東京都区部
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情報通信
マスメディア
放送局
ラジオ
- TBSラジオ - キー局でありながら流される情報は東京都中心(開局直後の1970年代初頭から放送されている「都民ニュース」という番組がある)。
- かつしかFM - 葛飾区
- FMえどがわ - 江戸川区
- RADIO CITY - 中央区
- エフエム世田谷 - 世田谷区
- レインボータウンFM - 江東区
- 渋谷のラジオ - 渋谷区
生活基盤
ライフライン
電信
電話番号
東京都区部の市外局番としては03が使用される。ただし、NTTの収容ビルの関係で世田谷区に隣接する狛江市の大部分と調布市・三鷹市の一部地域でも使用されている。神奈川県・埼玉県・千葉県に隣接するが、尼崎市でも使用される大阪06とは異なり都外では使用されていない。東京都区部の市内局番は1960年(昭和35年)2月7日から3桁(それ以前は2桁。1956年(昭和31年)7月27日以降開局の収容ビルから順次先行3桁化)であったが、対象となる電話加入者の急激な増加に対応しきれなくなってきたため、1988年(昭和63年)2月8日から新規加入者を中心として段階的に5で始まる4桁のものが使い始められた。1991年(平成3年)1月1日からは、既存の3桁の市内局番の利用者についても、その前に3を加えた4桁に変更することで、全面的に4桁に切り替えられた。また、2003年(平成15年)ごろから4または6で始まる4桁が増えてきた。
練馬区西大泉町は埼玉県新座市域内にある飛地であるため、市外局番は新座市と同じ048となっていたが、住民の交渉によって03となった[24][25]。
交通
空路
- 東京国際空港(羽田空港)
- 東京都大田区に所在する日本最大の空港であり、世界でも有数の規模を有する。1978年5月の成田国際空港開港以降は日本の国内線を中心としているが、2010年10月に現在の第3ターミナルに当たる新国際線ターミナルビルが開業してからは国際線も再び強化されている。都心部との距離が近いため、日本政府の政府専用機や、国賓級の乗客が利用する外国政府の特別機も東京国際空港を使用することが多い。都心部との交通手段として東京モノレールと京浜急行電鉄がターミナル直下に乗り入れるほか、リムジンバスが都内の主要駅や主なホテル、近隣県の主な駅との間を結んでいる。他に路線バスやタクシーなどの連絡手段も利用される。
- 成田国際空港
- 千葉県成田市に所在する日本最大の国際空港である。国際線が主体であるものの、2012年にLCCが就航してからは国内線も大幅に強化された。東京都心との連絡手段は、開港当時には東関東自動車道経由のリムジンバスと、ターミナルから離れていた当時の成田空港駅(現:東成田駅)まで乗り入れていた京成電鉄のスカイライナーに限られていたが、1991年3月から空港ターミナル直下に東日本旅客鉄道と京成電鉄が乗り入れるようになり、アクセス利便性が向上した。しかし東京都の都心部からはなお1時間程度を要することもあり、2010年7月に成田高速鉄道アクセスが開業した。これにより所要時間が最速で約40分まで短縮された。
鉄道
東京都区部には鉄道網が多数張り巡らされている。中央駅は東京駅。ほかにも新宿駅・渋谷駅・池袋駅・品川駅・北千住駅・上野駅などが区部各地域のターミナル駅として機能する。
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東京駅
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東京都区部の主要なターミナルを環状につなぐ山手線
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東京都心部から関東近郊を結ぶ上野東京ライン・湘南新宿ライン
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東京副都心から都心部を東西に直進する都営地下鉄新宿線
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東京の臨海部を走行する新交通ゆりかもめ
主要駅
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路線
東京都区部のJRの駅は、すべて特定都区市内制度の「東京都区内駅」に所属する。
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バス
路線バス
![](https://weblio.hs.llnwd.net/e7/redirect?dictCode=WKPJA&url=https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2F7%2F79%2FToei_Bus.jpg%2F200px-Toei_Bus.jpg)
23区内で完結する路線を有する事業者を記載する。23区外から高速バス路線で乗り入れる事業者については省略。
各区が関与するコミュニティバスについては、日本のコミュニティバス一覧#特別区・島嶼部を参照。
道路
- 土曜日午後10時から、翌朝日曜日午前7時まで、首都高速道路や国道357号線を除き、環状七号線を含むそれ以内都心方向・環状八号線一部区間で大型貨物車の進入が規制されている[26]。東京都道318号環状七号線#大型貨物車の規制・東京都道311号環状八号線#概要も参照。
高速道路
国道
放射線を南方向(東京湾沿い)から東方向(東京湾沿い)へ時計回りに列挙。
- 国道357号(神奈川方面の一般部は未開通)
- 国道130号
- 国道131号
- 国道15号
- 国道1号
- 国道466号
- 国道246号
- 国道20号
- 国道254号
- 国道17号
- 国道122号
- 国道4号
- 国道6号
- 国道14号
- 国道357号(千葉方面)
環状線
- 国道298号(葛飾区の端をかすめる。)
航路
港湾
- 東京港
- 23区東部、東京湾に面する港湾。都が管理している。港則法上では「京浜港東京区」といい、「京浜港川崎区」の北部に隣接する。
- 日本の主要な国際貿易港のひとつで、横浜港とともに「スーパー中枢港湾」として国から指定されている。
- 詳細は東京港の項目を参照。
水上バス
![](https://weblio.hs.llnwd.net/e7/redirect?dictCode=WKPJA&url=https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2F5%2F5c%2FHimiko_Cruise_Ship.jpg%2F200px-Himiko_Cruise_Ship.jpg)
- 東京都観光汽船
- 浅草・お台場直通ライン(通称:ヒミコ航路)
- 隅田川ライン他
- 東京水辺ライン
- 両国・お台場クルーズ他
- 荒川水上バス
- なぎさコース(秋ヶ瀬 - 川口 - 堀切 - 葛西臨海公園)
- レインボーコース(葛西臨海公園 - お台場海浜公園)
- なぎさ・レインボーコース(秋ヶ瀬 - 川口 - 堀切 - 葛西臨海公園 - お台場海浜公園)
- アーバンランチ
ナンバープレート
東京運輸支局の区分け
区部では以下のように区分けされている(東京運輸支局も参照)。
- 品川ナンバー - 千代田区・中央区・港区・品川区・目黒区・大田区・渋谷区(ここに島嶼部も含む)
- 練馬ナンバー - 新宿区・文京区・中野区・豊島区・北区・練馬区
- 足立ナンバー - 台東区・墨田区・荒川区・足立区・江戸川区
- 世田谷ナンバー(ご当地ナンバー) - 世田谷区
- 杉並ナンバー(ご当地ナンバー) - 杉並区
- 板橋ナンバー(ご当地ナンバー) - 板橋区
- 葛飾ナンバー(ご当地ナンバー) - 葛飾区
- 江東ナンバー(ご当地ナンバー) - 江東区
観光
注釈
出典
- ^ JIS X0402より
- ^ “第Ⅲ章 市区町村別面積 13 東 京 都” (PDF). 令和6年 全国都道府県市区町村別面積調(1月1日時点). 国土交通省 国土地理院. (2024-03-25). p. 28 2024年6月10日閲覧。
- ^ 大辞泉「東京都区部」。「区域」という語を使って説明している。
- ^ “多極分散型国土形成促進法(昭和六十三年法律第八十三号)第四条:国の行政機関等の東京都区部からの移転等”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2015年9月11日). 2020年1月23日閲覧。 “2016年4月1施行分”
- ^ “東京都の県庁(都庁)所在地について|その他の情報|東京都政策企画局”. 東京都政策企画局. 令和5年1月18日閲覧。
- ^ “東京都の都庁所在地が「新宿」ではなく「東京」なのはなぜですか。|株式会社帝国書院”. (株)帝国書院. 令和5年1月18日閲覧。
- ^ a b c 県と歪み増す政令市 大都市行政現状を探る 『日本経済新聞』 平成23年11月22日 東京・首都圏経済面
- ^ a b 明治四年朱引内四十四区制について 中元幸二 『東京都公文書館 研究紀要』(第4号)、pp.14-40、平成14年3月
- ^ 最高裁大法廷判決昭和38年3月27日刑集17巻2号121頁参照。
- ^ 1875年〜1881年は赤坂区溜池葵町(港区虎ノ門)、1882年〜1922年は麹町区代官町(皇居北桔橋門付近)、1923年〜2014年12月1日は千代田区大手町、2014年12月2日以降は千代田区北の丸公園で観測。
- ^ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2024年2月14日閲覧。
- ^ “観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年2月閲覧。
- ^ “過去の気象データ”. 気象庁. 2022年1月1日閲覧。
- ^ 観測部東京管区気象台『測候時報』 83巻、気象庁、2016年。ISSN 2758-1381 。
- ^ 予報と警報・注意報の細分区域一覧表 気象庁 (PDF)
- ^ 東京都産業労働局総務部企画計理課編「第2部第3章」『東京の産業と雇用就業2008』(PDF)東京都産業労働局総務部企画計理課、2008年、72頁 。
- ^ “東京湾の人工島帰属、判決確定へ=大田区控訴せず、五輪会場は江東区”. 時事通信. (2019年10月3日) 2019年10月7日閲覧。
- ^ 東京都統計年鑑 平成18年 2 人口 2-3 地域別人口(東京都)
- ^ 『令和2年国勢調査 人口等基本集計 結果の要約』(PDF)(プレスリリース)総務省、2021年11月30日。オリジナルの2021年12月1日時点におけるアーカイブ 。2022年3月22日閲覧。
- ^ “令和2年国勢調査 人口等基本集計結果概要”. 東京都の統計. 東京都総務局統計部. 2022年3月22日閲覧。
- ^ “一覧”. 2024年1月7日閲覧。
- ^ “東京カレンダー | 最新のグルメ、洗練されたライフスタイル情報”. 東京カレンダー | 最新のグルメ、洗練されたライフスタイル情報. 2024年4月14日閲覧。
- ^ [1]
- ^ ねりままちづくり情報誌「こもれび」第45号 (PDF) (2011年10月)、財団法人練馬区都市整備公社 練馬まちづくりセンター
- ^ “埼玉にある練馬区の飛び地、港区にあるのに品川駅の謎”. NEWSポストセブン. 2023年3月24日閲覧。
- ^ 大型貨物等の都心部の通行禁止について 警視庁 2018年7月31日更新。2020年8月26日閲覧。
- ^ [2]
- ^ 三つ星、パリ抜き11店に ミシュラン東京2010年版
- ^ 美食東京、星200店に増 10年版ミシュランガイド
- ^ ミシュランガイドに取り上げられている主な都市の星数
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