲刈りの後に芦刈が行われ、各地の風物詩となっていた。軽くて丈夫な棒としてさまざまに用いられ、特に葦の茎で作ったすだれは葦簀(よしず)と呼ばれる。また、屋根材としても最適で茅葺民家の葺き替えに現在でも使われている。日本神話ではヒルコが葦舟で流される。最近では、葦舟の製作も市民活動として行われるようになってきている。ちなみに、南米で葦舟といわれるのは、この葦ではなく、カヤツリグサ科のフトイの仲間を、古代エジプトにおいては同じくカヤツリグサ科のパピルスを使っている。
葦の茎は竹同様に中空なので、笛として加工するにもよく、葦笛というのがある。西洋のパンフルートは、長さの異なる葦笛を並べたものである。ギリシャ神話においては、妖精シュリンクスが牧神パンに追われて葦に身を変えたところ、風を受けて音がなったため牧神パンによって笛に変えられたという逸話から、その名が付けられている。古代中国における楽器、簫(しょう)も同じ系統である。また、クラリネットやサクソフォン、篳篥を始めとした木管楽器のリードとして活用されることもある。
製紙原料のヨシパルプについては、中国湖南省の洞庭湖周辺や上海市の崇明島などで実用化され、トイレットペーパーや紙コップなどに加工されている他、旧ソ連やルーマニアで製造工場が稼動していたことがあり、日本国内においても、滋賀県の琵琶湖産のものなどが名刺やハガキ用に少量生産されている。
この他にも、肥料、燃料、食料、生薬原料、漁具、葦ペン、ヨシパルプなどの用途があり、現在でも利用されるものや、研究が行われているものもある[3]。
近年ヨシ原は、浅い水辺の埋め立てや河川改修などにより失われることが多くなり、その面積を大きく減らしている。ヨシ原は、自然浄化作用を持ち、多くの生物のよりどころとなっているため、その価値が再評価されてきており、ヨシ原復元の事業が行われている地域もある。
文学
葦に関して最も有名なヨーロッパ文学での言葉はブレーズ・パスカルによる「人間は考える葦(roseau pensant)である」以外にないだろう。ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの寓話「オークと葦」(Le chêne et le roseau)では傲慢なオークが倒れてしまったのに対し、倒れないように自ら折れて風雨を凌いだ葦の姿が描かれている。
また、古事記の天地のはじめには最初の二柱の神が生まれる様子を「葦牙のごと萌えあがる物に因りて」と書き表した。葦牙とは、葦の芽のことをいう。その二柱の神がつくった島々は「豊葦原の千秋の長五百秋の水穂の国」といわれた。これにより、日本の古名は豊葦原瑞穂の国という。更級日記では関東平野の光景を「武蔵野の名花と聞くムラサキも咲いておらず、アシやオギが馬上の人が隠れるほどに生い茂っている」と書き残し、江戸幕府の命で遊郭が一か所に集められた場所もアシの茂る湿地だったため葭原(よしはら)と名づけられ、後に縁起を担いで吉原と改められた。
古代エジプトの死者の書に書かれる人が死後に行くことができる楽園アアルは葦が繁る原野である。
短歌
万葉集では、蘆、葦、安之、阿之という書き方で50首におよび詠まれている。和歌において様々な異名が用いられるのも特徴で、ハマオギ、ヒムログサ、タマエグサ、ナニワグサといった別名が使われるほか、方言ではスゴロ(青森)、アセ(和歌山)、コキ(鳴海)、トボシ(垂水)、ヒーヒーダケ(串木野)という言葉が一部に未だ残っている。
ことわざ
「難波の葦(アシ)は伊勢の浜荻(ハマオギ)」は、物の名前が地方によって様々に異なることをいう。平安末期の住吉杜歌合において、藤原俊成の言で「難波の方ではあしとだけいい、東(あづま)の方では、よしともいう」とあり、また「伊勢志摩では、はまをぎ(ハマオギ)と名づけられている」と書き残されている。
「葦の髄から天井をのぞく」とは、せまい了見では物事を捕らえることはできないという意味。中国の荘子にある「管を以て天を窺う」という言葉と同じ意味を持つ。
「すべての風になびくアシ」とはフランスのことわざで、都合によって節操をかえることを指す。
「折れたアシ」「アシによりかかる」の両方ともイギリスのことわざで、「あてにならない」という意である。旧約聖書列王紀においてもエジプトを折れかけのアシに例えて、頼ってはならないという同様の意味で使われている。ヨーロッパにおいてアシはその弱さを人間性の一面と見る向きがあるが、一方では「アシが矢となる」ということわざがあり、実際にその茎の特性から矢として使用されたこともある。前述の寓話を元にした「嵐がくればオークは倒れるが、アシは立っている」ということわざもあり、ヨーロッパにおいてアシは弱さと同時に強かな存在とされていた[4]。
- ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2012年2月14日閲覧。
- ^ Saltonstall, K. 2002. Cryptic invasion by a non-native genotype of the common reed, Phragmites australis into North America. Proc Natl Acad Sci 99(4): 2445-2449.
- ^ 西川嘉廣 『ヨシの文化史 : 水辺から見た松江の暮らし』 サンライズ出版〈淡海文庫〉、2002年。ISBN 4-88325-133-0。
- ^ 足田輝一編 『植物ことわざ事典』 東京堂出版、1995年。ISBN 4-490-10394-8。
- 1 ヨシの概要
- 2 画像
Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ) |
出典:Wiktionary |
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
由
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品詞の分類
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