矢田津世子とは? わかりやすく解説

矢田津世子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 13:23 UTC 版)

矢田 津世子(やだ つせこ、本名矢田ツセ1907年明治40年)6月19日 - 1944年昭和19年)3月14日)は、日本の小説家随筆家秋田県南秋田郡五城目町出身。はじめモダン派であったが純文学に転進し、1936年に小説『神楽坂』が第3回芥川賞候補に選ばれる。文章力と美貌を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。坂口安吾の恋人とされる。大和生命第5代社長の矢田不二郎は兄。


  1. ^ 名古屋転居の経緯について、多くの文献では「兄とともに東京から名古屋に移り住んだ」という記述がされているが、名古屋近代文学史研究会では「兄が九州の支店から名古屋支店に転勤になるのに合わせて、母親とともに東京から名古屋に移った」と記されている。
  1. ^ a b c d 小野一二. “矢田津世子 文学ひとすじ”. すばらしい先輩たち 第1集. 五城目町教育委員会. 2017年3月2日閲覧。
  2. ^ 坂口安吾と矢田津世子―京都・伏見、秋田・五城目”. 愛の旅人. asahi.com. 2017年3月2日閲覧。
  3. ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)333頁
  4. ^ a b 矢田津世子文学記念室”. 秋田ふるさと検定対策・秋田の基礎知識. チームふるさと. 2017年3月2日閲覧。


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